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脳を活かす勉強法 の商品レビュー

3.7

241件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    91

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    4

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2019/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか?そしてその原因をつきつめ修正できるかが人の成長に大きく影響するということが印象的だった。

Posted byブクログ

2019/03/10

書いてある「勉強法」そのものは、特に目新しいものではななかったと思う。 人類が経験的に「こういうやり方をしたらいいだろうな」と感じていたものが、脳科学的な立場からより科学的に根拠づけられたという感じ。 だからこれまでにない「まったく新しい勉強法」(たとえば楽して丸儲け的な)を期...

書いてある「勉強法」そのものは、特に目新しいものではななかったと思う。 人類が経験的に「こういうやり方をしたらいいだろうな」と感じていたものが、脳科学的な立場からより科学的に根拠づけられたという感じ。 だからこれまでにない「まったく新しい勉強法」(たとえば楽して丸儲け的な)を期待して読むと期待は裏切られることになります。 しかし、改めてたぶん何ごとにおいても人間は常に、既に「正しい答え」を知っているのではないかという気がする。「正しい答え」を分かっていながら、「間違ったやり方」を繰り返す、それが(大多数の)人間なのではないだろうかという気がしてならない。 願わくは子どもたちには直観的に理解しているはずの「正しい方法」で「正しい道」を歩んでもらいたいと思う。(ただし急いで付け加えておくけれど「正しい」とは必ずしも「一つの」という意味ではない) 本書に一つ難を言うとすれば、 「茂木健一郎、あんた自分のことを『できない子』って言うな!」 ってくらいでしょうか(笑)。

Posted byブクログ

2019/02/03

脳科学者の茂木先生の本。 脳を喜ばせながら学ぶ方法が書かれた本。 ①褒められたり達成感によるドーパミンによる「強化学習」により脳を強化する。 ②「タイムプレッシャー」によって脳の持続力を鍛える。 ③「集中力」を徹底的に身につける。

Posted byブクログ

2019/01/03

茂木氏の実体験と脳科学による裏付けによる効果的な学習方法の紹介。 学習方法について著された本は数多くあるし、本書で取り上げられている項目もそれらの本で挙げられている方法と同じようなものが多数ある。ただ、本書の場合、どうして効果が上がるのかという理由が脳科学的に説明されているとこ...

茂木氏の実体験と脳科学による裏付けによる効果的な学習方法の紹介。 学習方法について著された本は数多くあるし、本書で取り上げられている項目もそれらの本で挙げられている方法と同じようなものが多数ある。ただ、本書の場合、どうして効果が上がるのかという理由が脳科学的に説明されているところが普通の本と違い、説得力がある。

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2017/10/19

チャレンジできる人間とチャレンジできない人間の違いは、親が子供の幼少期に、子供に対して「安全基地」を提供していたかどうかとのこと。 安全基地の提供とは、子供に過保護にすることではなく、過干渉にいることでもなく。

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2017/08/12

目新しい内容はあまりないが、脳をどのような状態にすると上手に学習できるかが分かりやすく書かれていた。本に書かれていることを実践できれば間違いなく素晴らしい勉強方であると思うがなかなか難しいと思う。

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2017/06/12

内容紹介 勉強を始めても三日坊主で終わってしまう、集中できない、記憶が苦手だ、 などと悩む人も多い。 しかし、それらは脳の特性をうまく活かさず勉強しているからである。 本書では、脳科学の第一人者である著者が、脳の仕組みを活かした勉強法を開陳する。 脳の「喜びの回路」が一度回...

内容紹介 勉強を始めても三日坊主で終わってしまう、集中できない、記憶が苦手だ、 などと悩む人も多い。 しかし、それらは脳の特性をうまく活かさず勉強しているからである。 本書では、脳科学の第一人者である著者が、脳の仕組みを活かした勉強法を開陳する。 脳の「喜びの回路」が一度回れば、あとは雪ダルマ式に勉強の成果が上がるのである。 著者は小学生~大学まで決して秀才だったわけでなかったが、 脳を活かした勉強法を身につけ第一線の脳科学者になりえたのである。 本書の内容例を挙げると、 ◎脳は何かを達成するたびにどんどん強くなる ◎「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える ◎「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる ◎集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」 ◎「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する ◎あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、能力を開花させることができる 等々。 子どもに勉強を身につけさせたい親や資格試験を目指す社会人まで必読の一冊! 著者からのコメント 僕が子どもの頃、TVゲームはありませんでした。だから、友だち同士でルールをつくって遊びを工夫しました。 独自のルールをつくって遊ぶのです。 このことが脳の仕組みではとても大切なことで、メタ認識といわれます。 現代は、自分でルールをつくり、新たなものを創造できなければ、会社でもスポイルされてしまい、 大人になった時に輝くことができない世の中といえます。 僕の母親は、リリーフランキーさんの『東京タワー』に出てくるような人でした。子どもの頃、ご飯を食べていると、隣の家の人がいつのまにかわが家で食卓をともにしているのです。 そんな家庭環境で、僕の雑食性が育まれ、さらに本や音楽などあらゆるものに触れる機会を子どもの時に得たといえるでしょう。 大学や試験に受かるだけのための勉強では長続きしません。 僕は、受験テクニックを参考にしたことは一度もありません。 理科という科目ではなく、自然そのものに対する興味が大切なのです。 その結果、合格するのです。 脳は本当のものに出合った時喜び、ドーパミンもあふれ出るのです。 この本を読んで意味を理解していただければ、誰もが東大に入れるぐらいの自信を持っている学習法です。 さあ、偶有性の海に飛び込んでみてください。 茂木 健一郎 内容(「BOOK」データベースより) 勉強は苦手だ、記憶力に自信がない、集中力が続かない、などと悩む人は脳の特性を無視した勉強をしているのでは?「勉強が面白くてたまらなかった」という著者が、自身の体験と脳科学の観点から独自の勉強法を大公開。“快感を生む「強化学習」を習慣にする”“集中力を養う「『鶏の恩返し』勉強法」”など、子どもから大人まで誰もが勉強好きになる具体策が満載。80万部のベストセラー待望の文庫化。 著者について 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 茂木健一郎 脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2016/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分が選んだ感覚が必要。突き抜ける感覚を体験する。不確実で苦しい状態を抜けたときに喜びを感じる。忙しいときに、やらなければならない、をいろいろ学べるチャンスだ、にしてみる。 作業のスピードを極限まで速くする、圧倒的な作業量をこなす、周囲の雑音が入らないほど夢中になることで集中力を作る。確実に、少しづつスピードを上げていく。一息つく間もとらずに次次と進めて作業をこなしていく。計画するより、始めてしまい、没入する。本読むみたいに。刻むみたいに。 記憶するために、短期記憶に入れる。見て、記憶して書き写す。 朝出力作業と自分にとって大事なことをやる。 判らないことはすぐに調べる。 課題をそのときに優しすぎず難しすぎない程度に調整してやる。 弱点を他の能力で補うという考えを捨てる。苦手を分析する。【集中できない。どうするか?】 安全なものと予想外の意外性の混合が必要。【会計においてできていることを探す】 これからの時代を乗り切るキーワードは猛勉強 何をしたらうまくいって、何をしたらうまくいかなかったか。

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2016/03/25

ドーパミン(快楽物質)が学習を強化する。学習強化のサイクルは、学習が真似ることを基本とする、という持論にすんなりとはまる。難易度プラスワンの効能、タイムプレッシャーなど、教育現場を科学的に分析するための足がかりは、脳科学にあるのかもしれない。ミラーニューロンなる共感物質が脳内で分...

ドーパミン(快楽物質)が学習を強化する。学習強化のサイクルは、学習が真似ることを基本とする、という持論にすんなりとはまる。難易度プラスワンの効能、タイムプレッシャーなど、教育現場を科学的に分析するための足がかりは、脳科学にあるのかもしれない。ミラーニューロンなる共感物質が脳内で分泌されることが、集団の力なのかも。学級経営の論理立てに役立つはず。また、偶有性という言葉は初見。安全なことと挑戦的なことが並び立って内在すること。帰る場所の大切さ。家庭の役割だ。

Posted byブクログ

2016/02/26

読みやすかった。目新しいことはないが、自主的に、夢中になると好循環に入っていける。 日本は知に対して価値を見出していないのが残念との著者の意見に賛成。

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