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私の奴隷になりなさい の商品レビュー

3.4

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2021/06/04

「隷属というのは、他のものに対して寛容になるということ」。この言葉だけ聞くと不思議に思うかもしれないけれど、最後まで読めば納得できる。 評価が分かれるのはSMを扱っているからだと思う。作品の出来不出来ではなく、読者が受け入れられるか受け入れられないかが評価に影響を与えている。

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2020/04/14

性癖をジャンル、と呼ぶその世界には共感できなかったが、至る所に出てくるさりげないセリフに男女という性別を超えた人間性に対する普遍性を感じ、官能的な描写以上に心に刺さった。

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2020/03/05

名著再読シリーズ。 官能小説界の金字塔。 こんな夢物語あるわけねーと嗤うか、不思議なリアリティに息が詰まるか、読む人を選ぶ本作ですが、後者の方には主体性と従属、そして世界観について感受性の実りの多い逸品です。 ちなみにリリーフランキーの解説も最高。

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2018/02/11

なるほど、前半のストレートな性描写から一転、後半の美しささえも感じる男の語り。覆面作家も頷ける。リリーフランキンーは青春小説だとあとがきで言う。諸手を上げて賛成は出来ないが、反対も出来ない。

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2017/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

描写は相当だが、ただの官能小説でないことは確か。ヒロインが送信した数々の保存メールを凝視するシーンは眩暈がするというか、クラクラするというか、何ともいえない読後感。リリー・フランキーの解説が秀逸。

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2014/03/28

私には文学的な趣を感じられませんでした。 男性が喜ぶ娯楽作品です。 それ以上でも以下でもないです。

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2013/04/21

壇蜜が主演の映画ということで、DVDを見たあとに読みました。 最初は性描写が激しく電車の中では読めないくらいだったけど、あとがきでリリーフランキーが言うように"青春を取り込んだ青春小説"とも言えるように奥が深い内容だな〜と思いました。 あたしもこの御主人様に出...

壇蜜が主演の映画ということで、DVDを見たあとに読みました。 最初は性描写が激しく電車の中では読めないくらいだったけど、あとがきでリリーフランキーが言うように"青春を取り込んだ青春小説"とも言えるように奥が深い内容だな〜と思いました。 あたしもこの御主人様に出会って調教されて女として磨かれたい。 色気と魅力がある女性になりたいと思わされる本です。

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2013/03/12

装丁勝ちですね、大沢佑香ですもん。 官能小説的なジャンルは初体験なので何とも言い難いですが、とにかく冗長です。 続きを読もうとは思えませんでした。

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2013/03/12

清々しく、切ないSM小説。 技術的・物理的にあり得ない描写には目をつむりましょう。 人妻に恋した僕に、ついつい感情移入してしまいました。 最初は単なる上辺だけなぞったエロ小説かと思いきや、最後はうんうん頷きながら読んでました、納得のエロ小説でした。 作者の言うとおり、...

清々しく、切ないSM小説。 技術的・物理的にあり得ない描写には目をつむりましょう。 人妻に恋した僕に、ついつい感情移入してしまいました。 最初は単なる上辺だけなぞったエロ小説かと思いきや、最後はうんうん頷きながら読んでました、納得のエロ小説でした。 作者の言うとおり、「SMとは、嗜好ではなく関係性の問題」なのだと心から納得。 「奴隷になるということは自由を奪われるということではない。隷属というのは、他のものに対して寛容になるということなのだよ」 「罪悪感がいつもいっぱいあります。夫を愛する貞淑な妻ですから。でも一番悪いと思うのは、夫以外の男とセックスをしてる事より、夫とはしない事をしてる事のほうです」 オイラの怒張も大きくなって(そんなにないだろ!)喜んでおります。 大変勉強になりました、はい。

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2013/02/21

ただの官能小説じゃないから!と強く勧められて読んでみました。 ってのは言い訳で、ホントは興味ありました。 ん~でもやっぱり小説にリアルな性描写って必要ないと思うんだよなぁ。 それ目的ならともかく。 想像の余地がないというか。 文章は巧みだと思う。 なるほど、と考えさせられるフ...

ただの官能小説じゃないから!と強く勧められて読んでみました。 ってのは言い訳で、ホントは興味ありました。 ん~でもやっぱり小説にリアルな性描写って必要ないと思うんだよなぁ。 それ目的ならともかく。 想像の余地がないというか。 文章は巧みだと思う。 なるほど、と考えさせられるフレーズもあったりで、単なる官能小説とは違うなと感じます。 噂されてるあの人がサタミシュウの本体なのかまではよくわかんなかったけど。 何しろ自分はあんまし受け付けなかったです。

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