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空の境界(中) の商品レビュー

3.8

52件のお客様レビュー

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2025/06/18

昏睡していた式が目覚め、橙子との縁を作る話と、式と知り合った巴を通じて、幹也と橙子含めてあるマンションに関する事件に巻き込まれる話。 全体を通じて非現実的なシーンは夜、人間的なシーンは昼のイメージを感じる文章。 世界観や思想が語られながら進むので理屈は分かりやすいのだが、それでも...

昏睡していた式が目覚め、橙子との縁を作る話と、式と知り合った巴を通じて、幹也と橙子含めてあるマンションに関する事件に巻き込まれる話。 全体を通じて非現実的なシーンは夜、人間的なシーンは昼のイメージを感じる文章。 世界観や思想が語られながら進むので理屈は分かりやすいのだが、それでも魔術の話はすべてを語られないのでなかなか難しい。 マンション自体の仕掛けは非現実と現実の間にあるような感じで好みだった。 また、巴が聞いていた音が概念的なものでなく、物理的なものだったことにはちょっと驚いた。 非現実的なものを斬ってしまう式の能力は、なんというか自分の中の男の子がくすぐられる。 表紙は出てくるシーンだったかなどと思った。

Posted byブクログ

2025/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凄く面白かった、ラストの式可愛すぎる。 あと、幹也のキャラ造形が凄まじすぎる。橙子さんドン引きのマンション説明シーンとか、恐いけど未来視で死なないって言われたから無茶しても大丈夫とか明らかに異常である筈なのに、巴の呆れるほど害のないやつ発言とか前巻の式からの普通評とかに一切違和感なく読めるのちょっと可笑しいよ。文章が凄いのかキャラの描き方が凄いのかどっちもなのか、よくわからないけど凄まじい。

Posted byブクログ

2024/04/13

Fateシリーズでお馴染み、奈須きのこ先生初期の作品。 どこかで臙条巴が衛宮士郎のアーキタイプって聞いたことあるけど、本当だね。 物語終盤から一気に好きになった。

Posted byブクログ

2024/03/17

伏線の回収が上手でした。(文章中に出てくる 効果音 の正体 とか……) 独特な言い回しや魔術についての説明など、読んでるうちに世界観にハマってしまった。また、fate作品にも通ずるところがあるので知っているとより面白く感じました。

Posted byブクログ

2024/02/07

だんだんと色々な事が紐解かれてきた。 それにしても、橙子さんはもうどうなってるのかわからないくらいの強者すぎる。 ラスト1巻。 どうやって物語が収束するのか、気になる。

Posted byブクログ

2020/09/18

中間では、橙子とおなじく魔術を身につけた荒耶宗蓮(あらや・そうれん)やコルネリウス・アルバなどが登場し、橙子と魔術を駆使した戦闘が繰り広げられます。 著者は、影響を受けた作家に菊地秀行、笠井潔などの伝奇小説作家とともに、新本格ミステリの旗手である綾辻行人の名前をあげていますが、...

中間では、橙子とおなじく魔術を身につけた荒耶宗蓮(あらや・そうれん)やコルネリウス・アルバなどが登場し、橙子と魔術を駆使した戦闘が繰り広げられます。 著者は、影響を受けた作家に菊地秀行、笠井潔などの伝奇小説作家とともに、新本格ミステリの旗手である綾辻行人の名前をあげていますが、本巻にはミステリふうのガジェットも取り入れられており、おもしろく読めました。もちろんバトル・シーンも十分にたのしめましたが、ストーリーの展開がそれほどスピーディではないので、その方面に期待しているひとにとっては、ややもたついている印象を受けるかもしれません。

Posted byブクログ

2018/09/25

この作者はどうやら、脳内で映像を展開しながら書くタイプではないらしい。読みながら頭で想像していた光景と、読み進めていった先の文章で齟齬が起こることが多かった。 大きな立方体型のカバンを手に提げるとかなりまぬけな体勢になるのでは…ずっと手に持ったまま喋ってたんかい!などということが...

この作者はどうやら、脳内で映像を展開しながら書くタイプではないらしい。読みながら頭で想像していた光景と、読み進めていった先の文章で齟齬が起こることが多かった。 大きな立方体型のカバンを手に提げるとかなりまぬけな体勢になるのでは…ずっと手に持ったまま喋ってたんかい!などということがいちいち気になってしまい、かっこよさげな文章にいまいち乗りきれなかった。バイオレンス&ホラー描写が苦手なせいもあるかもしれない。

Posted byブクログ

2018/08/08

劇場アニメを観た後だと補完される部分もあり、想像しやすい部分もある。確かに理解しづらい文章だが、それを上回る語感の美しさが目を惹く。

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2018/06/14

「直死の魔眼」「痛んだ赤色」なんて中二心をくすぐる言葉。 存在も言葉も現象も、ややリズムが悪いけれど格好よい。螺旋マンションはどんな構造なのかわからんかった。小さな金属片。 藤乃や巫生に比べて、多重人格なんて大したことないじゃんと思っていたけど、「空の身体」「存在の破壊者」対魔術...

「直死の魔眼」「痛んだ赤色」なんて中二心をくすぐる言葉。 存在も言葉も現象も、ややリズムが悪いけれど格好よい。螺旋マンションはどんな構造なのかわからんかった。小さな金属片。 藤乃や巫生に比べて、多重人格なんて大したことないじゃんと思っていたけど、「空の身体」「存在の破壊者」対魔術に最強説。何が起きているか、まだ理解できるので読みやすい。 こんな中で凡庸な存在でいられて動揺しない黒桐くんが一番狂ってると思う。

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2018/02/23

 おお、上巻の解説に書かれていた「なんだかかっこういい」の理由が少し分かった気がする。  伝奇小説であり、魔術のある世界なのだが、登場人物たちは万能でも強すぎることもなく、酷くいびつだ。(もちろん一般人よりは強いのだけれど)  そのままならないところにあがくさまが、とてもかっこう...

 おお、上巻の解説に書かれていた「なんだかかっこういい」の理由が少し分かった気がする。  伝奇小説であり、魔術のある世界なのだが、登場人物たちは万能でも強すぎることもなく、酷くいびつだ。(もちろん一般人よりは強いのだけれど)  そのままならないところにあがくさまが、とてもかっこういい。

Posted byブクログ