未来をつくる資本主義 の商品レビュー

スチュアート・L.ハート【著】,石原薫【訳】

2010/01/21

結構ささっとよんだので内容うる覚え、
また、読みます。

持続可能性のある事業、BOPへのフォーカス
に関する内容だったと思う。

2010/01/17

グローバル企業がいかに持続可能に発展できるか。
社会的義務を果たすことと利益の追求は決して二者択一ではないことを数々の事例を交えて論じている。
前半が環境保護、後半がＢＯＰ。
成功例だけでなく失敗例も紹介し、真に持続可能な企業に脱皮するために必要な法則を提示している。
面白い！！
いま、資本主義は本当に転換期にあることが認識でき、自分の中の古い資本主義像を払拭できた。就活にもかなり影響した（笑）

2014/09/20

ムハマドユヌスに関連して。BOPと呼ばれる低所得者層こそ「関心と資本」が必要。それに気づいた企業には、「計り知れない規模と将来の可能性お秘めた未開拓の市場が待っている」と説く。

「現在という歴史上のこの時点において、国家や市民社会ではなく、営利を目的とする企業こそが、人類を持続可能な社会へ導く鍵を握っている」

2009/10/04

　んー考えさせられます。

　持続可能な社会と貧困問題を主なテーマに著者は主張を繰り返します。

　やはり持続可能な社会を構築してゆくには企業はビジネスの一環として取り組む必要があると。そして、援助や慈善事業では本来の目的が達成できないとも指摘しています。

　世界に40億人存在するBOP(Bottom of the Pyramid)を経済ピラミッドのトップダウン方式ではなく、ボトムアップ方式から支援してゆくこと、また先進国のビジネスモデルを後進国向けに改良することではなく、現地に土着化したBOPの目線で一からビジネスモデルを構築する必要があると筆者は強く主張しています。

　有名企業の失敗談とかは事態をわかりやすく説明しています。

　富裕層向けのブランド戦略もビジネスの一つではあるけど、広大な市場を利用した低所得者向けビジネスが今後注目されてくるのは時間の問題だと思います。

　創造的破壊・イノベーションが必要だけど期待してゆきたいし、力になりたいと思いました。