1,800円以上の注文で送料無料

霧笛荘夜話 の商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

運河のほとりの古アパート「霧笛荘」を舞台にした短編集。 結末は哀しいものが多いけれど、胸にズンときて、涙がでてきた。 すっごい面白い!!!というよりも、じっくり感じる作品。

Posted byブクログ

2009/10/04

さびれてしょぼいアパート、霧笛荘に住んでいた住人達を管理人の老婆が語る。 まるでまだそこに住んでいるかのように陰が残る。 欲を言えば、ホラーにするならもっとその要素を、人情話にするならその要素を入れてもらえたらなぁ。 これでは読み手にお任せします、って部分が多くなっちゃって。

Posted byブクログ

2009/10/04

人はそれぞれどこかに傷もあるし、人生ずっと順風満帆なんてことはあり得ない。それでも、それに誇りを持って生きることができたらそれが幸せなことなんだとこの本が教えてくれました。

Posted byブクログ

2009/10/04

浅田氏得意の作品って感じ。それぞれがつながってる短編集で、泣かせもの。ただ他の作品と比べて強い特徴があるってわけではないってのが残念。

Posted byブクログ

2009/10/07

さすが浅田次郎! 掛け値無しに面白い。 それぞれの人物が自分らしく生きて、 それぞれに不幸で不器用で、それぞれに少しだけ幸せで物悲しくて。 太太の話だけはもう少し膨らませて欲しかった・・・ というか読みたかった。 自分で想像するのも楽しいけど、読みたかったよ。

Posted byブクログ

2009/10/04

080529 夜、駅前の本屋にて んー、浅田次郎、って感じ。 ただ、ちょっとはぐれ者を使って狙いすぎている感じ・・・言いたいことがこめられているというより泣けるようにネタを作った感じがしてしまってイマイチ。惜しい。 表紙は素敵なのになあ。

Posted byブクログ

2009/10/04

港近くにある寂れたアパート。世間から隔離され、様々な過去を背負った人たちが集まるアパート。 部屋ごとにあるエピソードが静かに紡がれて、やがて霧笛荘という輪郭が見えてくる。 こういった他人が寄り集まって生きていくお話好きです。 浅田節が好きなだけかもしれないけれど…。 哀しくて切な...

港近くにある寂れたアパート。世間から隔離され、様々な過去を背負った人たちが集まるアパート。 部屋ごとにあるエピソードが静かに紡がれて、やがて霧笛荘という輪郭が見えてくる。 こういった他人が寄り集まって生きていくお話好きです。 浅田節が好きなだけかもしれないけれど…。 哀しくて切なくて、でも素敵なお話です。

Posted byブクログ

2009/10/04

とある古いアパートに住む6人の住人の 心温まる物語。 それぞれに訪れる幸・不幸。 でもなぜかほっこりするような… どうやったらこんな物語が書けるのか。 やっぱり浅田次郎、かっこいい。 最後の眉子と太太の言葉が心にずしっときます。 知りたい人は読むといいです。

Posted byブクログ

2009/10/07

小話にて構成された連作。正しい生き方なんてなくて当然で、ただ生きることをまっすぐ見つめた人々の物語だと思いました。読みやすさと読後感が好きな作品。

Posted byブクログ

2009/11/16

不幸の分だけの幸せは、ちゃんとある。どっちかが咲きに片寄ってるだけ…。運河のほとりの古アパート「霧笛荘」。そのアパートの6つの部屋に住む、6人の住人達の様々な人生を描き出す。不器用だけれども誠実に生きてきた6人だったが…。 時代考証や時間軸なんかはよくわかりませんが、1つ1つの...

不幸の分だけの幸せは、ちゃんとある。どっちかが咲きに片寄ってるだけ…。運河のほとりの古アパート「霧笛荘」。そのアパートの6つの部屋に住む、6人の住人達の様々な人生を描き出す。不器用だけれども誠実に生きてきた6人だったが…。 時代考証や時間軸なんかはよくわかりませんが、1つ1つの話がリンクしてるのは面白かったかな。最後の話がよくわからなかった・・・

Posted byブクログ