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大清帝国と中華の混迷 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2014/03/02

「中華」について考えるにあたって非常に勉強になった。 明の華夷思想に基づく中華、そして、満州人が支配してからの中華、そして、清末の欧米列強との戦いの中で生まれた中国までの変容を理解した。 現在の中国にかかわるイシューに対する見る目が変わった気がした。

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2013/10/04

チベット系勢力の影響など、なかなか斬新な視点からも取り上げていますが、このシリーズの幾つかの優れた本のように、面白さも溢れているかというと、残念ながら私にはよく楽しめませんでした

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2013/01/25

今につながるところがどうなっているのかを知りたくて読み始めたが。まぁなにも知らなかったこと甚だしい。恥ずかしいくらい。中国の歴史観、周辺国との関係、朱子学や儒教、仏教との関係。。歴史は現代からさかのぼっていくべきだといつも思っているのだが、世界史も現代から遡っていったら、このあた...

今につながるところがどうなっているのかを知りたくて読み始めたが。まぁなにも知らなかったこと甚だしい。恥ずかしいくらい。中国の歴史観、周辺国との関係、朱子学や儒教、仏教との関係。。歴史は現代からさかのぼっていくべきだといつも思っているのだが、世界史も現代から遡っていったら、このあたりは世界史の一番最初にやってもいいくらいだと思う。。

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2012/06/02

興亡の世界史シリーズ17冊目。 これは面白かったー。明朝~近代までの中国を舞台に、時間と空間を越えて旅をするような気分を味わえる。現代における中華ナショナリズムとチベット問題等々、日本人としては興味を持たざるを得ない課題にも臆することなく真っ向から取り組んでいる。 色々思うと...

興亡の世界史シリーズ17冊目。 これは面白かったー。明朝~近代までの中国を舞台に、時間と空間を越えて旅をするような気分を味わえる。現代における中華ナショナリズムとチベット問題等々、日本人としては興味を持たざるを得ない課題にも臆することなく真っ向から取り組んでいる。 色々思うところはあったが1つ心に残ったのは、国民による主権と国境を定めた「国民国家」もやはり相対的なものであるということ。中国における「中華思想」はそういった西洋から輸入された「国民国家」と正面衝突して完膚無きまでに潰されたわけだけど、是非はともかくそういった国のあり方、可能性ということまでは否定するべきものではないと思った。 もしかしてもしかすると、民族と土地の新しい関わり方として、こういった歴史上の考え方もヒントになるのかもしれないな、と思った。

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2011/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまた面白かった。 中華の概念は清に依るところが大きいんだね-ようは朝貢関係で結ばれた曖昧な国境の概念-。それに伴う沖縄の扱い(および尖閣諸島の認識)。沖縄の二重支配っていうのは興味深い。本来は独立していたものを、片や朝貢の相手、片や藩の支配下と思いこんで---という。沖縄は第二次世界大戦後も日本とアメリカに翻弄されるわけだから、これはなかなか。

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2009/10/04

大学の授業での教科書。 清帝国の成立から衰退に至るまでの過程を、歴史上の事実および当時の思想を絡めて解説したもの。筆者が歴史学者でなく政治学者であるゆえか、その問題意識としては、当時の思想はどのようなものであったかということと、それが現在においてどのような影響を与えているかを探る...

大学の授業での教科書。 清帝国の成立から衰退に至るまでの過程を、歴史上の事実および当時の思想を絡めて解説したもの。筆者が歴史学者でなく政治学者であるゆえか、その問題意識としては、当時の思想はどのようなものであったかということと、それが現在においてどのような影響を与えているかを探ることであるようだ。 なるべく中立的(既存のイデオロギーや枠組みから自由であろうと言う意味で)な視点から、事実等を探ろうという姿勢はすばらしいと思うし、筆者が提示している解釈も一流のものなのであろう。個人的にその解釈に疑問を挟まなかった箇所がなかったわけではないが、筆者の解釈(評価)と、事実思想に関する筆者の認識をごっちゃにせずに読めば、現代の日中朝の関係の底流にある歴史的問題というのが把握できると思う。

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