他人事 の商品レビュー
エログロ血みどろ…、私の思う平山夢明ワールドだ…。 でもなんかSSぽいの多数収録してるのはちょっと珍しいかも。
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(2024/12/31 3h) ひとに勧められて読んだ。 平山夢明は『異常快楽殺人』という殺人鬼列伝本を楽しく読んだが、小説を読むのは本作が初めて。 グロテスクで血なまぐさい短編集。 p.7 他人事★★★☆☆ 車の事故に遭った男女は男に助けを求めるが…。 p.29 解体★★...
(2024/12/31 3h) ひとに勧められて読んだ。 平山夢明は『異常快楽殺人』という殺人鬼列伝本を楽しく読んだが、小説を読むのは本作が初めて。 グロテスクで血なまぐさい短編集。 p.7 他人事★★★☆☆ 車の事故に遭った男女は男に助けを求めるが…。 p.29 解体★★★★☆ 引きこもりの息子の勝手に耐えかねて両親は殺人を計画する。 p 51 たったひとくちで…★★★★☆ グルメ評論家の娘が誘拐されるが…。意味怖みたい。 p.87 おふくろと歯車★★★★☆ 家庭内暴力を受ける同級生との駆け落ち。グリーンねえさんを思い出した。 p.87 仔猫と天然ガス★★☆☆☆ 脚の不自由な女は捨て猫を引き取ることに…。 p.103 定年忌★★★☆☆ 定年になると国から守られなくなる。会社が繋ぎ止めてる紐帯ってのは実際あるよなぁ。 p.103 恐怖症召遇★★★☆☆ 恐怖症を扱う超能力、ここから冒険が始まりそうな終わり方。 p.147 伝書猫★★☆☆☆ 締め方が好きじゃなかった。夢オチみたいで。 p 165 しょっぱいBBQ★★☆☆☆ こちらにも他人事のタイトルが付けられそうなストーリー。家族団欒BBQ中に子どもの死体を見つけて…。 p.189 れざれはおそろしい★★☆☆☆ 受験と閉じた世界のホラー。 p.209クレイジーハニー★☆☆☆☆ SF色強いスプラッタ。 p.229 ダーウィンとべとなむの西瓜★☆☆☆☆ オチが分かりやすくて合わなかった。 p.247 人間失格★★☆☆☆ これもオチは分かってしまったけど、太宰治の人間失格と絡めて面白かった。 p.265 虎の肉球は消音器★★☆☆☆ ラストとタイトルが結びつく展開は好き。 死の魅力に取り憑かれたようなオカやんの言動も狂気を感じて良かった。
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闇で鬼畜のオンパレードが新鮮で癖になる。理不尽すぎて消化できない作品もあり。胸クソは仔猫と天然ガス、人間失格。
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想像以上に不穏な内容。 後悔しつつも怖いもの 見たさで読了。 悪意と理不尽に満ちた 世界。 希望をもたせて落とす。 狂気ですね・・・
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ホラー小説だと知らずに読んだので、開始早々から驚かされた… 自分はこういう小説苦手かもな、と改めて感じた。 非日常な世界を味わうにはいいかも。
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相変わらず痛くてグロい。臭いがしそうです。 そんな好きでもないのですが、無理矢理グロくしているのではなく、必然でグロいのです、みたいな開き直り(? ちょっと言葉が違うかも。負の要素、善の対極とは規定してない感じ。…いや、どうも上手く言えないな)があるので、いっそ清々しく顔をしかめ...
相変わらず痛くてグロい。臭いがしそうです。 そんな好きでもないのですが、無理矢理グロくしているのではなく、必然でグロいのです、みたいな開き直り(? ちょっと言葉が違うかも。負の要素、善の対極とは規定してない感じ。…いや、どうも上手く言えないな)があるので、いっそ清々しく顔をしかめられる感じがよいです。グロ好きに媚びてない?…何言うてんねん、わたし。 時々読みたくなります。
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正直、嫌いではないが。 中村文則の短編集にも似た感じがあるが、それよりは読みやすかった。 ただ、やはりこの手の短編をずっと読んでるとお腹がいっぱいになる。 だからと言って長編を読む勇気もわかない。 気が向いた時に2,3話読む感じだとちょうどいいかも。 この手の内容の本を書く人って...
正直、嫌いではないが。 中村文則の短編集にも似た感じがあるが、それよりは読みやすかった。 ただ、やはりこの手の短編をずっと読んでるとお腹がいっぱいになる。 だからと言って長編を読む勇気もわかない。 気が向いた時に2,3話読む感じだとちょうどいいかも。 この手の内容の本を書く人って、普段何を考えてるのかとても興味がわく。 ひょっとしたら他の長編を読むかもしれないかな?
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大きな声で言うのは憚られるがなんとも言えない好みの作品だった。またこの装丁が気持ち悪さ、不気味さの相乗効果。まぁグロくて不快な短編14編が盛りだくさん。 現実離れしてる話ばかりだが何故か「あるかも」と思ってしまうところが気持ち悪い。最初からぞくぞくしながら、贅沢にも大好物ばかり...
大きな声で言うのは憚られるがなんとも言えない好みの作品だった。またこの装丁が気持ち悪さ、不気味さの相乗効果。まぁグロくて不快な短編14編が盛りだくさん。 現実離れしてる話ばかりだが何故か「あるかも」と思ってしまうところが気持ち悪い。最初からぞくぞくしながら、贅沢にも大好物ばかりを堪能していた。文句なしの作品だった。これ以上褒め言葉が出ないぐらいの最高傑作だった。もちろん好みがあるのでホラグロ耐性がない人には最低の作品になり得るだろう。 ただただ無機質な暴力シーンにもうっとりする。なんでこんなに好きなのかなぁ。
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グロくて後味の悪い系が好きな場合おススメ。 短編なので気軽に読める。 面白かったのをピックしてあげようと思ったらほとんどが面白かった。
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2007年度「このミステリーがすごい!」第1位作家の作品集! 交通事故で重傷を負うが、助けてもらえない男。引きこもりの息子を殺害する決断をする父。自殺しようとする女を誘惑する若者。等、コミュニケーション不能の他人に蝕まれてゆく恐怖を描く。(アマゾン紹介文) 不条理なお話がほとん...
2007年度「このミステリーがすごい!」第1位作家の作品集! 交通事故で重傷を負うが、助けてもらえない男。引きこもりの息子を殺害する決断をする父。自殺しようとする女を誘惑する若者。等、コミュニケーション不能の他人に蝕まれてゆく恐怖を描く。(アマゾン紹介文) 不条理なお話がほとんどで、その手のが好きな方にはたまらないのでしょう。 被害者と加害者、動機や行為に意味を求めてしまう私には向いていませんでした。
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