1,800円以上の注文で送料無料

隠蔽捜査 の商品レビュー

4.1

417件のお客様レビュー

  1. 5つ

    125

  2. 4つ

    190

  3. 3つ

    64

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2022/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

#読了 メインの事件の被害者や犯人がこんなにクローズアップされない警察小説ってある?ってびっくり。すごく面白かった。ずっと気になってたけどたくさん刊行されてるからと迷ってたのがもったいなかったくらい。読んでよかった。続きも楽しみ。 主人公の竜崎はものすごい堅物で使命感のある警察官僚。息子くんは犯罪を犯してしまったけれど、それでも家庭が破綻せず、部下からも尊敬される人となりが清々しくて良い。奥さんのキャラクターも悲壮感がなくて良いね。ほっとする。 ドラマにもなっているとのことで、そちらも見て見たいな。

Posted byブクログ

2022/03/15

ドラマでもやっていた警察官僚の話。ドラマも面白かったが、小説も面白かった。官僚、公務員の気概を学んだ気がした。

Posted byブクログ

2022/03/10

今野敏さんの本を読むのは初めてだったが、読み始めてわずか2〜3ページで主人公の竜崎がどういう人物なのかがスッと入ってきて、とても読みやすかった。 また、物語自体も事件を直接的に捜査して解決に導いていく王道の刑事モノではなく、官僚世界の裏側のドロドロとした舞台での主人公たちの立ち回...

今野敏さんの本を読むのは初めてだったが、読み始めてわずか2〜3ページで主人公の竜崎がどういう人物なのかがスッと入ってきて、とても読みやすかった。 また、物語自体も事件を直接的に捜査して解決に導いていく王道の刑事モノではなく、官僚世界の裏側のドロドロとした舞台での主人公たちの立ち回りを魅せる内容であり、普段そんな世界に縁のない者には理解しづらい内容かとも思われたが、そこもさすがは作者の文才なのか、全くひっかかるような部分もなくどっぷりと作中の世界に浸れたので、あっという間に読み終わってしまった。 シリーズものだということで、続きも非常に気になる。

Posted byブクログ

2022/03/07

融通がきかないキャリア官僚、イメージ悪いが、良いも悪いもの融通をきかせ、組織や既得権益を守るキャリア官僚よりよっぽどかっこいということを感じられて面白かったです。 やっぱり信念を貫くのはかっこいいです。 また普通の主婦ですが、主人公の奥様の対応にすごく感動できました。

Posted byブクログ

2022/03/06

最初は融通がきかない竜崎に「もぉー…」と、ハラハラしているだけだったのに、次第に応援したくなりました。信念のある人物は、やっぱり良いですね。とは言え、途中の展開では、どうなるのか心配してしまい、一気読みでした。

Posted byブクログ

2022/03/02

前から気になっていた警察小説シリーズ。 主人公はキャリア官僚。偏屈で周りも認める変人だけれど、不器用ながら真っ直ぐ自分の使命を果たそうとする姿勢に感動。一冊読み終わる頃、〝あなたは竜崎を好きになる〟っていうくらい面白い。

Posted byブクログ

2022/02/21

最初は好きなタイプではなかったが、どんどん主人公竜崎伸也の魅力に、はまってしまった。派手な展開が無くても充分にスリリングな小説でした。

Posted byブクログ

2022/02/21

竜崎のキャラがとても良かった。なぜ、東大に入る必要があるのか?、キャリアたるものどうあるべきか?など、妙に納得してしまう理由がキチンとある。仕事人間でも、ここまで筋が通ってたら、まぁ、許せるかも?! 面白かったので、シリーズの続きを読もうと思います。

Posted byブクログ

2022/02/25

AmazonのPrimeReadingになっていたので購入してみた。 これを無料で読めたのはお得感! 警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている警察官僚である、竜崎伸也。最初は、うわあ嫌なタイプのエリート、と思った。家庭とか妻に対する考え、昭和の嫌なおじさんの典型のままじゃないか...

AmazonのPrimeReadingになっていたので購入してみた。 これを無料で読めたのはお得感! 警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている警察官僚である、竜崎伸也。最初は、うわあ嫌なタイプのエリート、と思った。家庭とか妻に対する考え、昭和の嫌なおじさんの典型のままじゃないか、と。 しかし、読み進めるにつれ、信頼できる魅力的な人物だなと心を奪われていく。 建前みたいな正論を本気で信じていて、いや、信じてはいないのかもしれないけど、建前であっても貫き通す、と言うことは非常に難しいことなのに、それが出来る竜崎はかっこよかった。 普通、建前っていうのはあくまで建前で、使う場面によって、都合よくコロコロ変えるものですよ。それをしないと言うことは、社会や組織では浮いた存在になるし、結局その辺りを上手くやる人ばかりが出世して権力を握る。現実の世界では、なかなか本当にはこういう人は存在しないし、こういう人は出世から外れていくのかもしれないが、本作の中では、希望の残る終わり方になっていた。 ひたすら希望がない終わり方の小説は心が滅入る私には、好みの小説かもしれない。

Posted byブクログ

2022/02/14

面白かった。警察官僚が警察不祥事に対応する話だが、派手なアクションシーンがあるわけでなく、トリックが仕掛けられているわけでもない。だけど、どんどん読み進めてしまう。シリーズ読破したい。

Posted byブクログ