他人事 の商品レビュー

平山夢明【著】

2010/01/26

シュールな味わいのホラー短編集。スプラッタなのだけれど綺麗さも感じる独特の作風と、バッドなだけでなくシニカルな味わいの結末にうっとりさせられます。
お気に入りは「たったひとくちで……」。これ、実は最初の段階でオチが読めるな、と思ったのですが。裏の裏をかかれました。そうかタイトルの意味はそういう……ええ？
「人間失格」もいいなあ。いったいどうなるかとわくわくさせてくれる展開、そしてこの結末！　とんでもないとしかいいようがありません。

2009/11/20

「独白するユニバーサル横メルカトル」がこのミスで選ばれた時に作者を知り、気になりつつも「独白する…」のあらすじが気持ち悪かったため敬遠していた。
しかし、久々に行った図書館で「独白する…」を発見し、勇気を振り絞って借りてみた。

あら、案外面白い…。

もっとグロテスクな内容を想像していたが、思っていたよりも読みやすく、ついつい先が気になり読み進めてしまった。

そんな作者の２冊目として図書館で借りて読んでみた。

人間の心理描写が黒々と書かれていて、グロイなぁと思いつつも読んでしまった。

2011/07/31

やばいねー、この平山夢明、はまります。読むたびに、深みにはまってしまう…大丈夫かしら、私。でも、この狂気とグロさ、残酷さに敬意すら感じてしまう…（重傷）

2009/10/04

図書館でジャケ借り（笑）だって怖いもん表紙。

ホラーな短編集ですが、何とも不気味な味わいです。一番怖いのは幽霊でも宇宙人でもなく、コミュニケーション不可能な人間。
でも暴力表現がきつ過ぎて辟易しました。「仔猫と天然ガス」とかグロ表現が好きな人はいいかもしれません。私はオチのある「たったひとくちで…」が一番好きでした。

2009/10/07

中は短編集になってるんですが…泣きそうでした。

描写が怖くて怖くてもう…（涙）
世にも奇妙な物語、のように、現実からうっかり非現実へ移動してしまった
そんな物語がごっそりと。
むしろ表紙で警戒すべきでした。

ホラーが好きでない人にはお薦めできない状態です。

2009/10/07

14の短編で出来ている。が。内容はグロ。
その系が好きなら読んでも面白いかもしれない。けど…ちょっと引く。
瑠璃は『他人事』と『伝書猫』が気に入った。
描写はともかく　リアル。
だから想像を途中でStopしないとかなりキツイ。
一気にラノベをグロで読みたいならお勧め。

2009/10/04

『怖い本』を読みたかったんだけど、なかったので、別の作品を借りてみた。
意外とグロい作品が多くてびっくりした。落ちが弱いのが多数。
夜中に読んだらちょっとびくびくカモ。。。
2008.3.22。

2009/10/07

最初は「怖い話」系なんですがなんかだんだん面白いっていうか楽しい感じになってきてるんですがどうなのか。そういう本をまとめて読んだせいか、後半はインパクト薄い…いや強くても困るんだけど。

2009/10/04

著者名を見て即買い。荒みます。リアルに怖い、上手いです。それぞれ非常に短かった所為か、目を逸らしたいのか、(絶対的後者)読後に残るものが少なかったので非常に厳しい★4。