効率が10倍アップする新・知的生産術 の商品レビュー
勝間さんの書籍。自分をグーグル化する方法とサブタイトルにはあるが、これを読めば自分の情報が何でも検索できる様になる、といったことではない。 効率が10倍アップともあるが、根拠のある数字でもない。 ただ、ITを使うビジネスマンならば意識したことのある話題だろうし、また役に立つ情報...
勝間さんの書籍。自分をグーグル化する方法とサブタイトルにはあるが、これを読めば自分の情報が何でも検索できる様になる、といったことではない。 効率が10倍アップともあるが、根拠のある数字でもない。 ただ、ITを使うビジネスマンならば意識したことのある話題だろうし、また役に立つ情報もあるだろう。 フレームワークについてのあたりなどは効率化というよりももっと別の概念でフォローすべきところかもしれない。 単なる整理術などではなく、もっと大まかな枠組みの話であり、即効薬を求めている人には不向き。
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本屋で何気なく手に取って、一度戻したものの、時間を効率的に使うための道具などの大胆かつ具体的な提示があり、気になってしまい再び売り場に戻って買ってしまった。 著者はマッキンゼー、JPモルガンなどでキャリアを積んだ公認会計士である。その効率性への飽くなき追求心は超人的であり、一部...
本屋で何気なく手に取って、一度戻したものの、時間を効率的に使うための道具などの大胆かつ具体的な提示があり、気になってしまい再び売り場に戻って買ってしまった。 著者はマッキンゼー、JPモルガンなどでキャリアを積んだ公認会計士である。その効率性への飽くなき追求心は超人的であり、一部には閉口しそうになるものもある。しかしながら、少しでも無駄を削り、いかに高いアウトプットを生み出すかという発想は自分と重なるものがあり共感できる。 特に、読書に対する考え方は改めて納得である。やはり、テレビから得られる情報は万人向けに加工してあり内容は平易にならぜるを得ないため情報の価値としては圧倒的に本に軍配が上がる。また、TVは情報が一方的であり受け手の想像力が送り手のそれを上回ることは少ないという指摘は尤もである。 勝間史と同じような、生活をすることは難しいが考え方としては自分に近いと思う。それらを具体的に分かりやすく提示してくれたということで★四つ。
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08/04/05 読破 自分をグーグル化する、このコピーを考えた人が偉い。 簡単に言えば、帯に書いてある「効率10倍のインプット術、成果10倍のアウトプット術」となるものが、「自分をグーグル化する」と、何かすごいことのように思えてしまう。そして、私も買ってしまった(笑)。...
08/04/05 読破 自分をグーグル化する、このコピーを考えた人が偉い。 簡単に言えば、帯に書いてある「効率10倍のインプット術、成果10倍のアウトプット術」となるものが、「自分をグーグル化する」と、何かすごいことのように思えてしまう。そして、私も買ってしまった(笑)。 インプット、アウトプットと言えば、すぐに思い出されるのが、著者もp.2で書いている、 『知的生産の技術』(岩波新書) 梅棹忠夫氏 『「超」整理法―情報検索と発想の新システム』(中公新書) 野口悠紀雄氏 『「知」のソフトウェア』(講談社現代新書 (722)) 立花隆氏 の3冊だ。 誤解を恐れず言ってしまえば、この3冊に書いてあることは何となくできそうな気がするのだが(実際にはできないにしても)、このグーグル化する方法は、少なくとも私には実現できそうにない、と初めから思えてしまったのが、ちと残念。 ただ、この1冊だけで判断するのではなく、勝間さんの本を、他にももう少し読んでみたいと思う。
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初版は2007年だけど、掲載されている知的生産術は今でも十分利用できる。紹介されている書籍やツールは、もしかしたらもっといいのがあるかもしれないけれど。個人的に参考になったのが、「マッキンゼーで鍛えられた、わかりやすく話す方法」の章。誰かに話を持っていくときは相手と理解度を揃える、ロジカルに情報を整理するというのを心がけていきたい。
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勘ディープスマート力 良書を読む ベストプラクティス①客に接触②いい分析に集中 価値の出せないところはバッサリ捨てる よく運動してよく寝る 話す前に4つのポイント 全体像、構造、最も重要なメッセージ、さらに必要な階層情報
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これまでに刊行した自己啓発書の中でも、折に触れてIT機器の活用を唱えてきた著者が、さまざまな情報活用術を紹介している本です。 こうした本は、どうしても内容がすぐに古びてしまう運命にあるのは避けられないとは思いますが、それを差し引いても、前著『無理なく続けられる年収10倍アップ勉...
これまでに刊行した自己啓発書の中でも、折に触れてIT機器の活用を唱えてきた著者が、さまざまな情報活用術を紹介している本です。 こうした本は、どうしても内容がすぐに古びてしまう運命にあるのは避けられないとは思いますが、それを差し引いても、前著『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』や『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(ともにディスカヴァー)に比べると、少し内容の密度が薄いような気がしてしまいます。一番の理由は、具体的なテクニックに終始していて、著者自身の情報活用術の中核にある理念が見えにくいことでしょうか。 もちろん、本書の中で情報を「フレームワーク化」することの必要性を訴えている著者だけあって、できるだけ根幹にある発想を掘り下げようと努力していることはうかがえるのですが、著者自身が「はじめに」で言及している梅棹忠夫『知的生産の技術』、野口悠紀雄『「超」整理法』、立花隆『「知」のソフトウェア』などに比べると、やや見劣りがすることは否めないように思います。 とはいえ、読者の一人ひとりが、一つでも役に立つテクニックを取り入れることができれば、この手の本としては十分に価値があると言えるのではないでしょうか。
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とにかく自分の頭に残って実践するやつを一つ。 フレームワークを作って使う。仕事のチーム内のデキの悪いメンバー用に、仕事を進める上でのフレームワークや、人への話しや相談、報告の伝え方のフレームワークを作ってみようと思いました。
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勝間和代を世間に知らしめた1冊。友達に「この本ってどう?」と聞かれたとき、「仕事をバリバリやりたいなら読むといいと思うけど、そうじゃないなら読まなくていいんじゃない」と言ったことを思い出した。
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[2016/05読み終わり]少し前の本なので情報や機器の説明が少し古かったが、この方はこうやって進化してきたんだと納得出来た。ただ私みたいな一般人が出来るかどうかは別の話だと思う。
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効率が10倍アップする ・情報こそが通貨になる時代 情報入手の効率を上げるため;問題意識、自分のテーマを複数持つ 例)労働生産性の向上・ITの効率的な活かし方・組織の効率的な働き方 →他のテーマの見つけ方;実体験として困っていることを探す;組織論 Give5乗の法則;情報...
効率が10倍アップする ・情報こそが通貨になる時代 情報入手の効率を上げるため;問題意識、自分のテーマを複数持つ 例)労働生産性の向上・ITの効率的な活かし方・組織の効率的な働き方 →他のテーマの見つけ方;実体験として困っていることを探す;組織論 Give5乗の法則;情報を出せば出すほど情報をくれるようになる ・1%の本質を見極める6つの技術 1フレームワーク力をつける:少ない情報で、より大づかみな情報の組み立てが可能。ある目的に沿って整理された思考の枠組み →マッキンゼーにはフレームワークだけを集めた基本マニュアルが200くらいある;主婦のおしゃべりじゃない Skill×Willマトリクス 2ディープスマート力で経験値を重ねる:特定分野における「勘」の蓄積。フレームワークから外れた時の正しい判断。暗黙知 3失敗力をつける:情報収集の感度を高めて皮膚感覚をつかむため。 4ベストプラクティスの共有で学びを分けてもらう;20人からのヒアリング→どの部分が顧客に価値を届けている部分で、どの部分がそれぞれの人のオリジナルなアレンジなのかが見えてくる; 一流のアナリストのタイプ:1とにかくお客様にサービスをするタイプ。2いい分析に集中するタイプ 5自分の価値を出せないところはバッサリ捨てる:企業価値評価の第一人者、病院コンサルティング・Not To Do List;目的意識のないコミュニケーション 6本代をケチらず良書を読む:価格帯別、新書/ソフトカバー/ハードカバー/専門書→ハードカバーの本こそ素晴らしい知見が入っていることが多い 本を読む前に課題を設定する→この本から何を得たいのか ・日々のルーティンワークの見直し:上司に許可をもらい、仕事相手にヒアリング。そのプロセスが何を目的としていて、他にどのような代替手段があって、同じ結果をより少ないインプットで出すにはどうしたらいいのか、常にフレームワークを使って考え続ける 例)手作業で行っていたポジション管理を、部署全体で共有できるエクセルに直す。 ・睡眠は投資:健康であり続けるため ・分かりやすく話す方法 ダメな原因1相手の理解度を確認しないまま、前提条件を説明しないままいきなり内容に入る 2話す内容がフレームワークになっていない。空雨傘の区別が付いていない →相手と自分の間に共通の言語・流れを組み立て、相手と自分の間にリンクを作ってから、初めて情報を流していくという心がけ
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