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北の夕鶴2/3の殺人 の商品レビュー

3.8

40件のお客様レビュー

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吉敷シリーズ最高傑作…

吉敷シリーズ最高傑作。トリックと今までのプロットが解かれていく感覚がいい。

文庫OFF

とにかく、読んで欲し…

とにかく、読んで欲しい。最後の大トリックは現実そのものを変えてしまうような、圧倒的な力を持っている。

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トリック自体は『本当…

トリック自体は『本当に可能なのか!?』と思ってしまうような奇抜なものでした。しかし、全ての謎が解き明かされると、とてもすっきりした気分になしました。吉敷刑事のプライベートな部分、彼の内面がたくさん描かれている作品です。

文庫OFF

吉敷刑事のトリックも…

吉敷刑事のトリックものです。トリックも面白いし、すごく良かったです。

文庫OFF

2024/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ううむ、いろいろとビミョー。 刑事が犯人に襲われた理由が分からない。 =>話しを盛り上げるためとしか思えない。 あるものが記念写真に写り込むが、かなり奇跡的なタイミングだし、しかも2枚(2回)も奇跡起こるし。 トリックも、かなり大掛かりで、そんなことできるの?だし。 島田さんって、こんな感じだったっけ?

Posted byブクログ

2024/04/06

昔の作品の割には,読みやすく,スラスラ読めました。 トリックはとんでもトリックでビックリしました。このトリックは金田一少年でもあったような?? この時代には斬新なトリックでみなさん驚いたんじゃないかなぁと思いました。

Posted byブクログ

2023/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉敷竹史シリーズの3作目。 前2作と同じようなタイトルなので、奇想的なトラベルミステリーを期待していたが、メインとなるのは「寝台特急ゆうづる」内の事件ではなく、釧路に立つ「三矢マンション」での殺人事件。 そこへ義経北行伝説と、主人公が元妻を追いかけるハードボイルド的な要素や、タイムリミットが加わる作品だった。 期待していた作風とは違うとはいえ、途中までは結構面白く読んだのだが、やはりメインとなるマンション殺人のトリックと、元妻の秘密の真相などで冷めてしまった。 (東北や北海道の風景描写も良かったのだが、さすがに北海道の寒さに対する認識が甘すぎるのではとは思った。地元の人はどう感じるのだろうか。) また、同じ島田作品の「異邦の騎士」との類似性を書いている人がいて、学生の頃に読んだ時にはとても良かった記憶があるが、ガッカリしそうで「異邦の騎士」を再読するのは悩む。

Posted byブクログ

2023/09/09

これは想像だけど、男性にとって通子はすごくいい女で、理想のマドンナみたいな そんな書き方されてるのじゃないかと思うのですが そこが理解できないとただただ長く感じちゃうんじゃないかな。 佳境なのに嫌われたくないから話したくない…、とか 挙げ句の果て大事なことは何一つ知らんとか め...

これは想像だけど、男性にとって通子はすごくいい女で、理想のマドンナみたいな そんな書き方されてるのじゃないかと思うのですが そこが理解できないとただただ長く感じちゃうんじゃないかな。 佳境なのに嫌われたくないから話したくない…、とか 挙げ句の果て大事なことは何一つ知らんとか めんどくさいし、使えねえ こちとらその話を聞くために一章分読んで来てんぞ… どこかでオススメされてるの見たから読んでみた本だけど、わたしには合わなかった。 トリックはなるほど、って思ったけど 解決編までの道筋が長過ぎでした。 読み飛ばせば良かった。

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2022/04/11

アツい吉敷竹史がココにいる。 『出雲伝説』『寝台特急』と読み進めて、時刻表を駆使したトリック解明を得意とする頭脳派刑事の印象を抱いたまま『北の夕鶴』に入ると、シリーズを間違えたかと思うほどの違和感にやや混乱。 とは言え、大沢在昌氏や今野敏氏のハードボイルドやアクション好きには嬉し...

アツい吉敷竹史がココにいる。 『出雲伝説』『寝台特急』と読み進めて、時刻表を駆使したトリック解明を得意とする頭脳派刑事の印象を抱いたまま『北の夕鶴』に入ると、シリーズを間違えたかと思うほどの違和感にやや混乱。 とは言え、大沢在昌氏や今野敏氏のハードボイルドやアクション好きには嬉しい誤算。 トリックは大掛かり過ぎてかなり非現実的だが、だからこそ面白い事件が出来上がっている。

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2021/09/11

列車ミステリーと思い手に取った作品でした。列車といえば密室殺人かなと、ちょっとドキドキしながらページをめくっていくと・・・ちょっと違った視点から責めていく密室殺人事件でした。でも、ハラハラドキドキはありました。 また、伝奇ミステリーも含んだ怪しいムードも感じました。 トリックが...

列車ミステリーと思い手に取った作品でした。列車といえば密室殺人かなと、ちょっとドキドキしながらページをめくっていくと・・・ちょっと違った視点から責めていく密室殺人事件でした。でも、ハラハラドキドキはありました。 また、伝奇ミステリーも含んだ怪しいムードも感じました。 トリックが現実的ではないという声を良く聞きますが、そういうミステリーも良いのではないでしょうか。小説の中のお話なのですから、その世界にどっぷりつかって、その世界で吉敷刑事と事件の真相を探っていけば面白いと思います。

Posted byブクログ