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書店繁盛記 の商品レビュー

3.6

27件のお客様レビュー

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2011/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジュンク堂の書店員、田口久美子氏による連載をまとめたもの、らしいです。 書店からみた本を取り巻く環境のアレコレを書いていますが、本に関してとか、ジュンク堂や大型書店に関して多少の予備知識が必要(それでもわかんないことが多々あった)です。本屋好きには面白いと思います。 実際、本屋大賞の内情だったり、どうして本屋で本を注文するとあんなに遅いのかっていう理由だったりがわかって面白いっちゃ面白いんですが…若い世代に対して、かつ、地方への無理解みたいなものがあって、読んでて気持ちのいいものじゃない時もありました。 話も飛ぶし、6割方「愚痴」になってるところが不愉快。 本人も「多愚痴」っていわれちゃ、かなわないから~みたいな文章書いてましたが、まさに「多愚痴」氏です。 かつ、自分の部下に対して「あなたは恵まれてる。ジュンク堂○○店開店の時はうんたらかんたら」と説教?したりしてる模様。 個人的に、こういう「俺の時代は大変だった」みたいな話大っきらいなので(そのあとに絶対「だからお前らの苦労なんてへの突っ張りにもならない」っていうニュアンスが含まれてるから)この本を評価したくもありませんが、面白いところもあったので、☆2つということで。

Posted byブクログ

2011/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リブロやジュンク堂をよく知っている人、書籍全般に造詣が深い人には面白い本かもしれないけれど、私のようなごく一般的な本好きには面白いと思える箇所はあまりなかったなぁ。久世番子の『暴れん坊本屋さん』をイメージして読むと、ちょっと期待はずれかも。

Posted byブクログ

2010/11/07

前著も面白かったけど、今回も面白い。ぜひ、読んで欲しい。あのジュンク堂だって注文の取り寄せには苦労しているんだということを知って欲しいし、棚作りに悩んでいることを知って欲しい。もっとも後者については僕等は棚のスペースが少なすぎることに悩み、彼女等は広すぎる棚をどう埋めるかに悩むん...

前著も面白かったけど、今回も面白い。ぜひ、読んで欲しい。あのジュンク堂だって注文の取り寄せには苦労しているんだということを知って欲しいし、棚作りに悩んでいることを知って欲しい。もっとも後者については僕等は棚のスペースが少なすぎることに悩み、彼女等は広すぎる棚をどう埋めるかに悩むんだけど。それでも、ジュンク堂の棚の作り方は勉強になった。書籍担当者の皆さんはぜひ読みましょうね、業界で活躍している人、活躍していた人が何人も出てくるし、それだけでも楽しい読み物になっています。

Posted byブクログ

2009/11/04

<内容>本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている-。書店の店頭で日々奮闘する若い書店員たちの「右往左往」を書きとめた一冊。本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載。

Posted byブクログ

2009/10/07

池袋ジュンク堂の副店長が 書店員としての毎日や思ったこと、書店についてを 書いている本 本屋といえば 私の中ではジュンク堂 それは幼き頃に 父に大阪のジュンク堂は座って本読めるんだよと 言われてからそんなミラクルな本屋あるの!?と これがきっかけ 実際ほんとに座りながら好きなだ...

池袋ジュンク堂の副店長が 書店員としての毎日や思ったこと、書店についてを 書いている本 本屋といえば 私の中ではジュンク堂 それは幼き頃に 父に大阪のジュンク堂は座って本読めるんだよと 言われてからそんなミラクルな本屋あるの!?と これがきっかけ 実際ほんとに座りながら好きなだけ本が読める だから私はジュンク堂が昔から大好きなんです 東京の新宿に初出店と聞いた時は本当にうれしかった 今回 この本を読んだことで ジュンク堂について私が知ってることって少ないんだなと実感。 もちろんジュンク堂のみならず本屋の仕事について あんまり考えることは今までなかったな でも確かに 同じ本屋でも 居心地のいい本屋と悪い本屋がある それは書店員の工夫次第なのかもしれない。 ああ とりあえず ジュンク堂に行きたくなる本。

Posted byブクログ

2011/09/09

 リブロ→ジュンク堂と書店員を勤めた方の職場日記。 「暴れん坊本屋さん」も楽しかったが、リアル書店のネット書店の台頭を心配する話や大型書店の新規開店の模様などが興味をひく。 これは続編だそうなので、先の「書店風雲録」も読んでみます!

Posted byブクログ

2011/09/26

本屋さんの裏側が見える本。おもしろいけど、大変だ。特に「本屋さんの事件簿」を興味深く読んだ。それにしても、本の置いてある棚の上に座って読む人って…あきれて、ものがいえない。どこにもかしこにも田口さんをはじめとする書店員の、ジュンク堂書店の、良い意味でのプライドが感じられて、それも...

本屋さんの裏側が見える本。おもしろいけど、大変だ。特に「本屋さんの事件簿」を興味深く読んだ。それにしても、本の置いてある棚の上に座って読む人って…あきれて、ものがいえない。どこにもかしこにも田口さんをはじめとする書店員の、ジュンク堂書店の、良い意味でのプライドが感じられて、それもまたおもしろく読んだ。手に本を取って内容を確認する楽しみは何にも代え難い。時には、書店員のオススメに惑わされるのも楽しい。自分が気がつかなかった視点に気づかされる、だから嬉しい。それにしても、私の好きな長野の平安堂書店にリブロ関係の人がいたとは…地方の書店にしておくのはもったいない、と思っていたけど、やっぱな!(笑)納得。

Posted byブクログ

2009/10/07

ジュンク堂の舞台裏がわかる1冊。実際に書店員をしている田口さんの語り口調で独特なテンポの文章から、リアルに伝わってきますし、本屋さんに行きたくなってきます。本屋業界のことがわかって、どの業界も大変なのだなぁとしみじみしました。

Posted byブクログ

2009/10/04

地方の小さな書店に勤めてた者からすると、「わかるー」と共感する所と、専門的すぎてついていけない天下のジュンク堂の場面があってなかなかおもしろい。 書店に勤めたいと思ってる人にはこの本をぜひ読んでから決めていただきたい。そのくらい書店はシビアなのです。

Posted byブクログ

2011/10/11

書店員と司書って違うけど、似ているところもあると感じた。お客さんがうろ覚えの書名や著者をたよりにやってくる時など、いかにその人の持っている情報を聞き出すか、やっぱり苦労しますよね。さて、順序が逆だけど「風雲録」も読まなくては。

Posted byブクログ