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アンネの日記 完全版 の商品レビュー

3.9

51件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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2020/01/22

怖かったのは、アンネが自分の置かれた環境を嘆きながらも受け入れるしかなかったこと。 ラジオにかじりついて本当かどうか分からないニュースに一喜一憂するしかなかったこと。 今の日本に生きてると、アンネたちに起きたことが他人事だと思えなくて怖いのです。 衰退する経済、企業による労...

怖かったのは、アンネが自分の置かれた環境を嘆きながらも受け入れるしかなかったこと。 ラジオにかじりついて本当かどうか分からないニュースに一喜一憂するしかなかったこと。 今の日本に生きてると、アンネたちに起きたことが他人事だと思えなくて怖いのです。 衰退する経済、企業による労働者の使い捨て、弱者への冷酷さ。 そんなのを見てると戦争だけが国の終わりじゃないなと思う。 40年後どうなってるのか?

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2017/05/06

想像していたアンネと違った… ダラダラしてて途中から読むペースがガクンと下がる。やっと読み終わった…疲れた。

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2016/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作品は、欧州での第二次世界大戦のドイツナチスによる偏見・独りよがりによる、「ユダヤ人全滅作戦」によって、それまで平凡な生活をしていた「アンネ・フランク」家族が、生き延びるためにひっそりと隠れ家にいた時に、アンネ・フランク自身が「現状」を後世に伝えるためにそれまで付けていた「日記」を清書・削ったり・補強していたが、最後には、密告によって捕まえられて「強制収容所」に送られた。同氏はチフスによって死亡。  その後、家族・親友・支援者によってこの「日記」が発見され、刊行し、人類の「やってはいけない」教訓を教えてくれている。

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2016/03/16

ようやく謎が解けたような気がする。一番最初に手に取ったのは小学6年生の頃で、2度目は高校生の時、そして3度目は今年。今年読んでみて感じ取ったのは「時は人を成長させる」それを感じたが、やはり納得がいかない感じで読み続けてしまう。 「アンネの日記」 日にちは飛び飛びではあるがしっ...

ようやく謎が解けたような気がする。一番最初に手に取ったのは小学6年生の頃で、2度目は高校生の時、そして3度目は今年。今年読んでみて感じ取ったのは「時は人を成長させる」それを感じたが、やはり納得がいかない感じで読み続けてしまう。 「アンネの日記」 日にちは飛び飛びではあるがしっかりとした文章で書いてある。12~15歳の日本で言えば中学生にあたるアンネ・フランクが隠れ家生活から逮捕までの期間に綴られた日記である。序盤の短文から中間期になると中分程度に変化がして、その文章の揶揄能力も上がり、最後の方は長文へと変化する。中学生がいくらすることがないと言っても400字詰めの原稿用紙6枚も書き続けられるのだろうか? 翻訳の関係から文章が大人じみたものになるのかもしれないが、戦後のユダヤ人の人口の発表などを聞いているとどこかこれを子供が?という感覚に陥る。子供の頃に読めなかった理由がなんとなくわかったような気がする。

Posted byブクログ

2020/01/22

一人の少女の日記としてなら読む気もしなかったと思う。それでも、15歳の少女がこれほどまでに人間を見、世界を洞察してこのような緻密な文章が書けるものなのかと感服した。  「アヴェマリアのヴァイオリン」を読んだことがこの本を読むきっかけとなった。そして読みながらもずっとこの少女の行く...

一人の少女の日記としてなら読む気もしなかったと思う。それでも、15歳の少女がこれほどまでに人間を見、世界を洞察してこのような緻密な文章が書けるものなのかと感服した。  「アヴェマリアのヴァイオリン」を読んだことがこの本を読むきっかけとなった。そして読みながらもずっとこの少女の行く末を知っていることが、一寸の興味も失うことなく読書に没頭させられた。もっと若いうちに読んでおくべきだった。

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2015/10/11

発売日に購入。 500ページ。寝る前に少しずつ読み進めた。 20日後に読了。 友人に貸して5年くらいになるけど、会うと思い出したように「まだ読み終わってない」と言う。たくさんの人に読んでほしい本だけど、早く返して・・・

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2015/08/06

小学生時代に読んだ版では削除されていた部分は、父親であるオットー氏には受け入れられなかったのでしょう。母娘はより身近な存在になり、思春期を越えることなく生涯を終えたアンネに対する想いがさらに深くなりました。

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2015/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第2次世界大戦中の戦争中の時代に生きた女の子の話。 アンネが恵まれない環境の中、勉強をしたり物語を書いたり頑張っている姿がすごいと思った。 また、自分を常に見つめていて、心がどんどん成長している様子がわかる。 ユダヤ人というだけで奴隷のように扱われる時代を精一杯生きたアンネを尊敬します。

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2015/02/17

(2005年8月) 「アンネの日記」をはじめて読んだのは多分小学生のとき。そのときから何らかの影響を受けているのはいうまでもありません。わたしのなかでは、長い間ホロコースト=アンネ・フランクでした。 アムステルダムにあるアンネ一家の隠れ家にも行ったことがあります。 来週からのヨ...

(2005年8月) 「アンネの日記」をはじめて読んだのは多分小学生のとき。そのときから何らかの影響を受けているのはいうまでもありません。わたしのなかでは、長い間ホロコースト=アンネ・フランクでした。 アムステルダムにあるアンネ一家の隠れ家にも行ったことがあります。 来週からのヨーロッパ旅行で、ポーランドにあるアウシュビッツ収容所にも行く予定なので、ホロコーストのなかでもアウシュビッツ関連の本を読みたいと思ってました。 「アンネの日記」はアウシュヴィッツを舞台にしているわけではないんですけど、アンネ一家がゲシュタポに捕らえられてまず送られた先がアウシュヴィッツでした。(あってるよね?)さらにその後別の収容所に送られ、そこで病死しました。 この本は、わたしにとってナチスとかホロコーストというものをはじめて教えてくれた本なので、原点に帰る意味でも今改めてこの本を読んでみようと思ったのです。

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2015/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生の頃読んだ記憶がありますが、その時は子供向けにカットされていた分があった事を知ったので、完全版を読んでみたくなりました。 戦争を知らない世代にとって、戦時中に一人の少女に起きた凄惨な出来事を知る良いきっかけになる一冊と思う。 初めて読んだ時は、私はまだ子供で、あまりにも遠い国、遠い時代に起きたことであり、「かわいそう」くらいの感想しか持てなかった。(興味もないのに無理やり読まさせられた感があったからだろうか…。) しかし、やがて私も大人になり、世間を知り、世界を知っていく過程で、もう一度読んでみたいという気持ちになれたのは、子供の頃に読んだ記憶が頭の中に残っていたから。 それは、この本が持つ力の所為なのだと思う。

Posted byブクログ