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しゃぼん玉 の商品レビュー

4.1

311件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2009/10/04

方言が心に刺さるからか? 無償の愛に嘘がないからか? 後半、涙腺が緩んでしまう。 心がすさんだ時にまた読もう。

Posted byブクログ

2009/10/04

まとも生きてこれなかった少年が人の温かさに触れて人間として成長していく過程が手に取るようにわかり、乃南さんの感情描写のすごさを感じます。 ラストの展開はほっとして読後はほっとした気持ちになりました☆

Posted byブクログ

2009/10/04

久しぶりに休日1日で読みきりました。 すごく定番で使い古されたテーマだと思うのに、やっぱり心理描写が上手い。 綺麗事だけになりきっていないところがよかったなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/07

じっくりと相手を見つめる。 目をそらさない。 そうすれば きっと、 ゆるがない自分を作ることが出来る 「小説はストーリではなく技巧だ」という解説の言葉を実感する作品です。 優しい気持ちがささくれ立った心に染み入ります。

Posted byブクログ

2009/10/04

通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 展開は読めるけど、泣ける。泣けます。お婆ちゃんたちの方言がなぜだかと...

通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 展開は読めるけど、泣ける。泣けます。お婆ちゃんたちの方言がなぜだかとても心地よかった。 これは「サスペンス」なのか??という疑問は残ったけど、読んで損はない。文庫版の表紙より単行本の表紙のほうが内容にはあってると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

あーーーー・・・乃南アサ、好き!!最高!!読みやすく、入りこみやすく、そして、深くあたたかい。最後もめちゃくちゃ暖かい。「シーバのヤタテのスマ」に会いたい。馬鹿な息子の代わりに謝りたい。(なぜ?) 親孝行したい。イズミ、がんばれ。 「女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り...

あーーーー・・・乃南アサ、好き!!最高!!読みやすく、入りこみやすく、そして、深くあたたかい。最後もめちゃくちゃ暖かい。「シーバのヤタテのスマ」に会いたい。馬鹿な息子の代わりに謝りたい。(なぜ?) 親孝行したい。イズミ、がんばれ。 「女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが…。涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。」

Posted byブクログ

2011/09/04

「泣ける!」というキャッチコピーが多すぎる今、これほど心に迫る本は他にないだろう。"婆ちゃん"の一言一言が胸に響いて、グッとくる。泣かない人はいない。だって泣いたもん、運転しながら。

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2009/10/04

サスペンス作家のイメージが強い乃南アサのヒューマンドラマ物。 何事にもやる気のない無気力で後ろ向きな青年(翔人)が、 常習としていた引ったくりで誤って人を刺してしまった。 その場を離れるためトラックジャックをするも失敗。 そして翔人は怪我をして動けない老婆(スマ)と出会う。 ...

サスペンス作家のイメージが強い乃南アサのヒューマンドラマ物。 何事にもやる気のない無気力で後ろ向きな青年(翔人)が、 常習としていた引ったくりで誤って人を刺してしまった。 その場を離れるためトラックジャックをするも失敗。 そして翔人は怪我をして動けない老婆(スマ)と出会う。 スマの家でダラダラと暮らしながら、 いつ逃げ出してやろうかと考える翔人。 初対面の翔人を怪しむ素振りもなく親切にするスマ。 そんな二人を孫と祖母の関係と勘違いしている村人たち。 ある日無気力な翔人を見かねたシゲ爺の勧めで、 翔人は山に入って働くことに。文句や駄々をこねながらも、 今までにない心境の変化に気が付く翔人。 そしてある早朝、スマの家に男がやってきた・・・。 若者の本音や習慣を上手く織り交ぜつつ、 現代社会の問題である核家族化を取り入れ、 家族とは。人間らしさとは。と語りかける本作。 ラストまでいっきにひっぱるプロットのうまさは流石。 登場人物も、話がだるくならない絶妙なタイミングで登場する。 サスペンスだけではない乃南アサのひきだしの豊富さがよくわかる作品。

Posted byブクログ

2009/10/07

宮崎県椎葉村が舞台なだけあって、村人たちの訛りに馴染みやすかった。 初めて読んだ、乃南さん。 また彼女の作品を見ようと思う。 私は、血の滲むような努力を今までしたことがない。 シゲ爺が言うような「逃げない癖」をもうそろそろつけないとなー。

Posted byブクログ

2009/10/04

ひったくりやコンビニ強盗なんかをやって逃げ回っていた主人公が成り行きで一人暮らしのお婆さんのところに転がり込むことになって。もう先読める、でも泣ける、この結末じゃなきゃ駄目なのよ。

Posted byブクログ