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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2006/09/08 |
JAN | 9784591094334 |
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商品レビュー
3.6
27件のお客様レビュー
以前から気になっていた一冊。 著者の田口さんはジュンク堂池袋本店副店長。1973年に キディランド八重洲店で書店員としてのキャリアをスタート して、76年に西武百貨店書籍販売部門(現在のリブロ)入社、 各店を経て池袋店店長。その後、現職に。 一言で言ってしまえば、リ...
以前から気になっていた一冊。 著者の田口さんはジュンク堂池袋本店副店長。1973年に キディランド八重洲店で書店員としてのキャリアをスタート して、76年に西武百貨店書籍販売部門(現在のリブロ)入社、 各店を経て池袋店店長。その後、現職に。 一言で言ってしまえば、リブロ、ジュンク堂での内輪話。 リブロとジュンク堂の運営方式の違い、「客注」に対する 書店員の本音、本棚の作り方など、本好き・本屋好きには 興味深い話がてんこ盛りで、おとぼけタッチな書き方とは 裏腹になかなか読み応えがあった。 本屋に行く楽しみが確実に一つ増えたし、本屋に行って 店員さんにも話しかけたくなってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作は西武リブロ時代で、こちらはジュンク堂での話。 のっけから、大学の先生(御厨貴!)と生徒の一日書店ツアー。「書店で」本を買わない学生達の為に、だと。永江朗がツアコンだって。コレが平成だ、あと少しだけど。 客注システムがうまく機能していない背景はわかったけど、それでも、それはそちらがわの都合でしょ。個人的には本を買わずに図書館で済ますようになった一因でもあります。まあ、万引きがないお陰でオンライン書店が儲かるのだ、には膝ポンだったけどね。リアル書店は大変だ。少なくとも「情事OLの1984年」ってメモを見せられて、吹き出さない自信が私にはありません。 青山ブックセンターの倒産騒動、あったなあと懐かしい話もあれば、イザベル・アジェンデの本が自国で買えないと嘆く、チリ人のおじさんが印象的だったり。 養老孟司のトークショー、日本語の特性については目からウロコ。ジュンク堂新宿店のオープニング話、本好きにはとても興味深いと思う。「重複置き」をしないジュンク堂がクロスオーバー著者の扱いに困る話もね、ニヤリ。 あと、書店員さんには申し訳ないんだけど、再販制度維持の重要性がピンと来ない。 ジュンク堂って大分店もあるんだー。
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店長の著者が綴る書店、出版界の変化や販売の方法、書店員の奮戦記。書店の日常や、その中で起きる小さな騒動などが、ユーモアたっぷりに書かれている。困ったお客様のこと、より魅力的な棚やPOPの作り方、デジタル化が進む書店業界の事・・・。書店の舞台裏をのぞいてみませんか。
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