パーティ の商品レビュー
「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない―。そして青空に浮かぶ雲より...
「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。小・中学校時代からの親友であり、何をするのも一緒で、ひとりの女の子を守ってきた。だが、その子はもういない―。そして青空に浮かぶ雲よりも高いここ「神獄山」で再会した四人は、目の前の山を登り始める。少女への強い想いと、山頂にいる者への殺意を抱いて。果たして裁きの山の頂上で彼らを待ち受けるものとは?そして彼らの犯した罪とは。
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本当にかなりネタバレなので注意してください。 現在と過去の話が交互に進んでいく構成。 心臓に病がある少女とそれを守る4人の少年達の話(小中高)だが、手術のために強盗したり、騙し女を殺すために命がけで山を登ったり、暗い話ばかり続く。しかも、矛盾というか、展開が都合よすぎると思う。(銀行強盗して、あんな都合よく進むわけないっしょ・・・しかも、登山・・そんな簡単じゃないでしょ・・遭難者がたくさん出てる割に、しかも、何の準備もなかったくせに、ちゃんと頂上まで行けてるし。なんなの。。) 最後まで読んだが、この先を読みたいというわくわく感はなく、どちらかというと嫌々読み進めた感じ。 読み終わった後もなんだか後味が悪かった・・
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やっぱり、絵と同じように経験を積めば少しは文章もましになっただろうと思って読んでみた。 確かに変な日本語は大分改善されたみたい。 そしてやっぱり、勢いで書いて「はいできた!」で出版しちゃった感じ。 帯によると、山田悠介史上、最強の最新作。 ・・・。 登場人物はまだまだ薄っぺらだけど、各々見分けがつくようになったこともあり、多少読みやすくなった。 しかしそれまで。全てにおいて安易すぎる! 高校生で知識も乏しいといっても、登山をなんだと思ってるんだ。 一刻も早く復讐を果たしたいという気持ちを表現したかったのか?と勘ぐってみたが、どう考えても裏目に出ていて違和感しかない。軽装備だとしても、食料・水くらいは持っていくだろう、普通。 そして、友情の描写の薄っぺらさ。心臓の悪い好きな女の子を救うにはどうしたらいいんだろう?しか書かれておらず、深みを出すならもっと良心ではない部分での葛藤も表現して欲しかった。無理か。 個人的なことだけど、中学生くらいに書いていた自分の小説のことを思い出して夜悶え苦しみそう。
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4人の結束は素敵だったけど、加納に騙される辺りはあからさますぎて、ウソでしょーと思った。 最後の最後でちょっと出てきたやつが黒幕とか、山の頂上でケータイ→救助隊呼ぶってのもいまいち。
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4人の少年が銀行強盗をして、離ればなれになる。そして4人はナゾの少女に会って、人生がかわっていくところがオススメです。
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良かった。 最初は淡々と読んでいたけど、後半からはジワジワと面白くなっていって、内容が重かっただけに、終わり方が爽やかで心地よかった。
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何時もの山田さんとは違い、今回は最初から最後まで友情をテーマにしたストーリー展開でした。その分先が読めてしまうところもありましたが。
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大切な仲間が居る幸せ喜び 大切な人を無くした悲しみ苦悩 許され無い事から解放される為には 許す事を受け入れなければならないのかもしれない
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【あらすじ】 小学校6年生の時、生まれつき心臓の弱い美希に出会った、仲良し4人組の康太、国男、英紀、仁志。どうにかして美希に元気になって欲しい一心で、4人は美紀に手術を受けさせるため、あらゆる手段をつかう。それでも手術を受けられないまま時間だけが流れ、途方に暮れていた時― 海外での心臓移植手術の話が持ち上がった。ただし、費用は二千万円。そのお金を得るのに4人が選んだのは、銀行強盗だった。そんなリスクを犯してまでモノにしたお金。それは、美希の手術代ではなく、知らない人間の手に渡ってしまった。騙された、と気付いた時にはもう手遅れだった。4人には犯罪者のレッテルと絶望だけが残された。そんなある日、康太の元にある知らせが届いた。自分達を陥れた首謀者が、ある山の山頂にいる、というのだ。自分の運命は貴方たちに任せる、と。4人はすぐさまその山を目指した。行き場のない憤りが4人をつき動かした。復讐を心に決めて、4人は山を登った。山頂で待ち受けているのは何か。自分たちの今までの行為は何だったのか― 葛藤を繰り返しながらも、正しいと思ったことを貫き通す4人の青年と1人の女の子の物語。ドキドキハラハラです!! 【感想】
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