死神の精度 の商品レビュー
死神 千葉による6編の短編集 千葉の性格にユーモアさを感じれて クスッと笑える場面もありつつ 死神目線の内容はとても面白かった! 「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくてただの時間だ」
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推理小説?は何冊か読んで自分にはハマらない、と思っていたけどこれは好きだ 特に最後2つの短編は良かった。 千葉の淡々としているようで、意外と人間のことを理解しているところ 暑くないが冷たくない、その空気感が良かった。
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さすが代表作。スラスラと読み進められ、様々なシチュエーションの短編を次々と堪能できる。しかも終盤になると全てが繋がっていることに気付かされる。爽快かつ充実のエンターテインメント体験だった。読んでいない人にはぜひお勧めしたい作品
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死神の仕事は、死の可否を判断する事。 短編的に、それぞれの観察対象に近づき観察し、死の可否を決めていく。 元々絶望している人、抗い立ち向かおうとしている人、様々な『人』と過ごす中で、死神からの視点で追いかけて行くのが面白い。 音楽好きで雨に好かれる?死神の話。
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初伊坂幸太郎作品。かなりよかった。死神の語りが淡々としていて面白い。館の殺人事件に死神視点を持ち込むのはナシだろうと思いつつも笑えた。
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死神の千葉のキャラクターが淡々としているけど、どこか人間らしさや親しみを感じるキャラクター設定で良かった。そして死神という異種から見た人間世界の視点というかたちで、人間の面白さや非合理的さなどが新鮮に伝わってきて面白かったです。そこまで客観的に社会を眺められる伊坂幸太郎さん天才や...
死神の千葉のキャラクターが淡々としているけど、どこか人間らしさや親しみを感じるキャラクター設定で良かった。そして死神という異種から見た人間世界の視点というかたちで、人間の面白さや非合理的さなどが新鮮に伝わってきて面白かったです。そこまで客観的に社会を眺められる伊坂幸太郎さん天才やなあ。短篇集だから気軽に読めるけど、実は時代も違くて少し繋がりがあるっていうことが最後にわかって良かったです。個人的には盛岡と東北方面に逃げていく話が終わり方含めて良かった。お母さん、元気にしていたんだなぁっても思いました。
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これ大好きだけどなんで好きだったのかなと思って、再読したら、最後の話の意味がよく分かり、最後の話の空気感がとても好きでした。読後感がとても良い。人間と死神の噛み合わない会話が面白すぎました。
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再読。 同僚がちょいちょい出てくるの、いいよね。 死神と藤田、吹雪に死神が特に好き。 前に読んだとき気づかなかったけど、春出てきてるじゃん。伊坂さんの作品はそういうところも楽しめていいよね。
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全て死に関係する短編集だけど、嫌な気持ちにならない不思議な読後感。 『旅路を死神』『死神対老女』が特に好き。短編集なのに大きな伏線が回収される気持ちよさ。 面白かった! ★ 4.5
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アニメ「デスノート」にハマって「生死」がテーマの作品を無性に読みたくなって手を伸ばしました。千葉さんのキャラクターとストーリー展開が面白くて惹き込まれました。「死」は、死神の手によって前触れなく突如やってくるものなのかも。
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