カツラ美容室別室 の商品レビュー
なんだろう、この古臭さは。そして中身のなさは。結局桂美容室のオーナーがカツラだったというだけの話か?それだって、何ゆえはげの美容師がカツラにこだわるのかも描かれていないし。。。主人公の男女にも、涙もしなければ笑いもしない。あまりにもあまりだ。
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一貫性がない。 ただエリの気持ちと自分が重なる部分が多かった。 カツラさんと梅田さんの内情が不明。
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えっと、TBSの日曜日にやってる情報番組なんだっけ?あれで紹介してた。 山崎ナオコーラという名前だけ以前からインプットされていたけど 一個も本を読んだことがないまま過ぎてきていて 今回この作品が賞の候補作に挙がってきたことから 図書部長の独断と偏見により(笑)購入を決定しました。...
えっと、TBSの日曜日にやってる情報番組なんだっけ?あれで紹介してた。 山崎ナオコーラという名前だけ以前からインプットされていたけど 一個も本を読んだことがないまま過ぎてきていて 今回この作品が賞の候補作に挙がってきたことから 図書部長の独断と偏見により(笑)購入を決定しました。 いわれていたとおり、おもしろいリズムのフレーズがたくさん出てくる。 で、その不思議な言葉の使い方にハッとすることもあるんだけど そこでじーっくり考えちゃうと???ってなってきたりする(笑) 味があるって言うんでしょうな。こういう文章って。 内容もちょっと手厳しいね(苦笑)わかるだけに辛い。 男女の友情ってなんだろう?愛情はどういうことだろう? 自分にとってどうなんだろう?って考えるかも、です。
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直木賞候補だった作品。 「山崎ナオコーラ」すでにリズムを意識して ぽつぽつとした現実味を帯びた言葉が ソーダのように溶けていく
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男の子ってこんな感じなのかなー。誰とも会わなかった週末に考えをめぐらせてみる。どちらかといえば自分は主人公の男の子のほうに近いのかもしれないけれど。誰からも連絡なんてなくて世界から忘れられたんじゃないかと思う週末、レンジで牛乳をあたためるひとりの週末、よその家族やカップルのずるず...
男の子ってこんな感じなのかなー。誰とも会わなかった週末に考えをめぐらせてみる。どちらかといえば自分は主人公の男の子のほうに近いのかもしれないけれど。誰からも連絡なんてなくて世界から忘れられたんじゃないかと思う週末、レンジで牛乳をあたためるひとりの週末、よその家族やカップルのずるずるとした描写が「ひとり」の感覚を増幅させる。それでも関わっていたいと思うんだよ。08.01.26
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「もっと話がしたいな。二人でもっと話してみたい。エリもきっとそう思っている。そんな気がする。そう思った途端、体がじわっと熱くなる。こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、似ているだけで、きっと、実際は違う。」 山崎ナオコーラの短い文章たちには断定的な響きのものが多い。それ...
「もっと話がしたいな。二人でもっと話してみたい。エリもきっとそう思っている。そんな気がする。そう思った途端、体がじわっと熱くなる。こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、似ているだけで、きっと、実際は違う。」 山崎ナオコーラの短い文章たちには断定的な響きのものが多い。それなのに、実際には何も決して定まることががないような印象が残る。その矛盾した感覚に、酔ったような心地よさを覚える。 決して過激な加速度がある訳ではないのに、するすると物語りは進んでいき、自分が一人取り残されたような感覚となる。この感覚、実は「浮世でランチ」の時にもチラリと思ったことなのだが、柴崎友香の描く小説から受ける印象と重なる部分がある。 もちろん二人の書くものは全く違うとも言えて、柴崎友香に比べて山崎ナオコーラはもっと心の内に去来する感情を直接的に言葉にする。一方、柴崎友香は、その感情を周辺の情景描写に移し替える。その違いはあるのだけれど、似ていると感じるのは、山崎ナオコーラが、心の内に同時に存在する複数の思いに敏感で、それをどれか一つに決め付けるようなことをしない為である。結果、ものごとが流れていくのをただじっと観察しているでけであるかのような、柴崎友香の決め付けない潔さと重なる。 その不確定な動きが、どこへ流されていくのか解らなくさせる印象につながり、柴崎友香に通じていくのだと思う。ああ、きっとこの、どこからも突き放されたような感覚を味わえること、それが山崎ナオコーラを読むことの楽しみなのだな、と思う。 その冗舌さの裏側にあるとまどい、それこそ彼女の最大の特徴である。
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芥川賞候補作です。あたし的にはデビュー作の方が気に入ったけどな。びみょーな大人の友情を書いたとさ。なんていうか都会の人って、人間嫌いっていうか、人と距離置くのが好きな人が多くて。でも、そういうの越えて、大人の友情が育まれるのってなんかいいなって思った。
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何も読み取れないままさらっと読み終えてしまいました…。これはいつか改めて読み直さなきゃいけないかも。大人の友情、確かにその通り。けどそれ以上が読めなかった…!あー、不完全燃焼!!芥川賞の候補に上がっていますが、何となくこれは取れないかも…と予想中。果たしてどうなる??
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この人の本は、誰かの人生の一部を切り取ったのを貼り付けているみたいだな、と思うほどリアリティがある(実名が出てくるので尚更)。相変わらず人の動き、周りの状況が細かく描写されていて面白い。
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