イジ女 の商品レビュー

春口裕子【著】

2011/10/14

人のうわさ話を最後まで聞きたくなる、そんな感じで最後まで読ませる。
でも、どれもありがちな展開で、心には残らなかった。

2011/06/10

それぞれ色々な部分で嫌なところのある女たちを
書いた短編集。おしゃべりな女とか男べったりな女とか
いじのわるい女とかのろまな女とか。
こんな人達、そばにいてほしくないーって思わせる話ばかり。
物語なのでどの話も極端な感じで書かれているけど、
実際にこういう女いるって思う人もいるかもしれない。
面白かったけど読み返そうとは思わない軽い読み物。
特に心に残るものも文章もなにもなく薄っぺらい。

2010/11/03

友達に勧められて学校の朝読書の時間に読みました(赤い可愛い表紙に惹かれた)内容はよくある女性同士のいざこざだったり、皆さんも一度は目にしたことのあるような内容なんじゃないかと思いました。

2010/09/28

わりとどの話も、あー、こういうことあるよなぁ、
こういう人いるよなぁ、と思わされる話。

口うるさい近所のおばちゃんとのめんどくさい近所付き合い、とか、
二枚舌の人にあちこちひっかきまわされる、とか、
自分中心な友だちや同僚に振り回される、とか。

わけのわからない人にはなるべく近寄らない、と思っても
関わらざるを得ない場合ってあるから人間関係は難しい。

表題作の「イジ女」はちょっとぞっとした。

2010/08/12

(収録作品)目立とう精神／オフレコ／ミーちゃんハーちゃん／ご機嫌なナンバー／あんぽんたん／やる気ナッシング／イジ女／レッツらゴー

2010/02/25

なかなか面白かったです。中には共感できる人もいて、その人の行く末が前向きに感じられる終わり方だとホッとしました。短編なので読みやすいし、話に入りやすいので、１つ読み出すと読み終わるまで何も出来ません。

でも最後のイジ女は怖かったです。とても。そして私も嫌いな人に対してひどいことしてるんじゃないかなーと心配になりました。

女って損してるなぁって年を重ねると感じます。どんな生き方をしても寂しさがくっついてくるような、とても脆い感じがするのです。強い女になりたいとは思わないけど、可哀想な女にはなりたくないなぁ。とこの本を読んでいて思いました。

面白いですよ。

2010/01/24

うわ、嫌な女ばっか！　でもたしかにいるよねこういう人たち……そして自分自身にも多少は思い当たる節があって、ドッキリさせられてしまうことも、ないではないかも。人間嫌な部分が少しはあって当たり前だけれど、ここまではなりたくないなあ。
表題作がやはり一番ぞくりとさせられました。そして「レッツらゴー」で後日談のようなものが分かるので、さらにぞくぞく。
一番腹が立つのは「あんぽんたん」。こういう人の好意も分からない人ってのは、本当に腹が立ちますね。さすがにここまでひどい人は実際にいない……と信じたいです。

2012/07/28

「便所飯」という言葉をご存知でしょうか。
学生食堂や社員食堂で一緒に食事をする相手がいない時トイレで食事をとることだそうです。「友達のいない人と思われたくない」心理があるようです。
もしそれが、意図して１人になるように仕向けられたら・・・
この短編集は、女性の「残酷なところ」または「醜いところ」ばかりを集めた作品です。
夏の終わりに紹介しておきたい1冊です。ｾｲｼﾞｭ

2009/10/04

ああっ、これは久々の当たりだ･･･！「女って･･･そーそーそー！」という話が詰め込まれております。
表題作の『イジ女』を読んで、ホラー系も書ける人だな、と思ったんですけど、やっぱりホラーサスペンス大賞の出身だったんですね。

2009/10/04

8作品の短編集。
女の醜い箇所が、上手く描写されている。
なかでも表題と同じ「イジ女」は、そこまで追い込むとは・・・怖いと思った。
'08.10.22読書完了