しゃぼん玉 の商品レビュー
翔人に同感しすぎてちょっとやばかった こんなにしんどい思いをして 1日1万円にもならないのかと思うと馬鹿馬鹿しくなってくる その通りだ嗚呼辞めたい しかし翔人は最後には立ち直って 人生と向き合うから偉いぜ…!
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そんなに期待しないで読んだけど、なんのなんのさすが乃南アサ。 コンビニ強盗やひったくりをくりかえしている若者が、警察から逃れるために流れ着いたとある村(あとで宮崎の椎葉村ってわかるんだけど)でふとしたことで知り合ったおばあさんと共同生活を送る中で、自分自身そして今の暮らしに陥るき...
そんなに期待しないで読んだけど、なんのなんのさすが乃南アサ。 コンビニ強盗やひったくりをくりかえしている若者が、警察から逃れるために流れ着いたとある村(あとで宮崎の椎葉村ってわかるんだけど)でふとしたことで知り合ったおばあさんと共同生活を送る中で、自分自身そして今の暮らしに陥るきっかけになった父親との確執を前向きに考えるようになる…。 って書くとなんか陳腐な感じだけど、すごく自然に若者の心が変わっていくところを描いてるから違和感なく読める。 最後は涙出ました。
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小説に登場してくる九州・宮崎県の椎葉村。人口4000名。人口密度1KM平方メートルに6名という完全な過疎。ただ、日本の子孫、原点がある。一度退職後行ってみたい。そこに登場してくる人物は、日本人が忘れていたほのぼのとした人情味あふれている。泣かせる、思わず引き込ませる肉厚の本である...
小説に登場してくる九州・宮崎県の椎葉村。人口4000名。人口密度1KM平方メートルに6名という完全な過疎。ただ、日本の子孫、原点がある。一度退職後行ってみたい。そこに登場してくる人物は、日本人が忘れていたほのぼのとした人情味あふれている。泣かせる、思わず引き込ませる肉厚の本である。もう一度読みたくなる一冊。080501
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ベタベタな更正物語…なのだが、感動してしまう おばぁちゃん子の僕には直撃 正直サスペンスとは思わないが、良作ではある ちょっとクサイかもしれない
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先の読める話・・・でも、わかっていてもどんどん読み進めていきたくなる。 大人でもこういう童話チックな教訓めいた本あってもいいね。
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内容(「BOOK」データベースより) 通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。 村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。 安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 ---------...
内容(「BOOK」データベースより) 通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。 村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。 安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 --------------------------------------------------- この本は、読んでもらいたい1冊です。 家庭環境からおこるものなのか 荒んだ時代からなのか。。。 逃げることばかりを考えて来た翔人。 犯罪を繰り返し、人を刺しても罪悪感を持たない翔人。 逃げ延びた山村で老人と出会い変わってゆく模様が 温かい・・・ スマ婆さんやシゲ爺とのやりとりや シゲ爺さんの 「自分のことだけの奴は、人の心が分からねえ」 「自分の生き方について諦めたらそこで終わりばい」 「諦めたら、人生なんてやり直せねえ」 「ようするに大事なのは心根ばい」 という言葉が妙に心に残った。 読んでいく途中に「しゃぼん玉」というタイトルの意味も分かりました。 思わず、読後に号泣しながら読んでしまいました! 読み終えた後は、温かい気持ちになれる1冊ですw
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通り魔や強盗を繰り返していた若者が、逃亡の果てにたどり着いた山村で出会った人々の優しさに触れ、立ち直っていくという物語。 犯罪を犯してしまった主人公の心の葛藤が見事に描かれていて、心の奥に潜む悪意が表出してくる瞬間は、ハラハラさせられます。 冒頭の作品イメージと、読み終わっ...
通り魔や強盗を繰り返していた若者が、逃亡の果てにたどり着いた山村で出会った人々の優しさに触れ、立ち直っていくという物語。 犯罪を犯してしまった主人公の心の葛藤が見事に描かれていて、心の奥に潜む悪意が表出してくる瞬間は、ハラハラさせられます。 冒頭の作品イメージと、読み終わった後のイメージがかなり違います。 最後はハッピーエンドで、じーんと来ます。
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小説なのに、人々がホントに生きている気がした。翔人とおスマ嬢のその後の暮らしも、ぜひ読んでみたいと思った。
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100%ではないにしても、大きな事件を起こす若者の背景には何かしらの問題があると思う。 親や家族、そして学校や友人・・・育まれたり、世話をしたり、そんなささいな幸せも感じない思春期。 この小説の主人公の翔人もそんな不遇な生活を送り、他人に対しては常に憎しみの感情だけを持っていた。...
100%ではないにしても、大きな事件を起こす若者の背景には何かしらの問題があると思う。 親や家族、そして学校や友人・・・育まれたり、世話をしたり、そんなささいな幸せも感じない思春期。 この小説の主人公の翔人もそんな不遇な生活を送り、他人に対しては常に憎しみの感情だけを持っていた。 しかし、山村のとある村で180度違った生活を送ることになる・・そしてだんだんと変化していくのだ。 老婆に「ぼう」と親しみを持って呼ばれ、他人から頼りにされること。 そんなことから、過去の行動を反省し、後悔し、人間らしさが取り戻されていく。 タイトルの「しゃぼん玉」・・これは翔人が自分のことを例えている。 人生は「しゃぼん玉」のように、儚く消えるのだ・・それでいいのだ。 ・・・しかし、そう思い込んでいた彼は、だんだんと「しゃぼん玉」ではなくなっていく。 それが何となく胸に染み入る感じだった。 人間は根っから悪人はいない。 そんな「性善説」を信じてもいいかな・・と思える小説。
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通り魔事件やコンビニ強盗をした主人公がとある田舎に逃げつく。 そこから田舎の人々とのコミュニケーションで生まれ変わってく・・・。 翔人の心のどっかが抜けてる感じがすごくわかる。 田舎の人々もいい人ばっかだし、婆ちゃんがかっこいい!! そんでもってちょっと実家に帰りたくなる本。 ...
通り魔事件やコンビニ強盗をした主人公がとある田舎に逃げつく。 そこから田舎の人々とのコミュニケーションで生まれ変わってく・・・。 翔人の心のどっかが抜けてる感じがすごくわかる。 田舎の人々もいい人ばっかだし、婆ちゃんがかっこいい!! そんでもってちょっと実家に帰りたくなる本。 気がついたら、自分が泣いていたのでちょっとびっくりだった。
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