カツラ美容室別室 の商品レビュー

山崎ナオコーラ【著】

2009/10/04

9/19　山崎さんによれば、友情は親密感とやきもちとエロと依存心の混じり合った状態をいうらしい。
　　　が、そもそも若い男と若い女の友情はあるのか。

2009/10/04

すんなり読み終わってしまった。
いい作品だと思うんですけど、記憶に残る箇所が・・・思い当たらない。。

2009/10/07

平坦な日常でもいとおしさを思い起こさせてくれるような、大人の友情と恋が始まるか始まらないかの物語。表紙が好きです。

2009/10/07

サラリーマンの淳之介は、風来坊の梅田さんと知り合い、梅田さんの住む高円寺が気に入って引っ越してくる。梅田さんの行きつけの美容室に行き、なぜかカツラをかぶっている店長や、美容師の女の子たちと花見に行ったりの仲間づきあいが始まる。
女の子とも恋愛まで発展はしない〜別れが来るまでの何てことない一時期の話。
高円寺は確かにこんな雰囲気の町だし、リアルな出来事がほどよく書かれているけど、何てことなさ過ぎ？
作者は1978年生まれ、2004年小説デビュー。

2009/10/07

　「疲れる女といるよりも、アパートで牛乳を温める方がいい。」

女性だからこそ、こういう科白が書けるのかな。
何の変哲もない日常が淡々と描かれます。

男女間の友情は成立するのか。
僕は成立してもしなくてもいいと思うけど。

恋愛の形もいろいろあるように。
友情の形もいろいろあるんじゃないかな。

女性作家特有のおどろおどろしさがなくて読みやすかった。
ちょっと疲れている時に読むといいかも。

2009/10/04

ふむふむ　暖かいようでいて　そこをすーっと線を引く感じ
嫌いなじゃないんだけど　でもうん　うーんって感じ

2009/10/04

日常。コメディ要素が強いわけでもなく、ただ日常を切り取った小説。登場人物それぞれの関係が面白い。特に男女の友情感はなるほどねと思う。他の人が何を考えてるなんてわからんのだ、でもそれでいいのだ！ということかな。

2010/11/09

購入者：藤本（2008.1.16）カツラをかぶった美容師、桂孝蔵の美容室「カツラ美容室別室」を舞台に、男女、同僚、友達の人間関係の機微を、軽妙なタッチで描いた作品です。最後はほのぼのとした情景が目に浮かびます。（2008.2.1返却　★★★）
貸出：村田(2008.2.1)カツラをかぶった、美容室のオーナー桂さんという登場人物に思わず笑ってしまいました。しかし想像していた人物像とは少し違いましたが、、。返却：(2008.2.4
）
貸出：岡田(2008.4.1)返却：(2008.4.8)カツラにひかれて読んでみましたが、とくにカツラがどうという話ではなく、また、カツラの美容師さんが主人公というわけでもありませんでした。時代背景は今なんですが、なんとなく昭和の雰囲気で、ゆっくりした感じで、でも、スーっと読んでしまえました。
貸出：矢北(2008.7.17)返却：(2008.7.25)
貸出:細見(20087.29)返却：（2008.8.1）
皆さんと同じで、タイトルにそそられて読んでみました。イメージしていたものとは、少し違っていましたが、読みやすく懐かしさも感じさせる。良い本だと思います。特にその場のシチュエーションをイメージさせる文章力は絶品でした。
ただ、僕的にはこのストーリーの最後の終わり方が不完全燃焼でした。
貸出：佐藤（2010.10/29）返却（2010.11/9）
さすがナオコーラ、THE日常、ほのぼのです。表現に惹かれるところが沢山ありましたが、この話に出てくる主人公みたいな人、私はあんまり好きじゃありません・・・。

2009/10/04

小さな街の商店街にある小さな美容室

あきらかにカツラを被っている桂(かつら)さんが店主の『カツラ美容室別室』

そこの従業員と常連客の大人の友情の物語。

大人の友情は成立するか
職場の友情は成立するか
男女の友情は成立するか

成立しないと思う人は、きっと友情を綺麗なものとしか見てないからだ。

そうかもしれない。
綺麗なものしか素晴らしくはない、というのは考えが小さかったナァと思った。

…にしても。
エリの(気持ちは解るが)行動云々、社会人としてどうよ。

主人公も器小さっ

と、これまた器の小さい発言をしてみる(笑)

みんな、そんなもんだよね

2009/10/04

カツラを被る店長のいる、ちょっと変わった美容院を舞台にした大人のお話。
大人になるって、いろいろ気を使わなくちゃいけないし、上下関係も面倒だし、尚且つ恋愛なんて出会いも少ないし、いいことないように感じるけど、でもこれを読んだら少し元気になれました。