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米内光政 の商品レビュー

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2009/10/04

戦後60年経つが、先の太平洋戦争の終結に尽力した一総理大臣を忘れていないか? その名は、「米内光政」。 1880年に岩手県の盛岡に生を受け、海軍大将で何度も海軍大臣になり、第2次世界大戦勃発後、陸軍大将で総理大臣になった阿部信行の辞任を受けて、1940年に総理大臣になる。わず...

戦後60年経つが、先の太平洋戦争の終結に尽力した一総理大臣を忘れていないか? その名は、「米内光政」。 1880年に岩手県の盛岡に生を受け、海軍大将で何度も海軍大臣になり、第2次世界大戦勃発後、陸軍大将で総理大臣になった阿部信行の辞任を受けて、1940年に総理大臣になる。わずか半年で辞任するも、その後に総理大臣になり太平洋戦争を始めた東条英機内閣の倒閣や戦争の早期終結に尽くした大人物で、戦後の1948年死去。 この人物を忘れさせまいと、同じ海軍兵が筆を執った。この人こそ、タレント阿川佐和子の父親として有名な阿川弘之氏だ。多くの戦争小説を書いたけど、海軍提督三部作(「山本五十六」、「井上成美」、「米内光政」)は特に、戦争という非常事態における指導者の実力を問う記録文学として有名だ。これは、名著。一読をオススメ。

Posted byブクログ