“文学少女"と月花を孕く水妖 の商品レビュー
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番外編。 いきなり、時間が2巻の直後に戻るので、2巻を読み直すはめになりました。 「雨宮蛍」って誰だっけ?的な。 キーになるのは泉鏡花の『夜叉ヶ池』。 これも後で読もう…とこっそり思ってます。 エピローグの数年後の描写が、文学少女シリーズの最終章に期待を持たせます。 どうなるんだろー。 明日あたり、続きを買いに行けたらいいなぁ。。。
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ここまできて番外編なのには驚きですが、遠子先輩に見え隠れする寂しげな表情が次巻に向けての伏線なのかなと。運命だなんて決めつけないで、諦めずに自分の力で未来を切り開いていってほしいものです。個人的にはある意味、超展開でした…麻貴先輩、まじですか(笑)
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「文学少女シリーズ」にしては(笑)後味のいい話。 ただ、そろそろ謎が収束に向かいそうで、それが楽しみであり寂しくもあり。 もうちょっと遠子さんと一緒にいたい。
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酔っ払った遠子先輩が可愛いです。 流人君は最終的には麻貴先輩とくっつくのかな? いつも尊大な麻貴先輩の内面がつづられてるのが良かったです。 思った以上に窮屈な思いの中で暮らしているのだなぁ…と。 遠子先輩の秘密?も気になるところ…。 早く続きも読みたいです。
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今回は番外編という事で、若干時系列を戻した、夏のお話。 また番外編のためか、いつもよりはライトめ、ロマンチックテイストも若干感じるストーリーだったかと。 まあでも、相変わらずこのシリーズはストーリーが重めだが。 またポジション的には、表の主役は心葉と遠子先輩、裏の主役は麻貴、って...
今回は番外編という事で、若干時系列を戻した、夏のお話。 また番外編のためか、いつもよりはライトめ、ロマンチックテイストも若干感じるストーリーだったかと。 まあでも、相変わらずこのシリーズはストーリーが重めだが。 またポジション的には、表の主役は心葉と遠子先輩、裏の主役は麻貴、って所だろうか。 とにかく、麻貴に関するエピソードが所々に出て来ていた。
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番外編的なお話で、時系列も少し前に戻っています。モチーフにウンディーネが使われているのでもうそれだけで胸きゅん! 泉鏡花も読んでみたくなりました。番外編だけあって、前巻までの重苦しさが少しだけ軽減されているのも読みやすくてありがたかったです。次巻からは遠子先輩の謎が明かされるのか...
番外編的なお話で、時系列も少し前に戻っています。モチーフにウンディーネが使われているのでもうそれだけで胸きゅん! 泉鏡花も読んでみたくなりました。番外編だけあって、前巻までの重苦しさが少しだけ軽減されているのも読みやすくてありがたかったです。次巻からは遠子先輩の謎が明かされるのかな? また重い展開がありそうです。
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うーむ、決してつまらなかったわけじゃないんだけど、パンチ不足というか。 登場人物に共感できず、ストーリー展開のわくわく感もそれほど強くなく。 うまいなとは思ったけど、面白いなとはそこまで感じず。 …というか、個人的に美羽の巻が最高すぎたから、ハードル上がりすぎちゃってるんだろうな...
うーむ、決してつまらなかったわけじゃないんだけど、パンチ不足というか。 登場人物に共感できず、ストーリー展開のわくわく感もそれほど強くなく。 うまいなとは思ったけど、面白いなとはそこまで感じず。 …というか、個人的に美羽の巻が最高すぎたから、ハードル上がりすぎちゃってるんだろうなー。 僅かな期待も持ちつつ次の上下巻読もうと思います。
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先輩のおやつを作らなくていい夏休み、と思いきや 突如の呼出、突如のお迎え。 そうしてこうして、夏休み途中から、見覚えのあるメンバーと 過ごす事になってしまったという…。 あの子の名前が頻繁に出てくる、という事は あの後なのか、と。 そういえば、次の話が寒くなってました。 色々と...
先輩のおやつを作らなくていい夏休み、と思いきや 突如の呼出、突如のお迎え。 そうしてこうして、夏休み途中から、見覚えのあるメンバーと 過ごす事になってしまったという…。 あの子の名前が頻繁に出てくる、という事は あの後なのか、と。 そういえば、次の話が寒くなってました。 色々と、微妙に引っ張っている状態。 毎度のことですが、最後まで読んで納得状態。 しかし、まさか『犯人』が…思いっきり予想外というか それはもう疲れるだろうな、と。 お疲れさまでした、というのもありますけど 何言う教育を施してくれたのですか、と 文句の一つも言いたくなりそうです。 本人にとったら、そうでもなかもしれませんが。 いつもの太文字心の声は、一体誰なのか。 なるほど、と思いつつ読みましたが、最後の太文字に驚きです。 確かに、対抗するために爪を磨いでいたわけですし よくやった! と思います。 が、本人にしてみれば、まだ第一関門、という所なのでしょうか?w
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夏休みも終盤突然電報が心葉宛に届く。 遠子先輩から助けて欲しいと、そして二十分後に麻貴先輩のお付き? 高見沢さんが家に押しかけてきて、心葉を麻貴先輩と遠子先輩の居る 姫倉の別荘へと連れて行かれてしまう。 余興と言って 東京から来た井上心葉と言います。聖条学園二年生です。 こちらにぼくが探しているものがあると聞いて、うかがったのですが、 ご当主はいらっしゃいますか という事を言わされる。 今回の話は限られた閉鎖空間で起こる事件を解決、想像する話。 と言っても登場人物が少ないから本当に最初から誰が犯人かというのは 結構バレバレ。 でも事件としては80年前、50年前、そして現在へと繋がる。 文学少女の醍醐味でもある心葉パートと遠子先輩パートで二人で手に入れた 情報を統合して遠子が想像を披露するというのが今回はあまり。 結構一緒に行動している事が多かったからあまりない。 麻貴の目的は80年前のエミュレート。 麻貴=白雪、心葉=秋良、遠子=ゆき、バロン=バロン。 この役者で麻貴の筋書きで行動を操作する事によって、80年前と50年前の約束を 聞き出して、姫倉家への反逆の切り札にしようとしていた麻貴。 牙を抜かれ傀儡のようになった父のようにならないが為に。 歯向かうための武器を麻貴は手に入れようとしていたのではないかと思う。 事件としての解決よりも、卒業編前の、伏線を散らす役目が今回の話には あると思う。 美羽と心葉との伏線が多方回収されてしまって。 謎という謎が殆どなくなってしまっているから。 遠子関連の伏線を散らすのが今回のこの話の目的なような気がする。 固有名詞は一切出てないけど、 将来麻貴が姫蔵家が用意した婚約者とは結婚せずに、心葉の知ってるある人と。 これは、伏線ではあるけど、芥川一詩では、ないだろうから。 流人だろうなー。不倶戴天の天敵のような関係なのに。 心葉も結婚せずに仕事を通い妻のような人がいるようで、 これはななせだと思う。 でないとななせは不憫すぎる・・・。
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文学少女番外編。今回は麻貴先輩のお話です。 時系列は蛍ちゃんの話の後ということなんですが、読んだのが前すぎてしっかり内容覚えてないという…あがが。 このお話の前までが暗くて重くて息詰まる展開だったので、このくらいの方が読んでて気楽かなあ。まあ、これもそんなに軽いわけではないんだ...
文学少女番外編。今回は麻貴先輩のお話です。 時系列は蛍ちゃんの話の後ということなんですが、読んだのが前すぎてしっかり内容覚えてないという…あがが。 このお話の前までが暗くて重くて息詰まる展開だったので、このくらいの方が読んでて気楽かなあ。まあ、これもそんなに軽いわけではないんだけど。 白雪の秘密があのじーさんの弱みになるほどの秘密じゃなかったことにがっかり。 したのだけど、遠子先輩が話してくれた「想像」のゆりと秋良のその後がとても素敵だったので、救われた気分です。 この作品は途中途中がすごく重いんだけど、最後に遠子先輩が優しく拾いあげて救いの手を伸ばしてくれるから好きなんだよなあ。
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