1,800円以上の注文で送料無料

かたみ歌 の商品レビュー

3.7

282件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2012/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯の『涙腺崩壊』の文字を見て購入したが、私には全く泣き所はなかった…。 それでも、話のストーリー的には面白い。すべての話が繋がっていて、作中に出てくるいろんな疑問や謎は少しずつ解明されるので、後味も悪くない。 個人的には『栞の恋』が好きでした。

Posted byブクログ

2012/03/17

アカシア商店街というノスタルジックな昭和時代を背景に、人間の哀しさと愛おしさを表している短編集。 単なる幽霊物語ではなく、各編を通して人間の生死の世界を往来できれば、愛おしい人と永久に一緒にいれるのに・・・そんな切なさを感じた。

Posted byブクログ

2012/03/23

アカシア商店街という商店街が舞台となったノスタルジックな雰囲気漂う連作短篇集。 この中の「栞の恋」が、ちょっと前の「世にも奇妙な物語」で映像化されてて(主人公は堀北真希)それがすごく良かったので、ずっと原作を読んでみたかったのです。 活字で読んでみるとまた良いものです。 ちょっ...

アカシア商店街という商店街が舞台となったノスタルジックな雰囲気漂う連作短篇集。 この中の「栞の恋」が、ちょっと前の「世にも奇妙な物語」で映像化されてて(主人公は堀北真希)それがすごく良かったので、ずっと原作を読んでみたかったのです。 活字で読んでみるとまた良いものです。 ちょっと不思議で、ちょっと物悲しい話。 私自身そんなに昔の世代ではないけど、なぜか懐かしいな〜と感じました。

Posted byブクログ

2012/03/09

最初は「何のこっちゃ」と思っていたのですが、この世界に入ってから一気に感情移入。はまりました。幸子書房の謎が明かされるラストは見事。1つの話としては「栞の恋」「ひかり猫」が好きです。

Posted byブクログ

2012/02/19

昭和という時代のノスタルジックな雰囲気が、何とも言えない良い雰囲気を醸し出しています。タイトルに“かたみ”とあるように、どの物語にも“死”というものが絡み、私は涙無しには読めませんでした。悲しい涙があり、温かいも涙あり…。 個人的に良かったのは「ひかり猫」。猫好きさんはたぶん、...

昭和という時代のノスタルジックな雰囲気が、何とも言えない良い雰囲気を醸し出しています。タイトルに“かたみ”とあるように、どの物語にも“死”というものが絡み、私は涙無しには読めませんでした。悲しい涙があり、温かいも涙あり…。 個人的に良かったのは「ひかり猫」。猫好きさんはたぶん、胸をきゅっと締め付けられると思います。そして最後に収録されている「枯葉の天使」で、それまでに散りばめられていた小さな謎(というほどでもないのだけれど…)たちが解明され、とてもキレイに纏まっています。

Posted byブクログ

2012/02/11

「アカシア商店街」という商店街を舞台にした連作短編集。 どの話も古本屋の老主人が登場する。 最後の話「枯れ葉の天使」ではその主人の謎が明らかになる。 ホラーでちょっと怖いかもしれないけど、ちょっと寂しくて辛くて、なんだか温かさが感じられる。

Posted byブクログ

2013/04/28

ジャンルとしてはホラーに分類されると思う。 しかし怖さはなく、優しさや温かさを感じる。 「栞の恋」が好き。きゅんてするけれど、切ない。 世にも奇妙な〜であった気がするんだけど、果たしてどうだったか。 記憶力がないのが悲しいところ。

Posted byブクログ

2012/01/25

覚知寺という「あの世と繋がっている」という噂のお寺、幸子書房という名なのにお爺さんが営んでいる古本屋、懐メロ「アカシアの雨がやむとき」がいつもかかっているアカシア商店街。 そんな街を取り囲んで起きる不思議な出来事を集めた短編集。 少し怖い話もあるけど、優しいお話が多くてなんだか...

覚知寺という「あの世と繋がっている」という噂のお寺、幸子書房という名なのにお爺さんが営んでいる古本屋、懐メロ「アカシアの雨がやむとき」がいつもかかっているアカシア商店街。 そんな街を取り囲んで起きる不思議な出来事を集めた短編集。 少し怖い話もあるけど、優しいお話が多くてなんだか心が暖まった。 特に漫画家志望の若者と猫の話「ひかり猫」と、GS好きの酒屋の看板娘と憧れの人との古本の中の文通「栞の恋」がジーンときた。

Posted byブクログ

2012/01/31

今から約30年前、昭和40年代前半の、東京下町。 「アカシア商店街」という、何でも揃うアーケード商店街を舞台にした、連作短編集です。 全ての作品に登場するのは、幸子書房という古本屋を営む老人です。 彼を中心として、少しずつ、時は前後しながら、その周辺の人々が巻き込まれた、不...

今から約30年前、昭和40年代前半の、東京下町。 「アカシア商店街」という、何でも揃うアーケード商店街を舞台にした、連作短編集です。 全ての作品に登場するのは、幸子書房という古本屋を営む老人です。 彼を中心として、少しずつ、時は前後しながら、その周辺の人々が巻き込まれた、不思議な出来事が綴られています。 そして、最後の『枯葉の天使』では、彼自身の謎も読者に明かされます。

Posted byブクログ

2012/01/16

「涙腺崩壊」のうたい文句に期待して読んだのだがまったくの期待外れ… 内容は良い話だとは思うが。。。

Posted byブクログ