ベリーショーツ の商品レビュー
以下、読み終えた当時、別サイトに私が寄せていたレビューです。 開けた時、思わず「かわいいっ!」と言ってしまいます。 あちらこちらに仕掛けがあって、わくわくすること間違いなしです。 シュールなイラストもキュートで、大人の遊び心をくすぐります。 内容は、エッセイ?と思いきや、そうで...
以下、読み終えた当時、別サイトに私が寄せていたレビューです。 開けた時、思わず「かわいいっ!」と言ってしまいます。 あちらこちらに仕掛けがあって、わくわくすること間違いなしです。 シュールなイラストもキュートで、大人の遊び心をくすぐります。 内容は、エッセイ?と思いきや、そうでもないみたいです。 これはホントの話なのか・・・小説なのか・・・??? 不思議なおもしろ話の連続です。 読み始めると独特のシュールな言い回しにハマり、 どの話でも、そのちょっとマヌケなオチに吹き出してしまいます。 装丁からエピソードからイラスト仕掛けに至るまで全てが可愛らしく、わくわくします。 誰かにプレゼントしたくなっちゃいますね。
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エッセイでもない、小説でもない、よしもとばななの新境地。 ほぼ日刊イトイ新聞で連載されていた、 よしもとばななの新しい書きもの 「U.M.A.(未確認動物)」が本になりました。 日々、少しずつぽたぽたと感じてはたまっていく、 釈然としないこと、すっきりわりきれないこと、謎...
エッセイでもない、小説でもない、よしもとばななの新境地。 ほぼ日刊イトイ新聞で連載されていた、 よしもとばななの新しい書きもの 「U.M.A.(未確認動物)」が本になりました。 日々、少しずつぽたぽたと感じてはたまっていく、 釈然としないこと、すっきりわりきれないこと、謎なこと‥‥。 続けて読めば小説になるのかもしれないし? 日記かと思って読むと、どうやらそうでもないらしいし? 爆笑の回も多いのだけれど、泣かせることもあるんだとか? 1編ずつは、数分で読みきれる短さ。 でも、54編あつまった「ベリーショーツ」が こころに残す何かは、とてもぜいたくに詰まっています。 装丁界の奇才・祖父江慎が渾身の力でおかしくて、 かわいい造本にしあげました。 横長文庫サイズ、本にまきつく長いしおり、 本の中の見えない場所に、あちこちひそむ生き物‥‥ 内外ともに、奇妙な本のできあがりです。 0歳〜3歳の子どもって、本当にかわいい。過ぎてしまえば、大変なことも忘れてしまうくらい、あの頃はかわいかったな〜(今でもかわいいですが)と思い出せるような、微笑ましいエピソードがたくさんあって、和みました。 文章を割るように描かれたゆるーいイラストも良い。
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この本の装丁の話を他の本で読んで,ぜひ実物を見てみたいと思って手にした。確かに凝った(といっては,デザイナーに失礼だろうか。。)装丁,レイアウトは面白かったし,こういうことをとことん考え抜けるっておもしろいことだよな,と祖父江慎のすごさを感じたけれど,コンテンツそのもの(よしもと...
この本の装丁の話を他の本で読んで,ぜひ実物を見てみたいと思って手にした。確かに凝った(といっては,デザイナーに失礼だろうか。。)装丁,レイアウトは面白かったし,こういうことをとことん考え抜けるっておもしろいことだよな,と祖父江慎のすごさを感じたけれど,コンテンツそのもの(よしもとばななのエッセイ)は,彼女の小説ほど引き込まれなかった。単純に,「エッセイ」なるものの内容に対する好みの問題だと思うけど。
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よしもとばななのベリーショーツを読みました。 もともとはWEBサイトのほぼ日刊イトイ新聞に連載したお話だそうで、ショートショートくらいの長さの54のエッセイが収録されています。 尾籠な話、2歳児の息子の話、変わった友達の話など面白い話が満載でした。 本の装丁も変わっていて、文...
よしもとばななのベリーショーツを読みました。 もともとはWEBサイトのほぼ日刊イトイ新聞に連載したお話だそうで、ショートショートくらいの長さの54のエッセイが収録されています。 尾籠な話、2歳児の息子の話、変わった友達の話など面白い話が満載でした。 本の装丁も変わっていて、文庫本の大きさで横に開くようになっています。 ヘタウマなイラストをよけるように文章が入っていていい感じです。 一つだけ気になったのはこんな小さい本なのに、ついている栞ひもが普通の単行本用ほどの長さだったので、邪魔になったことです。 これだったらつけなくてもいいんじゃないの?と思いました。
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クスっと笑えるショートストーリーが詰まった本。 1つの話がとても短い(3ページほど)ので、隙間時間にするすると読むことができた。 疲れた時に食べる一粒のチョコレートのような存在。 文章とゆるい挿絵が絶妙のマッチング。 小さくて横長の本は、絵本をめくるような気分だった。
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変わった形の変わったイラストの、大変そうなイラストの配置の本。 さらっと下ネタをはさんでくるのがいらっとする。笑 息子ちゃんが2歳くらいで、おしゃべりをしだしたところでとてもかわいい。 なっちゃんと何があったのか気になったけど、そんなこと書かなくていいのにね。
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ちょっとした、別に役に立たない、でもきらりと光る面白いこと。すぐに忘れてしまうけれど、なにかと楽しい事。人と分かち合いたいけれど、大げさに語るほどのことでもない事など、作者にとってのそんな話をちょっとずつ集めた本。 まず本が小さくて横長の不思議な形なのに驚き、しおりが長いこと...
ちょっとした、別に役に立たない、でもきらりと光る面白いこと。すぐに忘れてしまうけれど、なにかと楽しい事。人と分かち合いたいけれど、大げさに語るほどのことでもない事など、作者にとってのそんな話をちょっとずつ集めた本。 まず本が小さくて横長の不思議な形なのに驚き、しおりが長いことにまた驚いた。 よしもとばななの作品を読むのは初めてだけど、ショートエッセイ集だったのでさくっとすぐに読めた。 どれも面白いエピソードで思わず笑ってしまう。 挿絵がヘンテコなのがまた良い感じ。 チビちゃんがかわいい。
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笑っちゃうからあまり人前で読まない方がいいです。 子どもっておもしろいよね。 よしもとばななっぽくないな~
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作者の出産から、子どもが話だした頃までの子育て期。 そんな日々の中で、書き留めておかなければ、忘れてしまうほどの小さなこと…だけど、日常の中に確かにある楽しくて面白いこと。 そんなことが、たくさん集まった本でした。読んでいると、休日の昼下がりのように、まったりと和みます。
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つくりのおもしろい本でした。 よしもとばななさんのゆる〜いようで、じつはゆるくない文章と、なんとも表現のしようのない、こちらは完全にゆる〜い絵が絶妙にマッチしていて……。 いや、ただシンプルに言うと、おもしろいっ。です。
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