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アムステルダム の商品レビュー

3.5

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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イアン・マキューアン…

イアン・マキューアンの作品はどこか風変わりなところが好きです。薄いですが内容が詰まった作品です。

文庫OFF

確か、これは何か賞を…

確か、これは何か賞を受賞したような気がするのですが(違ってたらすいません)。ページは薄いのでサクッと読めるのですが、なぜか時間がかかってしまいました。どこかしら重い。もっとスタイリッシュな感じの作品かと思いましたが、少し小難しい。

文庫OFF

2025/09/08

同じ女性を愛したという接点のある中年の男二人の小難しい友情。 小難しく、イギリスらしく、暗い。英語で読んでいたなら星が増えてたのかも。

Posted byブクログ

2025/08/24

- はっきり言ってしまえば、自分はこの友情から何が得られたというのか?与えはしたが、いったい何を与えられた?

Posted byブクログ

2025/07/16

イアン・マキューアンの「贖罪」が異色過ぎて度肝を抜かれたので、他の作品も読みたくなりブッカー賞を受賞したという本作を知った。 いや〜こちらも独特で面白かった。気持ちいいぐらいのクズ男達の話で、ある意味イヤミスとも言えそう。 出てくる人物全てがクセが強い。地位と名声を手にし、社会...

イアン・マキューアンの「贖罪」が異色過ぎて度肝を抜かれたので、他の作品も読みたくなりブッカー賞を受賞したという本作を知った。 いや〜こちらも独特で面白かった。気持ちいいぐらいのクズ男達の話で、ある意味イヤミスとも言えそう。 出てくる人物全てがクセが強い。地位と名声を手にし、社会的に認められている男達。プライドが高い。歳を重ね、人生のラストを考え始めた矢先、不穏な空気が流れ始め、それぞれに大トラブルが発生してしまう。 どう対処するのか、善悪とは何か。人間性、生き方が問われる。 成功すれば自分が優秀だから。失敗すれば人のせい。男の嫉妬って怖いわ〜。追い詰められ狂っていく。滑稽なぐらいに…。おかしくなっていく。 人間、大人になったら、他責思考ではなく、自己に責任を持って生きたいものだ。 なぜアムステルダムなのか。最後まで読むとわかってくる。2001年に成立したオランダの法律と関係がある。社会問題も織り込み、風刺をきかせた作風がいいね。

Posted byブクログ

2023/04/24

認知症で終わった前作『贖罪』 奔放な女性の認知症で始まるこれ、ちょっと凝り過ぎじゃないかと思う、ストーリー。

Posted byブクログ

2023/07/06

辛辣かどうかは分からないが、確かに、この人は、とても博識で知性があるのだと思う。 そして、ウィットに富んでいて、洒落ていて、皮肉が効いている、その芳醇な味わい深い文章は、まさに噛んで含めるように、ゆっくりと楽しむべきだと思い、約200ページ弱ながら、一ヶ月くらいかけて読み終えた...

辛辣かどうかは分からないが、確かに、この人は、とても博識で知性があるのだと思う。 そして、ウィットに富んでいて、洒落ていて、皮肉が効いている、その芳醇な味わい深い文章は、まさに噛んで含めるように、ゆっくりと楽しむべきだと思い、約200ページ弱ながら、一ヶ月くらいかけて読み終えた。その芳醇さは、クラシック音楽に関して特にそう感じ、一つ挙げてみると、 『神さびた石段は登られ、音の断片は霧のように融け去り、新しいメロディはまず弱音器をつけたトロンボーンによる孤独な出現を暗く記され、入りくんだハーモニーをもった合奏の衣をまとってゆき、ついでやってくる不協和音とめくるめくような変奏は空間へと飛び散って二度と帰らず、メロディはいまや爆発の逆回しのように凝縮の過程に入り、急速にすぼまって静止した一点となる~』 なんて文章の素晴らしさに、思わず感嘆のため息をもらし、前回読んだ「贖罪」同様、今作も完璧かと思っていたら、終盤で一気に尻すぼみに。 振り返ってみると、物語を読み始めた時、亡くなったとはいえ、その華やいだ存在感の眩しさに、まずはモリーが主役なのかと思い、かつての元恋人たちが(クラシック音楽の作曲家クライヴ、新聞社の編集長ヴァーノン、外務大臣ガーモニー)、モリーの思い出話に耽る、哀愁感あふれるセンチメンタルな展開になれば良いなと夢想したが、そうだ、マキューアンの作品だったと思い、そうなるわけもなく、物語はクライヴとヴァーノンが、人生の山頂から少しずつ転がり落ちてゆくような、冷徹な展開へと向かっていく。 ただ、そうなったきっかけが、モリーの遺した写真だったような書き方は、私は違うような気がして、それこそ冷静に見ると、自業自得もいいところで、なんというか、文章は素晴らしいのだけど、読んでいて、だんだんムカムカしてくるような感覚を引き摺りながら、向かえた終盤のあまりに唐突な展開。 好き嫌いは別としても、まだ理性的で納得はできた物語を形成していながらの、あの終盤はどういうことなのか? 訳者あとがきにおける解釈は分かるようで分からず、理性の危うさの一言で片付けようとしているが、それ言ったら、何でも成り立ってしまうのではないか、と私は思うのですがね。 別に、最後に味わう思いは何でも構わないのだが(まして文学作品なら尚更)、今回は、私の琴線に全く触れることが無かった。ただ、それだけと言えばそれだけのことなので、ブッカー賞受賞について思うことは特にありませんし、マキューアンが嫌いというわけでもありません。

Posted byブクログ

2022/05/21

個人的にはクライブに感情移入した。彼の作品が完成することを願いさえした。完成の妨害に苛立ちさえした。 イアン・マーキュアンの作品は本当にどれも面白い。 善人が悪人を攻撃し、反対から見るとその悪人は善人で悪人から攻撃されている。 最後の1章はとても納得いく終わり方だった。彼らの安ら...

個人的にはクライブに感情移入した。彼の作品が完成することを願いさえした。完成の妨害に苛立ちさえした。 イアン・マーキュアンの作品は本当にどれも面白い。 善人が悪人を攻撃し、反対から見るとその悪人は善人で悪人から攻撃されている。 最後の1章はとても納得いく終わり方だった。彼らの安らかな眠りを心から願ってしまう。 ぐっと読ませるそんな作品だった。

Posted byブクログ

2021/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不完全な善人たちの破滅を描いた作品。 そんなに殺すほど?と思ったけど、仕事を失ったり台無しにされたりするのはキツいのかな。 作者の登場人物に対する意地悪な筆致が心地いい。

Posted byブクログ

2021/06/29

クライヴとヴァーノン。 二人の恋人だったモリーの死(というか死に方)によって掛け違えたボタン。 二人に同時に訪れた人生のピークの少し前、クライヴの不干渉とヴァーノンの干渉。 二人の意見の相違と、これ以上ないくらい悪いタイミングの電話と葉書。 掛け違えてなんかないかも知んない。...

クライヴとヴァーノン。 二人の恋人だったモリーの死(というか死に方)によって掛け違えたボタン。 二人に同時に訪れた人生のピークの少し前、クライヴの不干渉とヴァーノンの干渉。 二人の意見の相違と、これ以上ないくらい悪いタイミングの電話と葉書。 掛け違えてなんかないかも知んない。 二人にモリーが最後にもたらした安らぎが印象的。 「あー、アムステルダムだな」

Posted byブクログ