生きるコント の商品レビュー

大宮エリー【著】

2023/03/07

エリーさん、面白すぎる。
全部のページで笑わせてもらいました。
東大、電通からは想像できない、まさにコントのようなエリーさん。(お母さんもなかなかのものです)
この一冊で大好きになりました。
思わずエリーさんの事務所で求人募集していないか調べてしまいました。
募集してなかったー！！！

巻末のおすぎさんとの対談も、ちゃんとおすぎさんの声で脳内再生できて、これまた楽しいです。
いじめられっこで卑屈だというエリーさんに向けた、おすぎさんの言葉が響きました。
「個性が際だつと、疎外されるのよ。群れる人には共通項があって、共通項があるということは、個性がないということだから。」
うん、私も個性が際立っているということにしておきます！！

2021/07/04

読めば読むほどタイトルの意味が沁みてくるというか、
本当に存在が生きるコントなのだなあと思いました。
友人に勧められて初めてエリーさんを知り、エッセイを読んでみましたが、さらっと読めて面白かったので他の作品も読んでみようと思います。

お母さんについての文書は、くすっとするものもありましたが、グッとくるものもありました…。

2018/09/09

母に面白いからと薦められて手に取りました。
週刊文春で連載していたエッセイ。
ひとつの話が短いので、いつでもどこからでも気楽に読めます。
東大薬学部出身で、電通、脚本家、コピーライター、映画監督と、これでもかってくらい才能溢れる方だけど、関西弁が可愛い「おかん」に振り回されたり、雑誌の取材でヘアメイクさんに髭を剃られたりで、ものすごい肩書きを忘れて読めちゃいます。
短くてまとまりがよいし、言葉選びが的確で、さすがの文章力、表現のプロと思いました。

2017/03/22

大宮エリー版「私の履歴書」っぽい自己紹介エッセイ。
所々ニヤニヤ、ほろりとしながら気軽に読める。

コラムを読んでおっちょこちょいで変な人だなーというのだけ知っていたのだけど、読んだらまぁ想像以上にパワフルで変な（普通と違ってるって言ったらいいの？）人だった。きっと隣にいたら危なっかしすぎて、あれこれ周りに世話を焼かせる甘え上手なんだろうなーと。

あとよかったと思ったのは秘書さんに向けた「クビにしません！」の所。自分の上司だったら格好よくて「あなたに一生ついていきます！」と誓ってしまいそうだと思った。

2016/10/21

たかちゃんが面白いから！と言ってた大宮エリー。初めて挑戦しました。

営業にいく電車のなかで、大宮エリーのおかんの話を延々と語るたかちゃん。
人づてのあらすじで、ほんとうに面白いのか半信半疑だったけど…完全にトリコになりました。

面白すぎる！！
特に、エリーが犬飼いたいっておかんに言ったら、おかんが犬になるシーン。

カフェで読みながら、笑いました。
なんだか1人で本読みながら笑うなんて恥ずかしすぎるけど、生きるコントを読んでると周りなんて気にしないで楽しい時は声に出して笑っていいんだ！それが健康なんだ！って思えました。

これから大好きになる作家さん。

2016/02/07

大宮エリーのエッセイ本

やっぱこの人ほんと変！
東大と電通ってそういう人だらけなんだろうな〜

中身はタイトル通りというか
ハプニングを自ら選んでる話ばかり

あと、おかんも変！
この親にしてこの子ありとはまさにこのこと

2016/01/11

東大には利口とバカしか居ない、自身は後者とテレビで言っていた。そんな著者はどんなエッセーを書いているのか興味あって読んでみたが面白すぎる。大宮エリーさんが大好きになってしまいました。

2015/08/02

映画監督で脚本家の大宮エリーのエッセイ。
おかんの話など、面白おかしく読めます。

サラリーマンNEOの脚本とか書かれた人なんですね。
映画監督と名乗るのは、覚悟を示しているのだそう。

誰が見ても文系なのに理系に憧れ、東大の試験は難しくて合格点が低いので、理系が零点でも合格の可能性があるところに賭けたんだとか。東大の薬学部を出て、電通に勤めていたそう。
こんな面白さがいっぱい詰まってる人、東大出で電通にいるんだ？　いやキャリアに関係なく、この人だけ‥？だね！

薬剤師の国家試験を受けるのをすっぽかし、リオのカーニバルに行ったという。
このときのエピソードが爆笑ものでした。
昼間、水着を着ている人が多かったので、ここではそうなんだと夜もビキニを着て出かけたら誰も夜はそんな格好はしていなかった‥

子共の頃、学校ではいじめられていて、おかんは応援するつもりでいろんな弁当箱をいくつも用意してくれていた。
ところが内容が変わっているので、それも、いじめの原因に。焼きうどんだけ、とか。それはちょっと嫌だけど（笑）
何があったかすぐには言えないエリーさんの話を聞きだしてくれるおかんがいいなあ。
なんて言い返せばいいのか、一緒に考えてくれるおかんなのだが、同じことは言われないので、思いついた手が使えない、って。

おしゃれにはほとんど興味がないとか。
ほかの事で頭がいっぱいなんでしょうか。
転がり込んでくる系の恋人と、おかんがすぐ仲良くなってしまうとか。

巻末には、おすぎとの対談。
自慢話だねとビシッと言われて驚くエリーさん。
まあ別に自慢たらしい書き方ではないけど、基本、成功者ではありますからね。
タイトルのまんまの面白話に、内面が素直ににじみ出ているところもあって、好きになっちゃいますね☆

2015/05/12

大宮エリーさんのエッセイは周りにファンが多く、薦められたので読みました。
お、面白すぎる。
文章はもちろん、エリーさん自身が好奇心＆サービス精神旺盛で、憎めなくて、周りから愛される人だってことが伝わってきた。でも鼻にかけてないところがカッコいい。

2014/10/01

エリーさんの「おかん話」には笑ってしまった。エリーさんのエッセイを読んでると三浦しをんさんのエッセイを思い出してしまう。なぜだろう？シンクロしちゃうんです。なんとなく。２も借りてきたので早速読みます！