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そして誰もいなくなった の商品レビュー

4.2

99件のお客様レビュー

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    38

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/11/29

初めてミステリ物読了。 犯人当てようと考えながら読んだが当たらなかった。 そういうパターンもあるのねと勉強になった。

Posted byブクログ

2023/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年ぶりの再読をしてみました。 言わずと知れたアガサ・クリスティーの代表作であり、ミステリーの代表作と言っても過言ではない世界的にも有名な名著。 インディアン島に招待された10人が次々と死んでいき、タイトルの通り最後には誰もいなくなってしまう。 爽快なスピード感をお楽しみください。 説明 内容紹介 その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版! (解説・赤川次郎/装幀・真鍋博) 出版社からのコメント 時代を超え、言語を超え、世界的人気を誇るアガサ・クリスティー。早川書房ではその全作品の版権を取得しクリスティー文庫より刊行してきましたが、今月より主要作十作品を新訳に改め、リニューアル刊行します。特別企画として期間限定カバーでの刊行。今回は真鍋博氏による1976年4月刊行のハヤカワ・ミステリ文庫版の装画を復刻します! 内容(「BOOK」データベースより) その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く…そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) クリスティー,アガサ 1890年、イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンと結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

Posted byブクログ

2019/12/23

著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)

Posted byブクログ

2019/03/03

もはや古典中の古典。次々に招かれた客が死んでいく展開に「どうなってんの?どうなっちゃうの?」とハラハラドキドキでページをめくっていたのだが、正直オチは「は?」って感じだった。解説で「パズル・ストーリーの謎というものは手がかりや情況を論理的に分析すれば謎が解けると錯覚するのはやめた...

もはや古典中の古典。次々に招かれた客が死んでいく展開に「どうなってんの?どうなっちゃうの?」とハラハラドキドキでページをめくっていたのだが、正直オチは「は?」って感じだった。解説で「パズル・ストーリーの謎というものは手がかりや情況を論理的に分析すれば謎が解けると錯覚するのはやめたほうがいい」「謎など論理的である必要がない、あざやかでありさえすればいい」と書いてありましたが、そんなもんなんですかね。犯人は自分の欲求を満たすためにお金をかけて手の込んだ処刑場を作っちゃうぐらいなんだから、まあ狂ってますよね。そんな狂人の自己満足劇場と捉えればラストも納得、かな?

Posted byブクログ

2018/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直トリックとしては稚拙で、殺人計画の大部分が運によるところが多い。計画が遂行できたのは奇跡といっても差し支えないのでは?というレベル。だがこの小説の真価はそんなところにはないだろう。絶海の孤島に集められた互いに見知らぬ10人が1人ずつ消えていく、その恐怖、絶望、そして相対するこの人こそが殺人鬼かもしれないと思わされる焦燥、疑惑、加えて過去に対する後悔、、、これらが絶妙に混ざり合ってバランスよく表現されており、物語にやすやすと引き込まれる。10人もの主な登場人物がいるにも関わらず、雑すぎず濃すぎず、上手に個々の過去や感情が整理されていて読みやすい(最初は名前を覚えるのに苦労したけど、、、)。語り口がコロコロ変わるのも違和感なく読める。そしてなんといっても予想し得ない圧巻のラストは思わずため息をついたほど鮮やか。推理をしながら読む、というよりは物語を味わいながら読むもの。

Posted byブクログ

2018/11/03

初めて読んだ、こんな有名な本。有名すぎて他の小説の中で使われたりもするほどの有名すぎるミステリ。 面白かった。 こんな何年も何年も昔のミステリでもこんなに新鮮に楽しめて、新鮮に感動して、刺激に満ちるものなのか、、、と驚きを隠せない内容です。 ホント。 やられた。の一言。 ...

初めて読んだ、こんな有名な本。有名すぎて他の小説の中で使われたりもするほどの有名すぎるミステリ。 面白かった。 こんな何年も何年も昔のミステリでもこんなに新鮮に楽しめて、新鮮に感動して、刺激に満ちるものなのか、、、と驚きを隠せない内容です。 ホント。 やられた。の一言。 そして、すごい。ホントにすごい。これがミステリ作家の原点でいてさらにはミステリ作家の神とでも崇めようか。 すごいです。すごいよアガサクリスティー!

Posted byブクログ

2017/04/27

何度目かの再読。 今回また読み直そうと思ったのは、先日テレビで「そして誰もいなくなった」のドラマ放映を観たからだ。 ドラマを観て、久しぶりにまた読みたいなと古い本を引っ張り出して読み返した。 孤島に集められた10人のひとびとが、童謡に沿って順に殺されていき、最後には犯人も含めて...

何度目かの再読。 今回また読み直そうと思ったのは、先日テレビで「そして誰もいなくなった」のドラマ放映を観たからだ。 ドラマを観て、久しぶりにまた読みたいなと古い本を引っ張り出して読み返した。 孤島に集められた10人のひとびとが、童謡に沿って順に殺されていき、最後には犯人も含めて全てのひとが死んでしまう。 こういう有名な作品だ。 この作品には、クリスティ作品の有名な名探偵ポアロやミス・マープルなどは登場しない。 作品としては短めで260ページない。 クリスティ作品には、それはちょっとないんじゃないの、と言えなくもない犯人が時々見られる。そこは評価は様々だとは思うけれど、わたしは読者の想像を裏切る奇想天外さは、ミステリー小説の醍醐味と思うので、面白く読める。 本作も正にそういうことか、そうきたか、と言える島にいたひとは全員死んでしまう。犯人も死んだ、一体どうなってるのという作品だ。 はじめて読んで、何の予備知識もないままにこの謎を解けるひとは、そうそういないのではないだろうか。 リアリティというものを全面に出した作品も面白い。それはその、いかにもあり得るというところに魅力がある。 「そして誰もいなくなった」はそういう作品の対極にある。 これぞエンターテイメントと言える作品で、十分に愉しめ唸らせる。 孤島に呼び出された訳ありそうなひとびと、童謡に絡めた見立て殺人、最後に明かされる真実、これらが物語全体から漂う雰囲気とあいまって、作品の魅力になっている。 そもそもクリスティはこの作品で、読者に犯人を当てさせるつもりは微塵もなかったのだろう。文章に犯人やトリックを導くに足る情報は、殆ど無いと言えるのだから。 どうだ、この謎は決して解けまいとほくそ笑んでいたのではないだろうか。 久しぶりにクリスティを読むと、他の古いクリスティ作品も読みたくなってくる。まだ読んでいない作品もあるため、これからクリスティを読んでいこうと思っている。 早速一冊本屋さんで仕入れてきた。 先日テレビ放映されたドラマは、ほぼ原作に忠実に描かれていたのだとわかった。 それにしても、何回か読んでいるのに犯人をスッカリ忘れてしまっているという、わたしの頭のポンコツさに苦笑する。 渡瀬恒彦さんの遺作となった「そして誰もいなくなった」は、病を押して出演された俳優渡瀬恒彦の、意地と誇りを感じさせる鬼気迫る演技も素晴らしかった。 渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りしつつ…。

Posted byブクログ

2017/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろいろ初めて、借りて読んだ。 U・N・オーエンという人物から、インディアン島に招待された十人。 肩書きも性別も様々だが、共通するのは、過去に殺人の嫌疑がかけられていること。 古いインディアンの童謡の通り、一人ずつ殺されていく……。 本格ミステリ、全然犯人がわからなかった。 心理劇というか、人ってこわいな、極限状態では何が起こるかわからないな、と思った。 隔離された島で起こる殺人事件、金田一みたいだと思ってしまいました。 自分が気づかないうちに罪をおかしているかもしれない。

Posted byブクログ

2017/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インディアン島にオーエン氏から10人の男女に招待状が届く。 島に上陸するもオーエン氏の姿はどこにも見当たらない。晩餐会の後、10人の犯罪を読み上げる声がした。その後次々と殺され、最後には一人残らず死んでしまった。 犯人は判事のローレンス・ウォーグレイヴ。殺人に快楽を感じると共に正義を強く信じていた老判事は、どちらの願いも叶える上に芸術的なまでに佳麗な犯罪を実行した。最後は自殺した。犯罪はウォーグレイヴが瓶詰めに入れた告白文書を漁船が広いあげ発覚した。 現代は「TEN LITTLE NIGGERS」。10人の小さな黒ん坊たち。その後ニガーを避けてインディアンとなり、最後に現在の題名となった。 謎と迫りくる恐怖、最後に解き明かされる真相。どれも面白い。読みやすくあっさりとした味のミステリーだった。

Posted byブクログ

2015/09/18

期待し過ぎたためか、肩すかしな感じ。驚きも感心もなく、引き込まれることもなかった。ただただ人が死んでいく様を読んだだけ。当時斬新だったのかもしれないが、私には面白いとは思えなかった。

Posted byブクログ