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数学でつまずくのはなぜか の商品レビュー

3.7

29件のお客様レビュー

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2012/12/22

で、なんでだっけ?? 子どものためにと思い、買ったんだったが、そろそろもう一度見ておきますかね。

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2012/10/27

単に教え方を述べた本かと思いきや、最後の方はけっこう難解な理論へ。しかし無限というものを目にするたびに、写像というのはすごい概念だと思います。

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2012/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数学(算数)につまづいたのは、数学科にすすんでからのことなので、 小中高の数学(算数)につまづいた覚えがない。 だから、もしも娘が算数につまづいたらどうしようか?と 思いながらこの本を読みました。 小学生のつまづき、というよりは、 中学生のつまづき、に 「こう教えてみよう」という例が載っていて。 参考になるかな? 娘がつまづかないことが一番だけど。

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2012/02/26

数学でつまずくのはなぜか。この答えは、数学教育のアプローチの仕方が悪いから。著者は塾講師であり、実際に手を動かし、ゲームを通じて理解させるという一見泥臭い手法で子供たちに数学の理解を促しているが、この手法が逐一面白い。読んでいて「おぉ。。。分かやすいぞ」と思わせるものばかりなので...

数学でつまずくのはなぜか。この答えは、数学教育のアプローチの仕方が悪いから。著者は塾講師であり、実際に手を動かし、ゲームを通じて理解させるという一見泥臭い手法で子供たちに数学の理解を促しているが、この手法が逐一面白い。読んでいて「おぉ。。。分かやすいぞ」と思わせるものばかりなのである。この本を読めば、中学、高校時代の時よりもはるかに数学を楽しむことができるんじゃないかと思う。

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2012/01/07

 個人的に面白かったのは、生態心理学の「アフォーダンス」の概念を数的能力に適用しようとしている点。人間の側に数学的世界という構築物があると捉えるのではなく、世界を構成する様々な事物の側に「数え上げられる」「数理的に表現できる」等の性質が備わっていて、それを探り出す力として数的能力...

 個人的に面白かったのは、生態心理学の「アフォーダンス」の概念を数的能力に適用しようとしている点。人間の側に数学的世界という構築物があると捉えるのではなく、世界を構成する様々な事物の側に「数え上げられる」「数理的に表現できる」等の性質が備わっていて、それを探り出す力として数的能力というものを考えているようだ。 数学そのものに数えることができるという能力があり、できない人はその数学が発している方法ではたまたま受容しにくいだけ。逆転の発想が素晴らしい。 できないではなく、あなたのもっている受容方法にはむいていないだけ。そのポジティブな考え方が教育にとって意味があるのではないかと思う。 特に論理に関するところや、数学基礎をどう考えるかなど、数学に関して子供が思いもしないところで躓いている時、その方法を自分で考えるよりもたしかな方法がもっとあるからまずはしっかり調べてからその子に対応する方が適切であるかもしれないと思った。

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2011/10/20

いわるゆ文系人間が数学への興味をもったので読んでみた。一読しただけでは公式や規則に隠された哲学や思想を読み解くことで数学への興味が深まる。理解出来なかったところもあるので、繰り返し読んでいきたい。

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2011/10/19

つまづくよね~。 私は,高3のときの数Ⅲの演習課題に,夢中になって取り組んでいた自分に気づき,目覚めた。 大学では「ヒルベルト空間上の有界線形作用素」について学ぶ。 でも,もう忘れた。

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2011/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数学は「日常生活で役に立たない」し、「発想力が豊かな子を育てる」こともない。 学校で学ぶ数学は、時間をかけて問題を解くような取り組みではなく、公式や定理を丸暗記し、いかに早く多くの問題を解くかに重点を置いているため。 ただし、これは間違いではない。 学校とは社会にでる前の機関、社会に順応しやすく育てる機関なので、今のような数学の学習方法で身につく「従順さ」「忍耐力」は、社会に出た時に役に立つはずだから。 MIU問題などおもしろい箇所も多いけど、全体的には難解なイメージ。

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2010/11/24

[ 内容 ] 数学的センスは誰のなかにもある! 学校教育の落とし穴から抜けるための、まったくユニークな伝授法。 [ 目次 ] 第1章 代数でのつまずき-規範としての数学(マイナス掛けるマイナスはなぜプラスなのか 負の数は商業取引の便法として普及した ほか) 第2章 幾何でのつま...

[ 内容 ] 数学的センスは誰のなかにもある! 学校教育の落とし穴から抜けるための、まったくユニークな伝授法。 [ 目次 ] 第1章 代数でのつまずき-規範としての数学(マイナス掛けるマイナスはなぜプラスなのか 負の数は商業取引の便法として普及した ほか) 第2章 幾何でのつまずき-論証とRPG(何がこどもを幾何嫌いにするのか ギリシャ幾何学vs.バビロニア幾何学 ほか) 第3章 解析学でのつまずき-関数と時間性(文章題との運命の出会い 関数こそ、この複雑な世界への入り口だ ほか) 第4章 自然数でのつまずき-人はなぜ数がわかるのか(幼児は数を何だと思っているか 「次」を使って数をとらえる派 ほか) 第5章 数と無限の深淵-デデキントとフォン・ノイマンの自然数(「自然数」は数学者にも難しい ラッセルの批判 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/11/20

数学をわかる。 塾で数学を教えていた経験に基づいて、思い切り噛み砕いて数学を説明している本。 実例を挙げて、抽象から具体へと変換する事でイメージが掴みやすくなっている。 導関数など”そうやって算出するもの”としか覚えていなかったが、直近するeという考え方は⊿を使って導関数を導い...

数学をわかる。 塾で数学を教えていた経験に基づいて、思い切り噛み砕いて数学を説明している本。 実例を挙げて、抽象から具体へと変換する事でイメージが掴みやすくなっている。 導関数など”そうやって算出するもの”としか覚えていなかったが、直近するeという考え方は⊿を使って導関数を導いた微分の最初を思い出した。 学習時は問題を解く事に一生懸命で勿体無かったな、と今なら(だから?)言える一言。 自分メモ ・(負の数)×(負の数)=(正の数)は時間の逆戻り ・定理は公理を使って証明される ・不完全性定理:公理系の内部ではその命題を証明する事もその否定を証明する事も出来ない ・「全体が部分より大きい」という原理は有限集合にのみ成り立つ事で、無限集合では必ずしも成り立つとは限らない、と考えればいい 本書の内容は良かったのだが、あとがきが蛇足に感じられて読後感はイマイチ。

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