「坂の上の雲」に隠された歴史の真実 の商品レビュー
坂の上の雲を読み終わってから読もうとおもってた。いやーおもしろいね。司馬史観についてはいろいろ言われているけど、歴史小説は現実とは違うってなかなかわかっていても勘違いしてしまうこと多い。むしろ小説のほうが、教科書読むよりよっぽどおもしろいし。テレビになったりしたら、余計に勘違いが...
坂の上の雲を読み終わってから読もうとおもってた。いやーおもしろいね。司馬史観についてはいろいろ言われているけど、歴史小説は現実とは違うってなかなかわかっていても勘違いしてしまうこと多い。むしろ小説のほうが、教科書読むよりよっぽどおもしろいし。テレビになったりしたら、余計に勘違いが多くなるよね。大河とか、いちいちつっこみながら見るのも意地になってるみたいで少し嫌なんだけど、これが世間の歴史知識になるんだな~と怖い気持ちもあったりする。まあそれでもいいんだけど。世の中勘違いばっかりだしね。
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どうにも「坂の上の雲」の乃木希典の描かれ方が腑に落ちず、本書(ともう一冊)を読む。検察特捜部のように日本陸軍の巨悪を裁いた司馬だが、どうやら、自分で作った仮定のストーリーに拘りすぎたという点でも、我が国の特捜部と同じ過ちを犯したような気がする。フィクションとしてなら、ある程度史実...
どうにも「坂の上の雲」の乃木希典の描かれ方が腑に落ちず、本書(ともう一冊)を読む。検察特捜部のように日本陸軍の巨悪を裁いた司馬だが、どうやら、自分で作った仮定のストーリーに拘りすぎたという点でも、我が国の特捜部と同じ過ちを犯したような気がする。フィクションとしてなら、ある程度史実を脚色するのは、いいのだが、もし本書が伝えるような「意図的な捻じ曲げ」があったとしたなら、乃木家や伊地知家の子孫は司馬を訴えてもいいのではないだろうか? 本書では、もう一つノモンハン事件が、純粋な軍事行動としては日本の圧勝だった(筈)と説く。事実とすれば、日露戦争よりも、むしろ、こちらのほうがボクにとっては衝撃的だ。「ノモンハンの夏」も読んでみよう。骨折で動けないのも悪くない…
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歴史的事実についても,メディアリテラシーなのだと思いました。小説であるのに,それが歴史的事実と刷り込まれる点においては,写真にキャプションをつけて別の意味を持たせるのと変わりないですね。
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本屋で偶然、手にとった本です。第四章まではなるほどでした。それ以降は、うーんという感じ。思い入れがにじみ出ています。視点は面白いし参考になります。
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夫が坂の上の雲と一緒に借りてきた本。松山の坂の上の雲ミュージアムは見学済み。坂の上の雲より読みやすそうだったので、私はこちらから読み始めた。簡単に言うと、小説は小説として史実とは別と考えるべき、というような。全然歴史を知らない私のような人間は、小説が取っつきやすいと聞くけど、小説...
夫が坂の上の雲と一緒に借りてきた本。松山の坂の上の雲ミュージアムは見学済み。坂の上の雲より読みやすそうだったので、私はこちらから読み始めた。簡単に言うと、小説は小説として史実とは別と考えるべき、というような。全然歴史を知らない私のような人間は、小説が取っつきやすいと聞くけど、小説はひとつのストーリーを作るためにどうしても偏った見方とか虚構が入ってしまうのよね。大戦中のドイツの例なども書かれていて、なかなか興味深かった。最後の方は、全体的に日本人の歴史観を見直すべきというような話で、単なる蘊蓄本とは違った趣。
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- ネタバレ
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坂の上の雲を読もうかと(おととしNHKでドラマが始まるまで知りませんでした・・・・・) その前に、司馬氏の歴史観の間違いをただす!という本書を購入。 途中から、第一次、第二次戦争がなぜ起こったか?など作者の歴史観の本になっています。 ここら辺は詳しいつもりでしたが、いままで知らなかった事実が多くてなかなかおもしろかった。 でも、題名とは結構かけ離れているというか・・・・・。 男の子向きです。
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情報科教員MTのBlog(『「坂の上の雲」に隠された歴史上の真実』を読了!!) https://willpwr.blog.jp/archives/51104015.html
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これは確か今年に入ってから読んだな。実は「坂の上の雲」自体を読んだことがありません(おい…)。ですが、読んでなくてもあまり不便さは感じませんでした。個人的には結構面白かったです。
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