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ブルータワー の商品レビュー

3.7

151件のお客様レビュー

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    34

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/04

突拍子もない仮想未来として描かれる世界観がなぜか現実味を帯びているものに思えた。 なんならあり得る一つの形態、というか200年といわず、50年以内にあぁなっても可笑しくない気もする、 とにかくインフルエンザは怖い、 うがい手洗いをしよう。 「人は環境によってつく...

突拍子もない仮想未来として描かれる世界観がなぜか現実味を帯びているものに思えた。 なんならあり得る一つの形態、というか200年といわず、50年以内にあぁなっても可笑しくない気もする、 とにかくインフルエンザは怖い、 うがい手洗いをしよう。 「人は環境によってつくられる。だが与えられた環境を乗り越えるのも人だ」 このことばはわりあいすき

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2009/10/04

インフルエンザ・タイムスリップ・レジスタンス 40代の普通のサラリーマンが脳腫瘍で死の宣告を受け その後脳腫瘍の痛みで[意識のみ]200年後のウイルス蔓延世界にとばされ そこでその世界を救おうとする話。 終わり方は外国作品チックでちょっと意外! 【ほのぼのエンド】設定・描写...

インフルエンザ・タイムスリップ・レジスタンス 40代の普通のサラリーマンが脳腫瘍で死の宣告を受け その後脳腫瘍の痛みで[意識のみ]200年後のウイルス蔓延世界にとばされ そこでその世界を救おうとする話。 終わり方は外国作品チックでちょっと意外! 【ほのぼのエンド】設定・描写がしっかりした作品。 微量グロ・大人表現あり

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2009/10/04

函館に行く車中で読破。 フィクションならこのくらい壮大な書き方のほうがいい。 石田衣良のものでは、IWGPよりこういう作品のほうが好み。

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2009/10/04

石田衣良にしては珍しいSF作品。 近未来と現代の二つの世界テンポよく描いておりとても読みやすい。 ただ最後は若干無理があったような・・・

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2009/10/04

石田衣良さんの作品の中で一番好きです。 脳に出来た腫瘍によって余命いくばくも無いと医者に診断された主人公が未来の夢を見る――― そこは悪魔のインフルエンザウィルスが蔓延する世界だった。 ウィルス兵器にインフルエンザを使うという現実になりそうな怖さがあります。

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2009/10/04

こういう二つの世界を行き来するストーリーが好きだ。 だからってワケじゃなく、この話好きだな。 多少無理やり大団円でも。 「ここが周司さんの11番ですね」 残念ながらチョイ笑った。 満員電車で。

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2009/10/04

石田 衣良作品が好きで、手を出しちゃいました。 本格物と比べるとSFとしては、そこそこかもしれませんが、人物描写等、作者の良さは出ているといった印象です。 違うテイストを楽しむといった意識で読むにはいいかな。

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2009/10/04

一人の重症病人が、精神だけが遠い未来に行き来する話です。 その未来には、『黄魔(こうま)』と呼ばれる新型インフルエンザウイルスが蔓延し、地上ってか、大地に住めなくなってるんです。 長生き出来なくとも大地に生きる人々や塔に住む人々とかが居るんですが・・・・その塔の中にも、貧富の差が...

一人の重症病人が、精神だけが遠い未来に行き来する話です。 その未来には、『黄魔(こうま)』と呼ばれる新型インフルエンザウイルスが蔓延し、地上ってか、大地に住めなくなってるんです。 長生き出来なくとも大地に生きる人々や塔に住む人々とかが居るんですが・・・・その塔の中にも、貧富の差があったりや階級差別やら。 そこに伝説の嘘吐き王子と呼ばれる人間(今回の主人公)が、崩壊に向かった人類・・・・いや、世界を救うって話だったんですよね。 過去(主人公にとっての現在)が元で黄魔が作られてしまい、ワクチンも出来てない絶望的な状況で必死にもがいたりなんだりとするんですよ。 そんな主人公に希望を託し、死んでいく人々・・・・・そして、解決方法が見えてるのに、未来に持ち寄る事が出来ない葛藤。 死を刻々待ち続けた人間にもたらされた、最後の希望って感じですね。 この話を書き始めた頃が、ちょうど9.11テロあった頃だったらしく・・・・その時に、何度も流れていた映像を見て石田 衣良氏が考え、そして思った事を書いた。 それが、今回の『ブルータワー』らしいんですよね。

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2009/10/04

面白い!!! 痛みとともに、違う世界にいっちゃうの そこは新型インフルエンザにものすごーく浸食されててタワーの中でしか生活できなくて 世界観ができあがってて、すぐ入り込めます!!!

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2009/10/04

大好きな石田衣良さんの初SF作品。 そして過去一番で長い作品。 内容は悪性の脳腫瘍を宣告された主人公、瀬野周司は意識だけが200年をワープして、未来を救うお話。 最初は難しいことばっかり書いてあるから理解できないだろうな〜。時間かかるだろうな〜。 と思っていました。...

大好きな石田衣良さんの初SF作品。 そして過去一番で長い作品。 内容は悪性の脳腫瘍を宣告された主人公、瀬野周司は意識だけが200年をワープして、未来を救うお話。 最初は難しいことばっかり書いてあるから理解できないだろうな〜。時間かかるだろうな〜。 と思っていました。 しかし、見事に石田Worldにのめり込んでしまい、長いながら1日で読破。 途中ずっと座っていたから腰痛くなったけどこの作品に出会えて本当に感謝しました。 毎回ながら石田作品は素晴らしいです! 作品のモデルは9・11の貿易ビル。 そこから南北問題などの格差社会・インフルエンザなどウイルス…と大きなテーマに結びつきます。 ホントにただただすごいなーっと。 SFとか本当に興味ないし、難しい専門用語ずらーりだったけど内容設定が本当に面白かったです。 奥が深いいいお話。 名前の付け方もね。 ある意味石田さんらしくないお話だけど、ところどころらしいところを発見。 この舞台のテーマの街は新宿。 このようなSF作品にも街が登場してくるとやっぱり心暖まります。 あと愛のメモリーはやっぱり!という感じ。 石田作品のかかせない恋愛シーンですね。 ちなみに周司の相手の名前は利奈。 私と同じ名前! 草冠がついていれば完璧だったのに…笑 少し長くて難しいけど絶対にブルータワーの世界に引き込まれてしまうと思います。 是非読んでみてください! 自分は普通の人間だ。特別にすぐれているわけではない。あなたが同じ状況になれば、同じことをするだろうし、きっと同じように成功するだろうと。

Posted byブクログ