イジ女 の商品レビュー

春口裕子【著】

2024/01/11

女だからといって、こんなにもイジイジとしていて心の根底にあるものが僻みや屈折しているのでは無いと思うのだけれど、何だかんだでいそうで怖い。嫌な女がすっきりと成敗される読後感もなくてただただ身につまされた感じ。

2017/11/17

図書館で目についてなんとなく借りる。初めて読む作家さんだ。好きかも、次も何か借りてこよう。
『目立とう精神』自分の身の丈にあった生活が1番。
『オフレコ』他人のことを適当に話して引っ掻き回す人って大嫌い。何様だ！
『ミーちゃんハーちゃん』何かに夢中になれるのはいい。それで自分を見失っていないところがさらに良い。
『ご機嫌なナンバー』自分のことばかり、自分が良ければ他人なんて…と思っている人はちょっとくらいイヤな気持ちになればいいのだ。歯が痛くなるとかさ、白いシャツにカレーの汁が飛ぶとかさ（笑）。
『あんぽんたん』嫌なことは嫌と言ってしまっていいと思う。その代わり、嬉しいことは嬉しいと良いことも伝えようよ。
『やる気ナッシング』こんな彼氏いらんわ。
『イジ女』あー、イヤだ、意地悪。集団となるとさらにね。
『レッツらゴー』嫌な人はやることも嫌だね。それを見抜けるようにならないとな。　

2020/03/09

短編集
様々な場所で生きる女性の物語。
自分に合わない嫌なやつってどこにでもいるけど
それも上手にかわして生きて行くしかない。
みんな自分が一番かわいいんだから。

2017/05/28

嫌な女がたくさんだけど、一本ずつがさくっと終わるのでそんなに重たくはない。高層マンションはこわいこわい。制裁も受けているけど、えっそこで終わるの！？って話も多かったので多少飲み込みにくい話もある。ただそれはそれで後味悪い話としては良かったような気もするので書き下ろしはちょっと蛇足なような……

2017/04/08

最初はストレス溜まって読むのが辛いかなと思ったけど、どの話も多少の救いやオチが用意されていたのでサクサク読めた。
相変わらずこの人は女の嫌な部分を描くのが上手いなあ。

2016/12/10

2016.12.10 読了

いろんな女子が主役になる 短編集。

どの話も 面白かった！
読みやすかった。
初めての作家さんでしたが、
他のもあれば 読んでみたいかも！

最後の タイトルにもなってる「イジ女」は
怖い話やったぞ。。。(￣▽￣;)

2015/04/24

著者の本、2冊目。
今回も、女性のドロドロを描いた短編集でした。

ママ友あり、社内の恋愛あり、こまったちゃんあり、いろいろ。
タイトルになっている『イジ女』は、派遣社員同士のいじめの話で、これだけは、ホント笑えないし、嫌な感じの話でした。
それ以外は、ブラックコメディの要素ありで、興味深く、面白かったです。

2013/06/10

短編集なんだけど、どれもこれも女の嫌な部分が出てる。
ショートストーリーで、ドラマにもすぐ出来そうなお話しばかり。

タイトルの「イジ女」は１番怖かった。
いい歳していつまでもイジメって問題はあるんだよね。
大人なのにみんな何やってるんだろう。
悲しくなる。

最後の「レッツらゴー」で気持ちを和らげてくれたわ。
なかなか読みやすくて面白いけど。

2012/10/01

何となく表紙が可愛くてイジ女ってことでいじいじしてる人の話かな？って思い読んでみたら、イジメの話でした。
まぁ・・・ありえる話ですよね。
私もそんな所があるんじゃないかと思ったら暗い気持ちになりました。
うん、怖かった。
こういう経験はしたくないなぁ。
でもついつい最後まで読んでしまうようなお話でした。

2012/09/23

女は　恐い。そして、愛らしい。
個人的には、織田君をおいかける美代子が自分と重なる分、好きですね＾＾
（あ、織田君のFanではありません）
「私はこんな女じゃないわ」と思ったら、、、イジ女の仲間入りかも？