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日本の「食」は安すぎる の商品レビュー

3.5

34件のお客様レビュー

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2013/06/15
  • ネタバレ

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TPPや遺伝子組み換え植物など、食に関する問題は後を絶たない。 そんな中で、消費者はどうあるべきか、考えさせてくれる一冊になるかと思う。学問的というよりはやや経験に偏っている感もあるけど、そういうエピソードが読みやすくもしてくれている。 集中すれば2時間くらいで読めるので、食に関心がある人は一度読むといいかもしれない。

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2013/04/05

低価格が当たり前の世の中になっているが、そこに疑問を持つ消費者が少ないように思う。 私も最近までその一人だったが、それほどまでに低価格が浸透しているということだろう。 価格がすべてではないが、どうしてこの値段なのだろうと少し考えてみると、なるほどそれなりの理由がある。 逆に、高い...

低価格が当たり前の世の中になっているが、そこに疑問を持つ消費者が少ないように思う。 私も最近までその一人だったが、それほどまでに低価格が浸透しているということだろう。 価格がすべてではないが、どうしてこの値段なのだろうと少し考えてみると、なるほどそれなりの理由がある。 逆に、高いものに関してもその分手間がかかることなどの理由がある。 その両者について、本書で具体的に知ることができる。 著者が言うように、「安さはシグナル」というのは大袈裟な話ではないと思う。消費者自身もそのような意識を持って、選択していくべきだ。

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2013/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「国産」「無農薬」が高くなるのは当然だという理屈を色々な例を挙げて説明してくれるので分かりやすい。 しかし、タイトルにある「日持ちする弁当」については章一つ分だけで、あとは食材としての話だったので、自炊しない自分にはそれほどピンとこなかった。 「ありえないほど美味しい漬物が多い、もっと自然な味のものを求めたい」など、いや、美味しいのは別にいいんじゃないのか?と言ったような、作者の好みが多分に影響している内容が多いように感じた。

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2012/06/01

<メモ> ・ 有機JAS法…化学合成農薬・肥料を使用しないことを基本として生成された農産物。証明・審査にコストがかかる ・ 買い控えるより買い支える ・ 最近の漬物は本漬け(素材が乳酸発酵するまで長期保存したもの、たくあん)より浅漬け(塩をして一夜、白菜やキュウリ)が多い。たくさ...

<メモ> ・ 有機JAS法…化学合成農薬・肥料を使用しないことを基本として生成された農産物。証明・審査にコストがかかる ・ 買い控えるより買い支える ・ 最近の漬物は本漬け(素材が乳酸発酵するまで長期保存したもの、たくあん)より浅漬け(塩をして一夜、白菜やキュウリ)が多い。たくさんも化学調味料に入れた浅漬け的なものになってきている。 ・ 現代の酢は全面発酵された速醸酢が中心。ツンとする軽い風味。   一方静置発酵の酢は旨み成分に富むが複雑な味。

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2011/10/23

確かに現状、安いものにはわけがあるとは思う。一方、生産者側にコストパフォーマンスを上げる努力の余地が無いとも思えない。流通業やその他製造業等の工夫努力と比べてどうだろうか。 生産者側にからのさまざまな保護政策を求めるためのアピール、それを字義通り受け止める優しい消費者も農業問題の...

確かに現状、安いものにはわけがあるとは思う。一方、生産者側にコストパフォーマンスを上げる努力の余地が無いとも思えない。流通業やその他製造業等の工夫努力と比べてどうだろうか。 生産者側にからのさまざまな保護政策を求めるためのアピール、それを字義通り受け止める優しい消費者も農業問題の本質をわかりにくくしていると感じる。

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2011/10/22
  • ネタバレ

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肉や野菜等、普通に出回る安いものと国産のこだわったものを比べ、なぜ安いか、なぜ高いかを解説。知らないことだらけでなかなか興味深い

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2011/08/18

ヤマケンの本 少しでも成分表をきちんとみて買い物しようと思った 値段の理由を考えたことはまともになかったので良い機会だと思った

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2011/06/12

 本が出版されたとき、購入したのと、著者からも送ってもらい、友人である著者からも10冊ほどプレゼントしてもらい、新入社員を中心に、周りの社員にも配り、多くの人に読んでもらったのを覚えている。  なぜ、レビューを書いていなかったのだろうと、今更に思うが、ちょうどこの頃は290円弁...

 本が出版されたとき、購入したのと、著者からも送ってもらい、友人である著者からも10冊ほどプレゼントしてもらい、新入社員を中心に、周りの社員にも配り、多くの人に読んでもらったのを覚えている。  なぜ、レビューを書いていなかったのだろうと、今更に思うが、ちょうどこの頃は290円弁当が東京で販売されるなど、デフレの勢いが食にも及んでおり、これはいったいどうなるのだと思っていた頃だったと思います。  そんな中、きちんとした食品を食べるには、今の社会環境はどうなんだろうと、問いかけた1冊である。  現在、様々な情報が散乱しているが、数字は冷静に見るべきだと思っている。インターネットの世界では、世界中の情報を見つけることができる。FAO(国連食糧農業機関)のHPには世界の食糧状況データが公開されている。そのデータを読み解くだけで、先進国の中で日本の食品価格が決して高く無いことや、青果物は逆に安いのではと分かると思います。しかしやはり、穀物は高いということも再認識できるでしょう。  そして、それは何故か、どうしていけばいいか、どういう選択をしようかと考えていきましょう。  先日、とことんオーガニック2011というイベントで、著者と行きと帰りの駅までの道すがら一緒になりました。出会ってから、かれこれ10年が過ぎ、お互い、40歳を迎え、しかしまだこれから進んでいこうと話して、分かれました。

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2010/12/20

クソ本。 「僕はグルメです。高くておいしいものを知ってます。美味しいものは高いんだよ。みんな安いもんばっか食べてないで高いもの食べようよ。」って内容。 これと言って有益な情報や目新しい情報はなく、浅はかな著者による自己マン本。

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2010/10/02

[ 内容 ] 安さだけの追求が、食品偽装を引き起こす。 タブーを犯さなければ生産者は生きていけない。 食品偽装の根源に迫る。 本物には、必要な「適正価格」がある。 買い支えよう、日本の素晴らしい食を。 [ 目次 ] 第1章 安すぎる「食」が偽装を引き起こす(「意図的に引き起こさ...

[ 内容 ] 安さだけの追求が、食品偽装を引き起こす。 タブーを犯さなければ生産者は生きていけない。 食品偽装の根源に迫る。 本物には、必要な「適正価格」がある。 買い支えよう、日本の素晴らしい食を。 [ 目次 ] 第1章 安すぎる「食」が偽装を引き起こす(「意図的に引き起こされた」事件 「消費者にも問題がある」という発言 ほか) 第2章 「本物」に必要な適正価格(日本の漬物は安すぎる 日本の豆腐は安すぎる ほか) 第3章 「庶民の味方」はいつまで続く?(日本の牛肉は安すぎる 日本の豚肉は安すぎる ほか) 第4章 「地元率」という大切なファクター(日本のラーメンは安すぎる 日本のハンバーガーは安すぎる ほか) 第5章 消費者の行動が日本の「食」を支える(購買という「権力」を正しく行使する 「こういう商品はないの?」と声を上げよう ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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