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アンネの日記 完全版 の商品レビュー

3.9

51件のお客様レビュー

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2009/10/04

小説ではないけど小説として分類しました。 感想文を書く為に読んだのですが、ものすごく自分の耳が痛い程に思春期特有の悩みや思考であまりにもそのまま日記らしい日記だった為、読んでビックリしました。 まあ日記なんですけれど。 もっと名作的な何かを想像しましたけど、とにかく私の日記は間違...

小説ではないけど小説として分類しました。 感想文を書く為に読んだのですが、ものすごく自分の耳が痛い程に思春期特有の悩みや思考であまりにもそのまま日記らしい日記だった為、読んでビックリしました。 まあ日記なんですけれど。 もっと名作的な何かを想像しましたけど、とにかく私の日記は間違っても後世に残してはならないなと、改めて実感しました。 感動云々ではなく、その時代背景にこそ重点を置くべきなのでしょうね。 当時私が書いた感想は「アンネが私たちと同年代らしい人間だと言う事が分かりました」と書いたら、この本はそういう事じゃないだろ?と言われました。 私は今でもそう言う事だと思っております。

Posted byブクログ

2009/10/04

アンネが隠れ家で暮らしていたときの出来事やアンネの思いが書き綴ってありました。 本当、読み手をひきつける様な文章でかなり没頭して読みました。 更に読んでいくごとにアンネの思考の成長も伺えます。 戦争に興味がなくても人の心に影響を与える本です 是非誰にでも読んでほしい1冊。

Posted byブクログ

2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読始:2008,3,13 読了:2008,3,19 内容は有名でしょうから省略します。 驚いたのはアンネが日記を書き始めたころ、まだ13歳であったこと 13歳の少女にどうしてこんな日記がかけるのだろう? 日記がかけるというか自分の内面にどうしてそこまで向き合えるのだろう 自分が正しいと思うことは大人が違うといおうが議論する。自分の信念を貫く姿勢には感心させられる 結果自分が間違いであることがわかれば、しっかり反省し、あやまりもする。 人間相互の異質さ=悪とし、批判するのではなく その異質さを認めあい尊重することが大切なんだと読み取れる 認め合う=みんな仲良く、批判しないではなく、自身と違うものの存在は認め、その上でも相手が間違っていると思えばちゃんと批判しなくてはならない 頭ごなしに否定するのとはちがうことだと思う 話が本とはそれてきたのでもどしますw この完全版ではアンネが考え書いたものが省かれることなく書かれている点もすばらしいと思う 母親に対する辛らつな批判やセックス、女性器、男性器などについても書かれている 何がすばらしいかというと、まだ子供と考えがちなアンネも思ってる以上に色々考え知ってる(知ろうとしている)ってことがわかること 多感な時期に2年もの逃避生活。外にでることも許されない限られた空間内での生活。だが、内面の部分ではしっかり成長しているのである ダメだ…なんか書きたいことかけないやww 最後に、この本の内容は知らないユダヤ人の戦時中の日記と片付けられてしまうかもしれない それに内容がそれほど面白いというようなものではないと思う だが、自分が『読めてよかった』とはっきり感じる この一冊は自分にとって大変意義のある一冊になったと思う よって満足度★★★★★ 1944,4,5 「わたしの望みは、死んでからもなお生き続けること」 とある。こうして世界中の人に読まれる日記となり、現世においても、そして今後もアンネは生き続けるだろう

Posted byブクログ

2009/10/04

あれだけ才能があり、勤勉で、自身を見つめており、人の役に立ちたいと熱望していた少女が―――しかもDデイが起こって今にも戦争が終わる直前―――捕まって亡くなったのは本当に悲劇です。 日記の前半はハッキリ言ってまだ幼く拙い気がしましたが、隠れ家での生活の中で少女がどんどん成長している...

あれだけ才能があり、勤勉で、自身を見つめており、人の役に立ちたいと熱望していた少女が―――しかもDデイが起こって今にも戦争が終わる直前―――捕まって亡くなったのは本当に悲劇です。 日記の前半はハッキリ言ってまだ幼く拙い気がしましたが、隠れ家での生活の中で少女がどんどん成長しているの感じられました。急に大人になったよう。 反抗心や性への興味、アンネの悩みが素直に綴られています。

Posted byブクログ

2009/10/07

アンネの日記と言っても、複数在り、完全版という物は存在しないらしい。さらに訳者によって内容や印象も異なるだろう。 俺は他の物を読んだことは無い。よって、この本のみの感想となる。 子供の視線から見た戦時中の様子を伺うことが出来ると思い読んだのだが、どちらかと言うと、思春期の少女の葛...

アンネの日記と言っても、複数在り、完全版という物は存在しないらしい。さらに訳者によって内容や印象も異なるだろう。 俺は他の物を読んだことは無い。よって、この本のみの感想となる。 子供の視線から見た戦時中の様子を伺うことが出来ると思い読んだのだが、どちらかと言うと、思春期の少女の葛藤や成長が中心だった。 しかし、それこそ、この年の少女達から見た戦争だったのかも知れない。 日記なので特に驚くような展開など無い。しかし、日記だからこそ、知ることが出来る事もある。 俺は男なので、全部が全部共感出来た分けではないが、自分の過去を振り返ったとき、アンネと同じ心境、同じ考えをしていた時が合ったことを思い出した。アンネという少女は一言で言えば、ませた少女だ。自分が周りの人間よりも、大人だと思っている。 自惚れが強く、知ったかぶりが得意な女の子である(日記の中で本人は否定しているが)。しかしそれこそ思春期の一つの形だと思う。俺がそうだった。 もし、生きて戦争を終える事が出来ていたならば、アンネという少女はこの先どのような成長をし、どのような女性へと変わっていったのだろうか。 この日記を懐かしみ、恥ずかしがりながら読む日が来たのだろうか。

Posted byブクログ

2011/07/15

もっと戦争の悲惨さばかりを描いた日記かと思ってたらそんなことはなくて、不自由な日々にもユーモアや向上心を忘れずに前向きに生きていたアンネがいじらしかった。最後はぷつんと途切れる日記が、これが作り話じゃないっていうことを感じさせた。希望がなきゃ人間は生きられないんだな、って、ベタな...

もっと戦争の悲惨さばかりを描いた日記かと思ってたらそんなことはなくて、不自由な日々にもユーモアや向上心を忘れずに前向きに生きていたアンネがいじらしかった。最後はぷつんと途切れる日記が、これが作り話じゃないっていうことを感じさせた。希望がなきゃ人間は生きられないんだな、って、ベタな意見なのかもしれないけど実感。

Posted byブクログ

2009/10/04

完全版ですよ、完全版。いろいろ手を入れてある(というか都合の悪いところを削ってある)のもいくつか読んだけど、全然違った印象を受けるよ。 小3のときに読んで、大衝撃。

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2009/10/04

びっくりするくらいフランクな語り口が爽快でした。普通に読めばちょっぴり自意識過剰な女の子の普通の日記なのに、ナチスドイツの迫害を受けたというだけで興味を持ってしまうことにどこか罪悪感でした。 この一冊を読み終わった日に私は手書きの日記を書き出しましたよー。

Posted byブクログ

2009/10/04

「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」 アンネの苦しい隠れ家生活、強い想いそして将来の夢、身近な人々、普通の女の子としての可愛らしい一面などを、圧倒的な執筆力で綴った日記。ちゃんと最初から最後まで読んだのは初めてだったのですが、いかにアンネがしっかりとした信念...

「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」 アンネの苦しい隠れ家生活、強い想いそして将来の夢、身近な人々、普通の女の子としての可愛らしい一面などを、圧倒的な執筆力で綴った日記。ちゃんと最初から最後まで読んだのは初めてだったのですが、いかにアンネがしっかりとした信念を持って生きていたかを知って、衝撃でした。そしてその文才と知識の豊富さにもただただ圧倒されました。 自分自身を包み隠さず語るアンネの日記は、突然終わりを告げます。そこに戦争の醜さとホロコーストの悲惨さを感じさせます。

Posted byブクログ

2009/10/07

利発な、でもどこにでもいる普通の女の子の日記がぱたりと終わるところに、残酷さを感じる。命がもぎとられて消える、理不尽さ。

Posted byブクログ