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私の奴隷になりなさい の商品レビュー

3.4

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    4

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2010/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最高の片思い。この作品はそれに尽きると思う。 隷属関係というのは、尽くす尽くされるということではあるが、あくまで成長するための手段でしかない。 執着を自分に向けさせることがどれほど難しく、そして切ないか・・・。 女性が社会にでて男性と平等に扱われるようになり、プライドをもつことができるようになった今、誰かに従順したいと思うようになるのは男女問わず心のどこかにあるのではないだろうか? あとがきにも書いてあるが、やはり平等な世界ほどうまく回らないものはないのかもしれない。

Posted byブクログ

2010/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リリー・フランキーさんの帯びに惹かれて買ったよ。 最初はただのエロ小説かと思ったけど予想を裏切る面白さでした。 入り組んだ構成がなかなか読ませます。 香奈が卒業するときはちょっと感動した。 タイトルまでたどり着く経緯の物語。 改題したら買いにくいじゃんって思ったけど、内容読んだ後だとこっちのタイトルのほうがしっくりくるな。

Posted byブクログ

2010/08/25

エロ小説と言っていいのだろうか。でも内容はエロです。 ただ単にエロって言えない。何て言うんだろう、人間ってそうだよねって思わせてくれる何かがあるんです。 小説なのであまり具体的な内容は書きませんが、人間の持っている性というか、そういうものがどこか浮き彫りになっていて、それが嫌に感...

エロ小説と言っていいのだろうか。でも内容はエロです。 ただ単にエロって言えない。何て言うんだろう、人間ってそうだよねって思わせてくれる何かがあるんです。 小説なのであまり具体的な内容は書きませんが、人間の持っている性というか、そういうものがどこか浮き彫りになっていて、それが嫌に感じない。そういう気がしてならない。 ちょっと、それはどうなんだろうって言い方をすると、夏目漱石とか太宰治とかああいう人たちの暗い話を読んだ時に感じる何かに凄く近い感覚が読み終えた時にありました。ただしい感想かわかりませんか、とても不思議な魅力を持った物語でした。

Posted byブクログ

2010/05/03

確かに官能小説とは違う何かを感じる。 でも、リリーさんが言ってるような爽やかさではなかったように感じた。 読み終わって、ちょっと「なるほどなー」と思った。

Posted byブクログ

2009/12/18

そうか、SMじゃないんだ。なかなかハッとするようなことを言われた。そういう意味ならわたしだって調教されたい

Posted byブクログ

2009/11/28

美しい官能小説。 SMのお話。ちょっと不倫。 情熱とか、執着とか、隷属とか、他人には伝わりにくい感情が、伝わってきます。 官能は入っているのに、エロいだけでは終わらないさわやかさ。

Posted byブクログ

2009/10/08

確かに官能小説のようにどろどろはしておらず、爽やかな印象。30代の青春・・・(性春?)小説。 ところで、結局サタミシュウっていうのは誰なんでしょうか?重松清?村上龍?

Posted byブクログ

2009/10/04

すごく売れてるようだったので話題になるかと買ってみたけれど 私がそういうの(SM)に縁遠いからか、なかなか入っていけなかった。 こういう人もいるんだってわかったことだけは良いかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

文庫本の帯に「リリー・フランキー氏絶賛」と書いてあったので、購入。 リリー・フランキー氏と言えば、たしか「東京タワー」で有名な作家だけど、氏の本は読んだことはない。 「SM小説なのになぜ爽やかな匂いがするのだろう」とも書いてありました。 確かにSM小説ですが、それを通しての作...

文庫本の帯に「リリー・フランキー氏絶賛」と書いてあったので、購入。 リリー・フランキー氏と言えば、たしか「東京タワー」で有名な作家だけど、氏の本は読んだことはない。 「SM小説なのになぜ爽やかな匂いがするのだろう」とも書いてありました。 確かにSM小説ですが、それを通しての作者のメッセージはしっかりとあるように思います。 その点が、普通のSM小説とは違う。 しかし、表現方法はかなり「性的」ですので、人によっては顔を背けたくなるような部分もあるかも(多いかも)。

Posted byブクログ

2011/09/28

SMは関係性というのが、目ウロコだったけど、実際にありえないだろうなあと思うけれど、それは私の想像力が貧困だからだろうか。重松清の本だというから読んでみたけど、違う気がする。松久淳という説もあるそうだけど、いったい誰?

Posted byブクログ