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ファントム・ピークス の商品レビュー

3.5

33件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2012/07/01

■P49:そこには全身泥だらけの女が立っていた...のところで全身鳥肌になった。小説を読んでいて全身が鳥肌立ったのなんて凄い久しぶり。描写が強烈なのではなく、そこに至るまでの緊迫感が強烈。 ■最初はUMAモノかと思いながら読んだんだけど、まさかアルプスに...ねぇ。でもその原因...

■P49:そこには全身泥だらけの女が立っていた...のところで全身鳥肌になった。小説を読んでいて全身が鳥肌立ったのなんて凄い久しぶり。描写が強烈なのではなく、そこに至るまでの緊迫感が強烈。 ■最初はUMAモノかと思いながら読んだんだけど、まさかアルプスに...ねぇ。でもその原因もリアルすぎて空恐ろしくなるストーリー。

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2012/05/19

ひいいぃぃ…!怖い。怖すぎる!深夜に読む本じゃなかった。でも物語としてはすばらしい。一気に読ましてくれました。おもしろかったです。おもしろおかしい、ではなく、興味深い、のおもしろい。 少々というかかなりグロいので、苦手な人がただのサスペンスと思って読むと危険。

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2012/05/04

先日ヒグマの脱走事件があり、本作を思い出しました。 舞台は安曇野北アルプスの麓、烏川や須砂渡、有明など、よく知った場所が舞台なので親近感が湧きました。 クマ怖~い!だから山に行きたくないんです。

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2012/04/28

新聞の書評欄や書店の平積みカウンターなどでだいぶ煽られてたので けっこう期待して読みました。 パニックものとしては緊迫感もスピード感も申し分なかったんだけど 正直言って期待してたほどではありませんでした。残念。

Posted byブクログ

2012/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めてこういう種類の本を読んだ。 以前テレビで、実際にあった北海道でのヒグマの事件を特集していた。それをたまたま見ていたからか、とても興味深かった。

Posted byブクログ

2012/02/11

展開は割と想定の範囲内だったけれど、静かな恐怖をひしひしと感じました。パニックホラー小説と銘打たれているので超常現象的な話かと思いきや、結構リアリティのある話でした。 長野県で女性の行方不明事件が連続して起こり、その犯人を追っていく話。 犯人が明かされるのは後半になってからです...

展開は割と想定の範囲内だったけれど、静かな恐怖をひしひしと感じました。パニックホラー小説と銘打たれているので超常現象的な話かと思いきや、結構リアリティのある話でした。 長野県で女性の行方不明事件が連続して起こり、その犯人を追っていく話。 犯人が明かされるのは後半になってからですが、それまでは一体何が起こっているのか分からないままに次々と人が消えていくのでひたすら怖いです。 対照的に犯人が明かされてからの後半は、暴力的な恐ろしさがあり、前半と後半の恐怖の描き分けが上手いな、と思いました。 ※※以下、犯人に関してネタばれあり※※ 犯人は多分クマだろうな、と思っていたら、本当にクマだったのでちょっと拍子抜け。 でも、今までツキノワグマとヒグマを混同していたし、そもそも本州にヒグマは生息していないことも知らなかったので勉強になりました。 クマって普通に人肉とか食べるだろうと思ってましたが、それってとても異常なことだったんですね・・・ 読み終わった後に、作中で紹介されていた『苫前三毛別事件』をウィキペディアで調べてみたら、あまりの恐ろしさに背筋が凍りました・・・

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2011/12/04

もともとは映画の宣伝会社勤務だったという作者。映画のノベライズのようにするすると読め、画面も思い浮かぶ。それだけにどこかで観た(読んだ)感が付き纏う。

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2011/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーだと思って読むと失敗する。 ミスリードがミスリードではないパターンはよくあるけども、これはどうなのかなぁと。 熊に人々が襲われるシーンは臨場感がヒシヒシと伝わっって来て、ページを捲るのも進んだけども、ミステリーじゃないー

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2011/11/21

おまえはいったいなんなんだ?なぜここにいる?長野県安曇野。半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり、三井周平は絶望していた。しかし、なぜ、あれほど用心深かった妻が、山で遭難し、しかも現場と思われていた場所から、遙かに離れた場所で発見されたのか?…数日後、沢で写真を撮っていた女性が、一...

おまえはいったいなんなんだ?なぜここにいる?長野県安曇野。半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり、三井周平は絶望していた。しかし、なぜ、あれほど用心深かった妻が、山で遭難し、しかも現場と思われていた場所から、遙かに離れた場所で発見されたのか?…数日後、沢で写真を撮っていた女性が、一瞬目を離した隙に行方不明になる事件が発生。妻の事故との類似点に気づいた周平が捜索を手伝うことになる。しかし、それは、恐怖の連鎖のきっかけにすぎなかった!人間をあざ笑うように、次々と起こる惨劇。山に潜む、かつてない凶悪なモンスターとは―(「BOOK」データベースより) 映画監督の黒沢清さんが寄せたあとがきにもありましたが、視点や話の進め方がアメリカ映画のようなお話でした。 ただ〈山に潜む恐ろしいもの〉の正体を明らかにするタイミングが微妙だったかな。 もっと早くして、じっくり彼の恐ろしさを書きこむか、もっと遅くして、正体を明らかにするハラハラドキドキ感を味あわせるか、どちらかにした方がよかったかも。 この手の話なら、『シャトゥーン』の方が描写も細かいしドキドキハラハラ感もあって、面白かったな。 ラストもひっぱる終わり方で、これまたパート2を考えてるアメリカ映画のようだったわー。 あんまり小説ではやってほしくない終わり方でした。

Posted byブクログ

2011/10/22

久々のパニックホラー もっと山あいに住んでたら、この本読んだあとは外出るの怖くなるだろうなぁ 事件が起きた経緯が最後にわかるが、わりとリアリティがある理由で怖い ネタバレになるのであまり書かないけど、これを読んだあと、Wikipediaとかでこの犯人の性質を調べると、本来の発生条...

久々のパニックホラー もっと山あいに住んでたら、この本読んだあとは外出るの怖くなるだろうなぁ 事件が起きた経緯が最後にわかるが、わりとリアリティがある理由で怖い ネタバレになるのであまり書かないけど、これを読んだあと、Wikipediaとかでこの犯人の性質を調べると、本来の発生条件では考えれない特殊なことが起きているものの、全体を通した行動パターンとしてはあり得る話だと改めて納得。過去に実際に起きた事件をモチーフにしているようですね。 これは映画化もアリか!?

Posted byブクログ