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カレンダーボーイ の商品レビュー

3.6

61件のお客様レビュー

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2010/09/14

きっかけは分からないけれど、ある日を境にタイムトラベルを してしまうようになった二人の男の物語。  朝起きると、1968年のある日へ。  その過去の世界で寝て起きると今度は2006年の同日へ。  現在の世界で寝て起きると今度は1968年の翌日へ。  その過去の世界で寝て起きると今...

きっかけは分からないけれど、ある日を境にタイムトラベルを してしまうようになった二人の男の物語。  朝起きると、1968年のある日へ。  その過去の世界で寝て起きると今度は2006年の同日へ。  現在の世界で寝て起きると今度は1968年の翌日へ。  その過去の世界で寝て起きると今度は2006年の翌日へ。  ~その繰り返し~ わたくしが知る中では初めてのタイプのタイムトラベルでした。 主人公の二人は職場の同僚(大学教授と大学職員)であり、 小学校の同級生。この現象を不思議に思いながらも、それを 利用してあることをなそうと思いつく。。。 3億円事件という実際の事件に、フィクションのストーリーを 加えて、それに関わったが為に亡くなってしまったクラスの アイドルを救おう、というのがあらすじ。 うーん、タイムトラベルものはちょいと苦手・・・

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2010/07/23

幼馴染であり、職場の同僚でもある2人の男が「一日おきに」過去と現在へとタイムスリップを繰り返す。過去を変えると、現在の別のところが変化を起こす。同級生の一家心中を止め、理事長の汚職をもみ消すため・・・。ラストのすれ違いは切ないがうまい。 2010/7/23 読了。

Posted byブクログ

2010/07/03

三億円強奪事件についてはもっと詳しく推測されていると思っていましたが、ただ事実だけと少しの推測だったのが少し残念でした。

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2010/04/14

相変わらずなにやら物悲しくも清々しいような読後感。 意識だけをタイムトリップさせて、今と昔の運命を変える話でした。 切ないけど、やっぱりいいな〜小路さんの本は。

Posted byブクログ

2010/02/12

不思議なお話でしたー。タイムスリップとかって好きじゃないけどなんか納得できたお話だった。ラストはこれでいいのかな、って思った。悲しいような気もするけど…。何が現実なのかわからなくなった。10.02読了。

Posted byブクログ

2009/10/15

2009.10.15 おもしろかったです。 大学の文学部教授、三都充と、同じ大学の事務局長で小学校の同級生、安斎武。 二人揃って38年前の小学生時代に精神だけがタイムスリップしてしまい、夜寝て、朝起きるごとに、現代と過去を行き来するようになる。 最後の最後は、なんとなくそうな...

2009.10.15 おもしろかったです。 大学の文学部教授、三都充と、同じ大学の事務局長で小学校の同級生、安斎武。 二人揃って38年前の小学生時代に精神だけがタイムスリップしてしまい、夜寝て、朝起きるごとに、現代と過去を行き来するようになる。 最後の最後は、なんとなくそうなりそうな気がしていたけれど、クライマックスのところがあっけなさすぎ。 それ以外にも、ちょっと都合よすぎる感じもいたるところにあるけれど、おもしろくてどんどん読めてしまった。

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2009/10/04

おもしろかった。 48才の、共に大学に勤める幼馴染がなぜか寝ると小学生時代にタイムスリップしてしまう。 現代と過去を一晩ごとに行き来できることがわかった二人は、当時大好きだった里美ちゃんの、3億円事件にからんだ一家心中を止めるべく、奮闘する。 この手の話は、主人公(一人)だけ...

おもしろかった。 48才の、共に大学に勤める幼馴染がなぜか寝ると小学生時代にタイムスリップしてしまう。 現代と過去を一晩ごとに行き来できることがわかった二人は、当時大好きだった里美ちゃんの、3億円事件にからんだ一家心中を止めるべく、奮闘する。 この手の話は、主人公(一人)だけが変な状況に捕らわれるが、この本は二人(主役が二人)が共通の世界に飛ぶという点でちょっと安心した。 最後は、歴史を動かした代償として、現代の問題が全て無かったことになっているのが、見方を変えると「ちゃんちゃん(やっつけ)」感を感じる。でも、代償は主人公の一人が、過去の世界から戻って来れず、二度と以前の二人は逢えなくなってしまったところにちょっと哀しさがあり、物語としておもしろかった。 タイムトラベルができたとして、「絶対に歴史を動かしてはいけない」ってのはどのお話でも使われるけどなんでだろう?動かした結果が悪いほうに転がるとは限らないし、それも一つの世界なんだからむしろバンバン動かして変えまくった方が、同じ道をたどらないでおもしろい気がします。

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2009/10/07

一度は今の、大人のままの精神で子供に帰る事が出来たら... って想像した事があるのでは? 自分はしょっちゅうありました。 その大半は不純な動機ですが...。 そんな気持ちを思い出させ、ノスタルジー全開でキュンさせてくれます。 タイムパラドックスについては正直正解なんてない訳だし ...

一度は今の、大人のままの精神で子供に帰る事が出来たら... って想像した事があるのでは? 自分はしょっちゅうありました。 その大半は不純な動機ですが...。 そんな気持ちを思い出させ、ノスタルジー全開でキュンさせてくれます。 タイムパラドックスについては正直正解なんてない訳だし ラストのこのなんとも言えない切なさが作者の紡ぎ出したラストなら これが自然なんでしょうね。かなり哀し胸に詰まりそうだった。 三億円事件はこの時代を象徴する事件、かつ、現代に於いても 未解決だって事で言葉は悪いですが便利な素材なんでしょう。 この部分の解決って意味では他のミステリ作品の方が数段面白い。 この素材を余り重用視しないで読んだのが正解だったようです。 作品として充分に楽しめました。

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2009/10/07

1968年―。三億円強奪事件をきっかけに、一家心中で亡くなったクラスのアイドル里美ちゃん。寝て起きたら過去と現代を行き来する“ぼくら”は、彼女を救えるのか?ノスタルジックタイムトラベル小説。 図書館

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2009/10/25

小学校5年生だった1968年と、48歳である現代とを一晩ごとに行き来するタイムトラベラーとなった同級生の三都(イッチ)と安斎(タケちゃん) 小5は三都、現在は安斎の目を通して描かれている。なぜこの二人が1968年にタイムスリップすることになったかちゃんとした理由があることがのち...

小学校5年生だった1968年と、48歳である現代とを一晩ごとに行き来するタイムトラベラーとなった同級生の三都(イッチ)と安斎(タケちゃん) 小5は三都、現在は安斎の目を通して描かれている。なぜこの二人が1968年にタイムスリップすることになったかちゃんとした理由があることがのちに判明し、だから1968年じゃなくちゃだめだったんだ・・と納得できる。 とにかく視点がくるくる変わることに慣れず、混乱した。三都のお姉さんや、お祖父ちゃんなどいい役割の登場人物が要所を締め 中盤まではとても面白く読めたけど、最後ははしょりすぎというかあっさりしすぎで何とも勿体ない気がした。 読者が一番読みたいのは、3億円事件との関係だろうと思うから。このストーリー展開なら、結末でもうちょっとグッとくるものが欲しかった。

Posted byブクログ