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ふしぎな図書館 の商品レビュー

3.4

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    15

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2024/10/19

久々の村上春樹。 「大人のファンタジー」なんて可愛らしい本も書いてるんだ?と思い手に取りましたが、やはり村上春樹の作品でした。笑 サラサラ読めて単純なストーリーなのに、難しい本だったという印象です。 私の読解力が足りないのもあるけれど、全体的に何が言いたいのか私にはよく分からな...

久々の村上春樹。 「大人のファンタジー」なんて可愛らしい本も書いてるんだ?と思い手に取りましたが、やはり村上春樹の作品でした。笑 サラサラ読めて単純なストーリーなのに、難しい本だったという印象です。 私の読解力が足りないのもあるけれど、全体的に何が言いたいのか私にはよく分からなくて。 皆さんの感想を読んで「なるほど、そうかもね?」なんて思っています。 ぱっと見は子どもでも読めそうな本だけど、グロテスクな表現や内容の難しさは確実に大人向けの一冊でした。 この、読了後のもやっと感が、私は苦手だなぁ。

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2024/08/07

大人のファンタジー。 村上春樹さんの作品を初めて読みました。 ふしぎな図書館に迷い込んだ僕が出会った秘密とは! 読み終わった後もいろいろと考えさせられるお話でした。

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2024/06/14

初めて読んだのは15年以上前。イラストがあって薄くて読みやすくて不思議な本。ふとした時、なぜか読み返したい本。

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2024/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙の可愛らしい羊男に惹かれて購入。 主人公のぼくは、あまり人に自分の意見を強く言うことができず、言われると断れずにそうしてしまう。 帰りが遅くなるとお母さんが心配すると分かっていながら、断れずに老人の言われるがままに騙されて牢屋にいれられてしまう。 脳みそをチューチューされると分かっていながら本を読んでしまう。 そんなぼくを牢屋から救い出そうとする少女は、たぶん、お母さんかな? 少女が頬にキスをすると、それまでの不安が些細な不安になったと感じたように、お母さんの慰めは子どもにとっては不安が消えるくらい大きい。 そして、命をかけて助けてくれたムクドリ。 助かるために置いてきた、お母さんが買ってくれた革靴。 ぼくは、自己主張の大切さを学ぶために三つの大切なものを失った。 最後にはひとりぼっちになって、孤独は新月の闇みたいに暗い。 けど、新月は始まりでもあり、これからぼくは変わることができるか、始まりの場所にいる、とも考えられる。 羊男は、どこかで美味しいドーナツを作っているといいな。

Posted byブクログ

2024/02/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ごめんなさい。今月読んだ本をどうしても10冊にしたかったから、昨日書店で目についたいちばん薄い本を買いました。だって今年まだ2月なのに、ひと月10冊の目標をクリアできなかったら来月からテンション下がる。 初出から40年以上、文庫化からでも15年以上経っています。昔読んだことがあるはずで、そのときは何も思わなかったけれど、なんと黒い話。羊男に体罰を加えるパワハラ老人職員。図書館にやってきた少年を拉致監禁して脳みそチューチュー予定って(笑)。 ストップモーションアニメにしてくれたら、『オオカミの家』(2018)にも勝るホラーファンタジーになるかも。 映画『オオカミの家』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/1161660d077c9390d487f52e0dcf5d09

Posted byブクログ

2024/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

村上春樹作品を再び。 ウンザリしているのだけど、何か『マシ』なものはないのだろうかと思って借りた。 これは借りる予定ではなくて、他の本を借りたついでに児童書のような可愛らしいイラストに引かれて手に取ってしまった。 図書館で調べものをしようとしたら、食べられそうになって図書館から逃げ出した……という話。 何とも陳腐な説明になってしまった。けど、ざっくり説明するならそんな話。 そこに村上春樹らしい『夢』が絡まっている。 村上春樹作品にはウンザリしているが、『夢』がキーワードのようだなという事は理解した。『現実とも空想ともつかない世界のはざま』が村上春樹作品には必ずと言っていいほど差し込まれる。それは『夢』だと書かれている事もあれば、現実のように書かれながら読者に理解を任せるように書かれている事もある。 ともかく、物語の全てを『現実』と思って読むと意味が分からない点が多い。しかし、『夢』だと思って読むと何があろうとアリで物語ががっちりとはまる。 そしてこの『夢』には説明はいらない。作者がそう書きたいから書いた……という理屈しか、そこにはない。もしくは『読者に理解できない作者の世界』で閉じているので、理解しようがない。 この点が理解できるのは村上春樹と同じ空想を持つ人たちぐらいなのだろうか? 『夢』という事までは分かるが、それを面白いと思える感性も、理解できる空想も残念ながら私は持ち合わせていない。 それでも、『夢』でありながらこの「ふしぎな図書館」は面白いと思えた。というのも、わかりやすいストーリーと魅力的なキャラクターと冒険にがっちりと心を掴まれたから。 ただ、ラストはやはり村上春樹らしく世界が閉じてしまっている。理解できた!と思った喜びもつかの間、やはり子供向けではなくて大人向けなのだなと思った。 子供らしく考えるなら『寂しい』という主人公に共感したらいいだけなのだが、私は冒険とラストの『母親の死』が上手く結びつかずなぜ『母親は死ななければならないのか』を考えてしまった。それがまだ、『図書館の続き』なのか、『逃げた罰』なのか、そもそも『母親の死が夢』なのか。 さらに考えるなら、『母親の死』が先でそれを忘れて図書館で迷って出てきたが、やはり『母親は死んでいた』という事なのか。つまり、物語全てが『夢』という可能性もありえるわけで。 村上春樹作品が合わない理由は、性表現が強いと言う事もあるが、『何が夢で、何が現実なのかはっきりしない』ため私の妄想が広がりすぎるのもあるのかもしれない。ある程度、はっきりした『枠』の中に納まっている方がいい。 この作品に性表現はないですがグロテスクな表現はあるので、子供向けではない気がするのです。読むときは注意。

Posted byブクログ

2024/02/09

一度読んだだけではうまく理解出来ずに二度読みました。あの美しい女の子はお母さんだったのかな?お母さんは自分の死が近いことを知っていたように感じた。世の中には運悪く起きてしまう不条理な出来事があるけれど、そこから救いたいと思ったのかもしれないと感じた作品でした。

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2024/02/07

村上春樹×佐々木マキの絵本 ふたたび羊男が登場して、ドーナツがいっぱい出てきて嬉しかった。不思議な図書館に迷い込んだ主人公。なぞの美少女。飼い鳥のむくどり。実家で自分を待つ母。最初から最後で伏線とかなく、不思議だった。 最後突然悲しくてびっくりした笑  なんで笑 羊男とクリス...

村上春樹×佐々木マキの絵本 ふたたび羊男が登場して、ドーナツがいっぱい出てきて嬉しかった。不思議な図書館に迷い込んだ主人公。なぞの美少女。飼い鳥のむくどり。実家で自分を待つ母。最初から最後で伏線とかなく、不思議だった。 最後突然悲しくてびっくりした笑  なんで笑 羊男とクリスマスはあんなにハッピーだったのになんで笑笑 理解不能だけどたぶん理解とかいらない。村上春樹がサラサラ絵本書いてるって感じで良い。

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2024/01/19

本当に不思議なお話でした。 図書館には謎がありそうですもんね(笑) 予想していたより面白かったです。

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2023/12/12

疲れてる時に 暇つぶしに読もーと思って手に取ったけど、期待してたより面白かった。 独特な世界観で脳裏に焼き付く物語。思ったより怖かったからかもしれないけど笑 イラストが無かったら分かりにくかったりおぞましくなりすぎてたかもしれないけど、可愛いイラストの効果でいい感じに不気味だった...

疲れてる時に 暇つぶしに読もーと思って手に取ったけど、期待してたより面白かった。 独特な世界観で脳裏に焼き付く物語。思ったより怖かったからかもしれないけど笑 イラストが無かったら分かりにくかったりおぞましくなりすぎてたかもしれないけど、可愛いイラストの効果でいい感じに不気味だった。

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