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モザイク事件帳 の商品レビュー

3.1

25件のお客様レビュー

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2024/01/08

小林泰三さんの小説は初めて読むが、出てくる探偵さんが皆ユニークで癖がありすぎて読んでいて面白かった。また、ひとつひとつの短編が“ミステリでお馴染みの七つの「お題」”を取り扱っていて、ミステリの魅力がぎゅっと凝縮されているようで楽しかった。 一番、面白かったのは1話目の「大きな森の...

小林泰三さんの小説は初めて読むが、出てくる探偵さんが皆ユニークで癖がありすぎて読んでいて面白かった。また、ひとつひとつの短編が“ミステリでお馴染みの七つの「お題」”を取り扱っていて、ミステリの魅力がぎゅっと凝縮されているようで楽しかった。 一番、面白かったのは1話目の「大きな森の小さな密室」。それと、いくつかの話に出てきた徳さんが探偵として一番面白かった。

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2021/07/30

短編のため、さらっと読むことができる。 設定がかなりおもしろい。 題は忘れてしまったが、パン屑のお話が1番好きです。

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2020/04/19

*『大きな森の小さな密室』改題* 犯人当てから倒叙もの、SF、バカミスまで、色んなテーマで綴られた7つの短編集。 今まで読んだ小林作品から、ホラーやSFっぽいミステリを書く作家さんだと思っていたので、まずその作風の豊富さに驚いた。 特に「更新世の殺人」。150万年前の地層から...

*『大きな森の小さな密室』改題* 犯人当てから倒叙もの、SF、バカミスまで、色んなテーマで綴られた7つの短編集。 今まで読んだ小林作品から、ホラーやSFっぽいミステリを書く作家さんだと思っていたので、まずその作風の豊富さに驚いた。 特に「更新世の殺人」。150万年前の地層から見つかった女性の遺体について、バカバカしいことを真剣に議論する様子と、ラスト一行の礼都のツッコミが可笑しみを誘う。 「大きな森の小さな密室」は、密室の謎を論理的に解いていく純粋な犯人当て。「路上に放置されたパン屑の研究」は、前向性健忘の田村二吉と徳さんの軽妙なやり取りが面白い。 他の作品の登場人物がたくさん出てくるらしいが、未読のものが多いので、あまり分からず。単体でも十分楽しめるので問題ないけど、また他の作品も読んでみたい。

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2019/05/09

別作品のキャラクターが登場してくるので、作者が好きな人には「あの人だ!」と楽しめる。 中身に大どんでん返しはなく、犯人はお前だ!で終わり。作者のラスト一行までの裏切りが好きなので、短編でそこまで望むのは難しいようだ。 理論や説明がずらずらーっと並べられ、頭に入らなかった短編が多か...

別作品のキャラクターが登場してくるので、作者が好きな人には「あの人だ!」と楽しめる。 中身に大どんでん返しはなく、犯人はお前だ!で終わり。作者のラスト一行までの裏切りが好きなので、短編でそこまで望むのは難しいようだ。 理論や説明がずらずらーっと並べられ、頭に入らなかった短編が多かった。 気に入ったのは、〈遺体の代弁者〉。お気に入りのキャラクターで嬉しかったのに加え、加害者の見事な悪役っぷりは潔くて面白かった。

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2017/03/29

03/26/2017 読了。 図書館から。 他の作品の人が多々出ていて、そこのところ、 ワクワクしました。

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2015/02/04

犯人当て、安楽椅子探偵、日常の謎、バカミス……ミステリでお馴染みの七つのお題を解くのはマッドサイエンティストに記憶障害の探偵、超天才殺人者!「大きな森の小さな密室」「氷橋」「自らの伝言」「更新世の殺人」「正直者の逆説」「遺体の代弁者」「路上に放置されたパン屑の研究」収録。 小林...

犯人当て、安楽椅子探偵、日常の謎、バカミス……ミステリでお馴染みの七つのお題を解くのはマッドサイエンティストに記憶障害の探偵、超天才殺人者!「大きな森の小さな密室」「氷橋」「自らの伝言」「更新世の殺人」「正直者の逆説」「遺体の代弁者」「路上に放置されたパン屑の研究」収録。 小林泰三ワールドなとんでもミステリ短編集。とんでもなんだけど、きちんと、とんでもじゃないと成立しない話なのがおかしい。

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2014/04/16

小林泰三のあんまりグロく無いミステリ短編集。 色々な作品の様々な人がクロスオーバーしたりして大変面白く楽しく読めます。 まさかΣさんまで…! まだ読んでない作品を当たって行こうと思いました。

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2012/11/06

オーソドックスな犯人当てからSFに日常の謎やバカミスまで、いろんなミステリを文字通りモザイクのように組み上げた一冊。 一編一編はそんなに長くないものの、それぞれ趣向が異なっているため読んでいて飽きません。 それなりに深刻な話もあるんですが、全体に漂うバカミスっぽさが読んでいて疲れ...

オーソドックスな犯人当てからSFに日常の謎やバカミスまで、いろんなミステリを文字通りモザイクのように組み上げた一冊。 一編一編はそんなに長くないものの、それぞれ趣向が異なっているため読んでいて飽きません。 それなりに深刻な話もあるんですが、全体に漂うバカミスっぽさが読んでいて疲れないというか。なんか癒されますねw 作者の別作品のスピンオフ的な側面もあるようで、ちょっと別の話も読んでみたくなりました。

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2012/08/09

リンクがあったりなかったり、パターンがそれぞれ違っていて不思議な短編集だった。他の作品を読んでいれば楽しいのかも。

Posted byブクログ

2012/03/14

気負うことなく、楽しく読めます。 既出の探偵さんたちなんですね。 そんなん他の作品も気になるやんけ。

Posted byブクログ