イジ女 の商品レビュー

春口裕子【著】

2014/11/11

イジる女　イジわるな女　イジめる女　イジっぱりな女
イジらしい女　イジましい女　イージーな女
イジする女　イジける女　

女なら「いるー！わかる！」って感じのイジ女の話の短編集！
奥田英朗さん好きな人ならこの本も好きかも。
女性版、奥田さんって感じかな。

私はこういう感じ大好きです♪
女性に読んで欲しい一冊！

2009/10/07

読み終わって、思わず、女って、ホント、こういう生き物だよなぁとため息が出てしまった。
中でも、「オフレコ」が面白く、最後の見事なドンデンには、スカッとする思いだった。
利用された、カマキリ男が、気持ち悪かったけど、ちょっと、かわいそうだった。
でも、いくらかわいそうでも、やっぱり、気持ち悪いものは気持ち悪いのだ。最後、カマキリ男が、屋上で待つシーンには、苦笑した。
中途半端な終わり方でなく、悪い奴が、皆の前で暴かれるというのが、やはり、良かった。

2009/10/07

イジ「おんな」じゃなくて、イジ「め」って読みます。女にしかわからない、女のイヤーっなところを書いた短編集。最初の「目立とう精神」、そして続く「オフレコ」で、全体的に似たような話ばっかりなのかと思ってれば、そうじゃなくて驚いた。表題作はホラーっぽかったし、「あんぽんたん」では少しミステリっぽいし、「やる気ナッシング」は、やる気ないの女じゃなく男だし。そして最後の話では、今まで出てきた人が全員ではないけれどいっぱい登場していて、短編集を一本通った1つの作品にしている。けっこう面白かった。

2009/10/04

女の嫌な部分をこれでもか！と並べた短編集。
ねちっこさと陰険さに満ちた悪意小説かと思いきや、どの話も意外と後味が悪くない。
この匙加減は絶妙。

2009/10/04

「小説推理」「小説すばる」に掲載されていた7編。何気なく読んでみたがどれも面白かった。女でしかわからない「女」が表現されていた。2008/2