「残業ゼロ」の仕事力 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
● 残業時間になったら電気を消したり、ペナルティを与えるぐらいやる。社員がこんな思いまでして残業したくないと気持ちになれば自然となくなる。この文化が根付くまで我慢しないといけない。 ● 問題は肥大化・複雑化するので早く片付ける。精神的な意味でも「そのうち片付ければよい」と思っていると、まだ片付けてないという思いが頭を離れず、チャレンジしようとしていた気持ちもなくなり、ただ義務感だけになってしまう。 ● 問題は「緊急対策」「再発防止」「横展開」が基本。 ● 情報共有にはプロセスが重要。単純に「結論はAです」ではなく、A、B、Cと比較して、最終的な結論としてAになったと伝える。同じプロセスを共有することで、自分もその決定に参加したという意識が生まれる。 ● いきなり改革するのではなく、少しずつ無理せず続けることが大事。
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久々に夢中になって読んだ本かも。 当たり前のことを言っているのだけれど、 当たり前を徹底的にやり切るところが偉人なんだな。
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残業ゼロを(自らの会社で)実践、生産性を向上させた経営者 の実体験をふまえた著作。「残業しないのが世界基準。ルール違反」「論理思考力を鍛える早朝会議」「がんばるタイム」「終わりの時間を意識する」「仕事にはデッドラインをつけて追い込む」等、学ぶべきことは多い。(範囲は限られるけど)
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ノー残業デーで知られる(?)トリンプ元社長吉越氏の仕事論。 日本の企業において残業はデフォルトである。 来年から働きだす自分も「休みなんて特にいらないし、仕事をガシガシやるぞ」とか思ってたけど、この本を読んで少し考えさせられた。 確かに海外の話を聞いていると、ライフワークバラン...
ノー残業デーで知られる(?)トリンプ元社長吉越氏の仕事論。 日本の企業において残業はデフォルトである。 来年から働きだす自分も「休みなんて特にいらないし、仕事をガシガシやるぞ」とか思ってたけど、この本を読んで少し考えさせられた。 確かに海外の話を聞いていると、ライフワークバランスというやつが存在してて、ヨーロッパなんかは昼に一回帰宅!みたいなイメージがある。 しかし、これはあくまで海外の話であって、日本じゃまあ無理。 本で書かれている仕事をどんどん圧縮していく話はすごく魅力的だし、毎日5時に帰れればすごくいいのだけど、大半の会社はそれじゃあ潰れちゃうよなーと思った。
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残業続きの日々がどうにかできないかと思って読んでみました。 残業が当たり前と思っている会社の雰囲気が変わらない限り難しいのかも知れないけど、自分の意識次第で変えられるものもあるなと思った。デッドラインを設けて仕事をします!
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残業続きの日々を何か変えたいな…と思って手にとった本。 一貫して書かれているのは「残業は悪だ!」ということ。残業をどうやって減らすかは、その人の特性に依る部分も結構あると思うので、必ずしも当てはまるとは限らないと思うが、自分は納得する部分が多かった。 「残業は悪だ!」 「デッ...
残業続きの日々を何か変えたいな…と思って手にとった本。 一貫して書かれているのは「残業は悪だ!」ということ。残業をどうやって減らすかは、その人の特性に依る部分も結構あると思うので、必ずしも当てはまるとは限らないと思うが、自分は納得する部分が多かった。 「残業は悪だ!」 「デッドラインを明確にし、達成するためにどう効率的に仕事を終わらせるか」 この2点を念頭においているだけでも、(自分にとっては)仕事に対する取り組みは大きく変わってくる…気がする。
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仕事を効率よく進めるためのやり方をまとめた入門向けの本。文体が読みやすいので、取っ付きやすい。 内容としては、以下のことを述べている。 ・問題の考え方(小さく分けて、問題解決) ・会議の考え方(問題に優先順位をつける、会議に出す時点で案をまとめる) ・TTP(徹底的にパクる)を...
仕事を効率よく進めるためのやり方をまとめた入門向けの本。文体が読みやすいので、取っ付きやすい。 内容としては、以下のことを述べている。 ・問題の考え方(小さく分けて、問題解決) ・会議の考え方(問題に優先順位をつける、会議に出す時点で案をまとめる) ・TTP(徹底的にパクる)をすること(良くする為に他人のいい所を盗もう) ・ワークライフバランス(仕事以外でも遊ぶ。遊び慣れないと老後に時間を持て余すぞ!) ・リーダーシップよりフォロワーシップ(組織で動ける方法をまず学ぼう) 特に、フォロワーシップの所で、上司をフォローしながら、自分が上司になった時の事をイメージしようってのに共感した。 ベタで王道なパターンだけど、料理屋で修行した坊主が成長するケースも、皿洗いしている時でも先輩の行動を観察してるヤツが成長するもんね。
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読んでいると脳天をガツンとやられる本。ここ最近の本の中で一番衝撃。次重要なページ折ってるんだけどほとんどのページが折ってあるからかさ増しw ・「こんなことするなら残業しないほうがマシ」という思いをさせれば残業はなくなる ・徹底的にパクる(これは明日からでもできる) ・ひたすらフォロワーシップを磨く(これも明日からできる。「何の意味があるか」「なぜ今これをするのか」考えながら指示通り動く。) ・仕事をするうえで一番大事なのは間違いなくスピード ・人生全体のバランスを考える(大学のゼミの先生がよく言ってたなぁ)
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この本では、2つの局面について書かれている。 一つ目は、残業ゼロにするための管理者の心得。このテーマでのポイントは、①問題は細かく分ける。②デッドラインを設ける。 成功するまであきらめない。朝令暮改はあたりまえ。リーダーシップよりフォロワーシップ。日本人は、野性味を取り戻せ(トー...
この本では、2つの局面について書かれている。 一つ目は、残業ゼロにするための管理者の心得。このテーマでのポイントは、①問題は細かく分ける。②デッドラインを設ける。 成功するまであきらめない。朝令暮改はあたりまえ。リーダーシップよりフォロワーシップ。日本人は、野性味を取り戻せ(トール・ポーピー・シンドローム) 二つ目は、人生のワークライフバランスについて。基本的には、仕事は、お金のためであって、人生と同一視しないこと。仕事は、人生と相反するものでなく、人生の一部を構成するもの。したがって、ワークライフバランスとは、仕事と仕事以外の生活の均衡。自己実現は、仕事よりも仕事以外の生活に求めるもの。本番の人生に向けて、準備が必要。
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●仕事の問題を顕在化し改善する絶好の機会が、残業によって奪われてしまう ●日本企業の恒常的な残業が、社員の「効率的に仕事をする能力」をスポイルしてしまっている ●ビジネスや仕事は共通のルールの下で競われる「一種のゲーム」で、「決められた時間内で戦う」というのは大事なルール ⇒い...
●仕事の問題を顕在化し改善する絶好の機会が、残業によって奪われてしまう ●日本企業の恒常的な残業が、社員の「効率的に仕事をする能力」をスポイルしてしまっている ●ビジネスや仕事は共通のルールの下で競われる「一種のゲーム」で、「決められた時間内で戦う」というのは大事なルール ⇒いくら残業して「勝った!勝った!」と胸を張ったところで、そんなのはルール違反、長時間働けば勝つのは当たり前 ●問題発生時に最悪なのは、そのまま何もせず放置しておくこと。問題は放置しておくとどんどん育ってしまう法則がある ●天才以外は問題を小分けせよ 問題に立ち向かうには、大きな問題を分けて小さくする。「これなら自分でもなんとかできる」サイズになってから一つひとつ解決していく ●やることの優先順位は必要ない 厳しいデッドラインつきの仕事を、これでもかというぐらいに押し込む。それで、1分1秒も惜しいという状況に追い込まれれば、自然と仕事の処理速度が早くなる ●デッドラインの決め方は、「会社にとって正しいことを優先する」 ●できない理由を用意しようと思ったらいくらでも見つかるが、何もせずにあきらめてしまえば、その正しいことは永遠に実現しない ●あらかじめ「できるとわかっていることをやる」のが仕事ではない。「会社にとって正しいことをやる」のが仕事 ●目的地までいちばん速くたどり着くためには、立ち止まらないこと。A、B、Cのどれとどれを組み合わせたら速いか、などと考えている暇があったら、最初に目に入ったAから順にどんどん片付けていく。そのほうが速いし、しかも確実 ●毎日仕事を終えた3時間あまりを「自分の人生のために投資する」と考える ●会社での仕事は、あくまで自分の生活を構成する一要素に過ぎない ●仕事にせよ会食にせよ、「終わりの時間」を常に意識し、そこまでの時間を逆算してスケジュールを立てる ●「仕事が終わったときが終わりの時間」という意識では、いつまでたっても残業を減らすことはできない ●将来のリーダーを目指すなら、部下でいる間はひたすらフォロワーシップを磨く。陰で上司の悪口を言っているなんて時間の無駄 ●リーダーにはまったく未知の状況にも動じず、失敗してもへこたれない強さが必要 ●仕事中に考えるのは「会社にとって正しいことはなにか」だけ
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