美しいこと(下) の商品レビュー
講談社文庫のほうで読んでいたけれど、いまさらながらよくよく調べると「愛しいこと」という続編があるらしい。 ということで(箱の中の余韻もあり)速攻買って読んだ。 もどかしいし、寛末ひどい!とか思いつつも……やっぱりすごくよかった…。松岡かわいい……読んでいて終盤は胸がぎゅうーって...
講談社文庫のほうで読んでいたけれど、いまさらながらよくよく調べると「愛しいこと」という続編があるらしい。 ということで(箱の中の余韻もあり)速攻買って読んだ。 もどかしいし、寛末ひどい!とか思いつつも……やっぱりすごくよかった…。松岡かわいい……読んでいて終盤は胸がぎゅうーって締め付けられた。(松岡かわいい…
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寛末の何が!何がそこまで!?松岡目を覚ませ!などと言いたくなる。でもそうそう覚めない(醒めない)のが恋ってものなんだろうなあ。しかし、この「どこにそこまで惚れられる要素があるのかよく分からないヘタレで自分勝手な攻め様」は、さすがの木原クオリティ。こういう、平凡なクズ男を書かせたら...
寛末の何が!何がそこまで!?松岡目を覚ませ!などと言いたくなる。でもそうそう覚めない(醒めない)のが恋ってものなんだろうなあ。しかし、この「どこにそこまで惚れられる要素があるのかよく分からないヘタレで自分勝手な攻め様」は、さすがの木原クオリティ。こういう、平凡なクズ男を書かせたら日本で右に出る者はおらんだろう、とか思うよね。それに対し、上巻と比べてどんどん健気で可愛くなっていく松岡に落涙。正直、寛末があんまりにもアレすぐるので、出来あがったからといっても微妙な気分だけど、松岡が幸せならいいか。
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上巻はひたすら切なく痛い感じだったけど、下巻ではちょっと痛みは薄らいだ。 今が幸せならそれでいいさと思って良しとします。
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文庫読んで二人の関係の続きが気になり。寛末が相変わらずうだうだと煮え切らない状態がこんなにも長く続くとは思っていなかったので、寛末遅い、遅いよぉぉと悶えながらまたもや一気に読了。上巻(文庫)は恋に舞い上がりその後盛大に戸惑う寛末にキュンでしたが、下巻は恋する松岡可愛いすぎて……。ラスト、松岡がすっかり疑心暗鬼になって、うまくいきすぎてて不安、からのどうしようもなく好きの描写に萌え死にました。ハッピーエンドで本当によかった。
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ずっと気になってたけど、買ってなかった一冊(いや二冊)。応援したいので書店で買ってきたら一気に読み終わりました。 大好きな日高さんのイラストも手伝って非常によい読後感。 というか、女装が絡んでくるとは知らなかったよ、と思って改めて表紙見たら表紙からしてそんなのはあったのね。 ...
ずっと気になってたけど、買ってなかった一冊(いや二冊)。応援したいので書店で買ってきたら一気に読み終わりました。 大好きな日高さんのイラストも手伝って非常によい読後感。 というか、女装が絡んでくるとは知らなかったよ、と思って改めて表紙見たら表紙からしてそんなのはあったのね。 寛末(黒髪、攻)の煮えきらなさにイラっともしましたが、このほうが、リアルではありますよね。実在しそうなリアル感です。そういう意味では、松岡の方がBLキャラかなー。 油断のできない木原さんの作品ですが、読後がほっこりしました。癒された〜♪
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文庫で買って読んでて、改めてノベルズを友人に借りて読んだ。 続編が入ってたのね(愛しいこと) どこかで「寛末は史上最悪の攻」とかなんとか書いてるのを見たことがあって、確かにBL的には最低っぽいけど、普通に考えたら松岡が甘すぎるだけやな・・・って思ってた。 ・・・・が、「愛しいこと」を続けて読んで、全くその通りでございますになっちゃった^^; それでも、心情的にはわからんでもない・・・・が、あの行動はどうよ? 共感どころか、理解不能やわあ。 でも、その理解不能な行動で、二人納まったんだから、良かったのかな。 性別打ち明けても受け入れられるかも・・と、思ってた松岡くんは、そのへんはやっぱり甘いと思うけど、でも、寛末くんみたいな男にあれだけつきあえるっていうか一生懸命になれるのはすごいと思う。 まあ、これからもなんだかんだいって苦労はさせられるとは思うよ。 そういう男の惚れちゃったのだから仕方ないのかもね。
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表紙の美しさと、あちこちのレビューの星の数で手に取ったんだけれど、ちょっとワタシ的には「ないわ」って感じだった。 そりゃぁね、 いつだって「愛してる」、「実は俺も・・・」とかなんて簡単に愛が成就するなんて思わないけどさ。 ホモの周りはみんなおホモだちで構成されてるとか、絶対...
表紙の美しさと、あちこちのレビューの星の数で手に取ったんだけれど、ちょっとワタシ的には「ないわ」って感じだった。 そりゃぁね、 いつだって「愛してる」、「実は俺も・・・」とかなんて簡単に愛が成就するなんて思わないけどさ。 ホモの周りはみんなおホモだちで構成されてるとか、絶対ないけどさ、わかってるけどさ。 本の中くらいフワフワはっぴーでいたいんだよぅ!!! とか思ってしまったのねw そしたらもう、この寛末の行動が許せなくなってきちゃってさwwww ま、結局はかすかなハッピーエンドになったからよかったんだけれど、読んでいる間のイライラを払拭するほどじゃなかった。
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文庫には未収録の「愛しいこと」のために。文庫の終わり方は、あれはあれで一つの幕だとは思うけど、やっぱりここまで無いと片手落ちだわ、画竜点睛を欠くだわ。こちらは寛末の視点。仕事の上で相手との格差、焦り、不安、それによってだめになる関係がとてもよく解るし、可哀想だとも。でもな~、おい...
文庫には未収録の「愛しいこと」のために。文庫の終わり方は、あれはあれで一つの幕だとは思うけど、やっぱりここまで無いと片手落ちだわ、画竜点睛を欠くだわ。こちらは寛末の視点。仕事の上で相手との格差、焦り、不安、それによってだめになる関係がとてもよく解るし、可哀想だとも。でもな~、おい!はっきりしやがれ!腹括れ!と蹴り入れたくなったw。これからがまた超えねばならない事情が山ほどあるだろうが、先ずは再就職ガンバレ。…あ?えっ?「愛すること」ってのもあるんですか?ナニソレ、一気に本にしてよーーっ!
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BL小説で好きな本は?と聞かれたら、間違いなく頭に浮かぶタイトルの一つ。 普通の男同士の恋愛。 自分にしては珍しく受け攻め両者共に好きで、イライラすることなく読み耽った。もどかしい!と背中を押したくなる場面は多々ありましたが、それがまたラストに感動を大きくした要因でもあるので満足。男同士という大きな壁への悩みや葛藤。それから人間臭さもとてもよかった。ノンケでも流されてすぐくっつくような展開よりも好感が持てた。 寛末の迷いや一度出した答え、行動も、それまで生きていた世界を思えば普通かなとすら思えてくる。逆に男同士でも寛末という個人を好きになってからの松岡の苦悩(と言ってもいいのだろうか)も、簡単な世界じゃないのだと改めて感じさせられた。 もし、上下巻で甘さが足りない!というのであれば、その後が読める「愛すること」を読むと満足度が上がるかもしれない。 一つ欲を言えば、髪を切る前の松岡の挿絵をもっと見たかったかな。なんて。
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文庫本で本編を読み、後日談が気になって購入。 続きの『愛しいこと』がページの大半を占めていて、得した気分です(笑) 男女の恋愛で覚える違和感を露わにし、解決してくれるのがBLの好きなところで、すごいところ。 友人だと思ってた異性に恋愛感情を示されて、面倒に思ったことって誰しもあ...
文庫本で本編を読み、後日談が気になって購入。 続きの『愛しいこと』がページの大半を占めていて、得した気分です(笑) 男女の恋愛で覚える違和感を露わにし、解決してくれるのがBLの好きなところで、すごいところ。 友人だと思ってた異性に恋愛感情を示されて、面倒に思ったことって誰しもあるんじゃないでしょうか。友達だったらずっと付き合っていけるのにと。 それでいい加減な態度をとることがいかに相手にとってつらいかって、されれば分かるのについしてしまうんですよね…。BL的には寛末はヘタレとしか言いようがないけど、実際には共感できるキャラクターだと思う。 ドラマCDが好きな声優さん二人で、いまは買えないのがすごく惜しいです。
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