夢のような幸福 の商品レビュー
【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、おすすめはあるかと読書会で聞いたらこの本をおすすめされた。 【あらすじ】 欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を...
【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、おすすめはあるかと読書会で聞いたらこの本をおすすめされた。 【あらすじ】 欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉“ そうしたらばガニ。いや、すいません、なんか言いたくなったんです。そうしたらば、ですよ。” ◉ “日常の中で起こる小さな出来事は、放っておいたらどんどん忘れていってしまう。…(略)… だから、自分で書いたエッセイを読みかえすと、いつも不思議な気分になる。 もうとっくに忘れてしまっていたような些細なことが、ものすごくなまなましく、文字として残っているからだ。なんだか、自分ではない人間の日常を、垣間見ているような気分にさえなってくる。” ◉ “記憶は消え去るから美しいのであって、記録することは罪である。” 【感想】 『お友だちからお願いします』がいかに「よそゆき」仕様だったかよ〜〜〜く思い知らされました笑 しをん先生!!愛の重さについて行けないです!!!! 先生のオタク話について行きたいのだが、あまり分からなかった…悔しい。 無理もない。当時は2002年。私は9歳のときだ… やはり世代の違いは大きいだろう。 他のエッセイ本もきになるけど、最近のもの(『しんがりで寝ています』)を図書館で予約しているから楽しみにしつつ、そろそろしをん先生の小説を読みましょう!!!(何度目???笑)
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漫画等の要約が上手い。おもしろいことを如何におもしろく伝える筆の力を感じる。ご友人や弟さんとの掛け合いが漫談で最高。『ガラかめ』の速水氏についてはほんとそれ……!白泉社バンザイ。
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しをんさんは、私には「心の広い神経質な人」が合うと言う。 あまり聞かない言い回しだ。 私は「心が狭くて無神経な人」だから、自分と反対の性格の人がいいんだと。 表現の魔術師だと思う。 「寝ようと思えばいつでも寝れる、いくらでも寝れる。」を、 「睡眠に関しては、瞬発力、持久力とも...
しをんさんは、私には「心の広い神経質な人」が合うと言う。 あまり聞かない言い回しだ。 私は「心が狭くて無神経な人」だから、自分と反対の性格の人がいいんだと。 表現の魔術師だと思う。 「寝ようと思えばいつでも寝れる、いくらでも寝れる。」を、 「睡眠に関しては、瞬発力、持久力ともにかなり優等生だと自負している。」と言い変える。 言葉の魔術師だと思う。 しをんさんのエッセイは、とてもテンポよく読めるのだが、 「脳内麻薬物質が分泌されている状態で、勢いに任せて書いている。」と書いてあった。 なるほど、この書き手の勢いが読み手にも伝わってくるんだな。 そして、読み手にも脳内麻薬物質が分泌されてきているに違いない。 本書では、自分と同じ錯覚をしていた三浦しをんさんがいた。 心斎橋にて:しをんさん「通天閣がないよ!」「何度も心斎橋からの中継映像を見たが、そこには通天閣も映っていたぞ!」 大阪に詳しい友達二人「映ってないってば」 自分にも、通天閣の"日立"の文字と"グリコ"の看板、テレビでは同時に見ている感覚が確かにある。 浅草側の吾妻橋からアサヒビールのウン〇ビルとスカイツリーが一緒に見えるのと同じイメージ。 東京の人、きっと同じように錯覚している人が多いと思う。 三浦しをんさんの新しいエッセイが書店に並んでいたけれど、次は「乙女なげやり」だ。
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毎度、小説とエッセイのギャップが凄い。 私は彼女の小説をほぼ読みきってから、エッセイに手を出した口なので、初めは驚きました(笑) 今はエッセイの方にもはまってます。
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三浦しをんのアラゴルンへの情熱…すごいものがあるわ~。『ロード・オブ・ザ・リング』は観たけど、どれがアラゴルンかまったくわからない…。小汚い男ってどれだ(笑) あとパンパースのエピソードも好き。パンパへの愛情のために、1万円もオムツを買えるような友人はいないよ…(笑) 本当にネタ...
三浦しをんのアラゴルンへの情熱…すごいものがあるわ~。『ロード・オブ・ザ・リング』は観たけど、どれがアラゴルンかまったくわからない…。小汚い男ってどれだ(笑) あとパンパースのエピソードも好き。パンパへの愛情のために、1万円もオムツを買えるような友人はいないよ…(笑) 本当にネタに事欠かん人だなあ。
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おもしろかった。腹抱えて笑った。 おしむらくは話が古いこと。今から12年も前に書かれたものらしい。 タイムリーに読みたかった。
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初めてエッセイに手を出した。私の想像していた人物像とかけ離れていた。オタク指数の高さ、好きな物や人へののめり込み方、物事の捉え方とそれを表す言葉選びが天才的。久しぶりに本読んでて声出して笑った。 今年(2016年)1冊目に読んだ「光」を書いた人と同一人物とは思えない!
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欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想...
欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!(裏表紙) お気楽に読めて適度に笑える、と三浦しをんさんのエッセイは疲れている時に手に取りやすいです。 今回も大当たりが一つあり、それだけで十分満足(「この人また象に手紙送ってきましたよ!)。 ただ、解説の林望さんは…上の世代の方を取り込もうとしたのでしょうか。ちょいと苦しいような…。
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三浦さんのエッセイ最高。単行本の刊行は2003年のようなので、乙女なげやり以降のエッセイよりも古いと思われる。三浦さんの年齢が若いし、まだ恋愛したい感が強く、勢いがある。そして、まだ若干弟と距離がある(身内との距離ってなんや、という感じだが。)。遠慮かな? あんちゃんの「パンパ」...
三浦さんのエッセイ最高。単行本の刊行は2003年のようなので、乙女なげやり以降のエッセイよりも古いと思われる。三浦さんの年齢が若いし、まだ恋愛したい感が強く、勢いがある。そして、まだ若干弟と距離がある(身内との距離ってなんや、という感じだが。)。遠慮かな? あんちゃんの「パンパ」の話は最強に面白かった。あんちゃんさんはそれ以降のエッセイにも出てくるが、この話が一番エッジが効いている。
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180607*読了 しをんさんのエッセイは恐らく初めて。 いやーおもしろい!テンポが良くてすらすら読める。 電車やバスでの移動中に読むのにぴったりでした。 2003年に単行本で出版されたエッセイなので、時代背景は古いところがありますが、それはそれ。むしろ、あー2000年代ってこん...
180607*読了 しをんさんのエッセイは恐らく初めて。 いやーおもしろい!テンポが良くてすらすら読める。 電車やバスでの移動中に読むのにぴったりでした。 2003年に単行本で出版されたエッセイなので、時代背景は古いところがありますが、それはそれ。むしろ、あー2000年代ってこんな風だったよなぁとしみじみ。それだけ環境が進歩していくスピードが早いということですね。 ヴィゴ様の話が特におもしろかったです。ちょうどロード・オブ・ザ・リングを今更ながら見始めたところだったので、なんてタイムリー。 弟くんとのやり合いもぷっと笑ってしまうおもしろさでした。 エッセイは最近も出されてるのだろうか。もし出ているなら読みたい。
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