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日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない 講談社+α新書
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日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない 講談社+α新書

山本謙治【著】

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日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない 講談社+α新書

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商品詳細

内容紹介 安い食を求め続けるということは、身近な日本国内の生産者・製造業者を生活できない状況に追い込んでいくということ。本書で言いたいことは一つ、それは「日本の食品価格は安すぎる」ということ。新鮮で、安全で、美味しい食品は、高くて当たり前のものなのである。
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/03/20
JAN 9784062724906

日本の「食」は安すぎる

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商品レビュー

3.5

34件のお客様レビュー

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2024/09/08

食べ物の値段は、その品質に見合ったものであるべきだということを述べた本。 しかし、添加物、遺伝子組み換え作物は悪で、有機は安全だという偏見、勉強不足が見える。 本書には消費者の成熟という、射程の長い問題提起が含まれているが、著者は提言として、消費者が食品に対する知識を身につける...

食べ物の値段は、その品質に見合ったものであるべきだということを述べた本。 しかし、添加物、遺伝子組み換え作物は悪で、有機は安全だという偏見、勉強不足が見える。 本書には消費者の成熟という、射程の長い問題提起が含まれているが、著者は提言として、消費者が食品に対する知識を身につけること、生産者の努力に対して理解を深めるべきことくらいしか挙げていない。 これでは経済効率性の壁を破ることはできまい。 食べ物の食べ歩きの記述ばかりが多く、天然物は安全で美味しいとするグルメ本で終わっている感がある、もったいない本である。

Posted by ブクログ

2022/09/20

2008年発行書なので、少し情報としては古い部分があるとしても、著者の主張はタイトルの通り「日本の食は安すぎる」だが、それでもビジネスとして成立していることから、換言すれば「消費者が望む安く出来る食に迎合した日本の食産業」だろうか。 食の安全や信頼性にはコストが掛かるのは全く同...

2008年発行書なので、少し情報としては古い部分があるとしても、著者の主張はタイトルの通り「日本の食は安すぎる」だが、それでもビジネスとして成立していることから、換言すれば「消費者が望む安く出来る食に迎合した日本の食産業」だろうか。 食の安全や信頼性にはコストが掛かるのは全く同意するし、方向性としては環境負荷を考え、また日本の食糧自給率の向上も必要。 一方で、著者が言うところの「本物」を、現在の価格の何倍もする値段で販売することが、上記の解決策となるのか。 飛行機と車で富良野に行き、一杯800円のラーメンを食べることや、マクドナルドと比較する段で3200円のハンバーガーに価値観を求めるているのを見ると、そう言う流れで全体が構成されていると勘違いされるのではないかな。 生産者や販売者も、消費者と同じ立場に立つべきだと言うのは理解できるとしても、やはり笑顔で「いらっしゃいませ」と言ってくれる方が好感を持てると思うのだが。(著者はやりすぎと言う立場) 有機農法と手作りで、高くなっても買いたいと思う人は買うだろうし、貧困家庭で1日のエネルギーを供給出来れば良いと言う人は、今のままでも良いだろうし(もっと安くと言うダロウが)、要は色々な機会が提供されれば良いのではないか。利益を出してナンボの民間企業や販売店にそれを求めても、規制でもしない限りは無理な話しだと思う。

Posted by ブクログ

2021/05/03

本当に安ければいいの?手軽で安いって何か欠けて無いですか? 本書は消費者が安い商品を求め続ける結果、生産者は行過ぎた粗悪低コスト品を製造し人体に悪影響を及ぼす食材が増え続けていると警告しています。 安価な地鶏は偽装の疑い、日持ちする低価格弁当は添加物漬け、黄身の濃い卵は色素混...

本当に安ければいいの?手軽で安いって何か欠けて無いですか? 本書は消費者が安い商品を求め続ける結果、生産者は行過ぎた粗悪低コスト品を製造し人体に悪影響を及ぼす食材が増え続けていると警告しています。 安価な地鶏は偽装の疑い、日持ちする低価格弁当は添加物漬け、黄身の濃い卵は色素混餌の仕業等等 安い食材や食物は何かしらの手抜きや簡易的に製造された偽者であると著者は語り続けます。 なるほどその様な傾向にある事は何となく直感的に理解できるし大方間違いの無い事と思うのですが 本書中で例えば安い素材に何が使われているのか本物との違いは何処にあるのか、比較するデータや材料・産地・肥料・生産工程等科学的かつ客観的分析の表現が殆どなくひたすら安いは駄目、何処そこ何屋さんの何食物が美味い・安全などと主観的な話が多く読み進んでも記憶に残りません。。。 ただ非常に共感した事は、ほとんどの人は消費者で有りかつ生産者(供給者)であるから異常な安価品を求める事は自らを苦しめる事に繋がると、消費するだけの人は殆どいないのだから適正な対価を求めうる商品を売買出来るサイクルが大切だと。 私も心からそう思います。何世代にも亘って継続出来る将来を創る為に大切な事だと感じます。

Posted by ブクログ

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