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バカにならない読書術 の商品レビュー

3.3

40件のお客様レビュー

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2011/11/25

この新書は読書術についての本ですが、あまたある類書とはかなり違っています。 冒頭、このように書き出されることからもわかるように、本書は読書術の本としてあえて王道を選ばない。 本書は二部構成からなるが、第一部では、養老孟司が脳の働きという観点から読書や書物のことを話す。なかな...

この新書は読書術についての本ですが、あまたある類書とはかなり違っています。 冒頭、このように書き出されることからもわかるように、本書は読書術の本としてあえて王道を選ばない。 本書は二部構成からなるが、第一部では、養老孟司が脳の働きという観点から読書や書物のことを話す。なかなか目からウロコが落ちる内容である。 第二部は養老孟司ら三人によってAERA上で行われたテーマごとの本選びの鼎談。ブックガイドにもなる。 一部と二部の間には関連性がない。二部を書籍化するにあたって一部を書き加えたということだろう。

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2011/12/10

思春期の頃は有名な作家さんとか、ベストセラーの本を避け気味だった。特に意味はなかったんだけれど。たくさんの人が読む本はそれなりの理由があるんだから、普通に読めば良かったのに。と、今の自分は当時の自分にこう思う。

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2011/09/14

こどもは、読み聞かせなどよりも、外遊びなど活動性が高い方が字を早く覚え、読んだ本の理解も早いとのこと。なぜなら外で遊ぶことによって感覚が脳に入力され、演算し、運動で出力される。この回転によって脳の発達がすすむとのこと。うーん、むずかしい。ついついうちの子はテレビ任せです。

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2011/07/25

随筆。一部自分の知識不足でついて行けない部分があったが3人の個性あふれる感じられる。特にアメリカのアニメについては養老氏の辛口コメントはなかなか。

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2011/03/12

 デカルト・方法論序説・身体を動かすことの学習性・かな・漢字脳卒中による認識障害のパターン使っている脳の違い・漫画・出力の重要性

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2019/01/16

「虫は関節で会話する」という養老先生の説は、 素敵。 『存在の耐えられない軽さ』のところで、 【……ミラン・クンデラも母国語を使わず、フランス語で 執筆していた】 というような事実誤認は、編集者がきっちりチェックしましょう。

Posted byブクログ

2010/10/03

子供が文字をどれくらい早く覚えるか、ということと一番関係が深いのが外遊びの時間であることということに驚いた。読み聞かせの効用、ましてや英語の早期学習は効果がはっきりしていない、もしくはないことは知っていたのだが。昔から言われる「知育」「徳育」「体育」が大事なのですね。 また、下記...

子供が文字をどれくらい早く覚えるか、ということと一番関係が深いのが外遊びの時間であることということに驚いた。読み聞かせの効用、ましてや英語の早期学習は効果がはっきりしていない、もしくはないことは知っていたのだが。昔から言われる「知育」「徳育」「体育」が大事なのですね。 また、下記の言葉の意味を誤解していたことに気づいた。 「文武両道」:「論語」を読んだ結果が自らの行動になって出てきて戻るってこと。また「子供は親の背中を見て育つ」は親自身がj分でも見えないもの、気がついていない者を子供の方が気がついて育つって言う意味だったんですね。

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2010/07/04

[ 内容 ] 読書とは、脳を使った、運動だ! バカにならないためには、読書で、脳を揺さぶれ! 養老読書術の神髄がここに登場。 後半は、博覧強記の三粋人が、初めて、自らの愛読書と書の接し方を、明かした。 この本で、あなたの読書術が、ひっくり返る。 [ 目次 ] 第1部 「養老流」...

[ 内容 ] 読書とは、脳を使った、運動だ! バカにならないためには、読書で、脳を揺さぶれ! 養老読書術の神髄がここに登場。 後半は、博覧強記の三粋人が、初めて、自らの愛読書と書の接し方を、明かした。 この本で、あなたの読書術が、ひっくり返る。 [ 目次 ] 第1部 「養老流」本の読み方(「読み聞かせ」と子どもの脳 「読書脳」の仕組み 「唯我独尊」としての読書 「バカの壁」越える読書) 第2部 鼎談 バカにならないための本選び(米国がわかる本 価値観変える本 科学を楽しむ本 ミステリーと言えば 鴎外vs.漱石 勝手にノーベル文学賞 旅行記を手に… 京都でマンガ三昧 伝記は女が書く 太宰と安吾 居酒屋で哲学を 「時代小説」万歳 意外な詩人は… 唸る写真集…) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/06/23

この本との出会い: 「本読みたい!」って思っても、「どんな本を読んだらいいの?」って、思っちゃうんだよね。 養老さんの本はおもしろいでしょう、という信頼のもと、借りてみました。 概要: 第一部では、養老さんが「文武両道の意味わかってんのか?」「日本語読むと脳って活性してるんだぞ...

この本との出会い: 「本読みたい!」って思っても、「どんな本を読んだらいいの?」って、思っちゃうんだよね。 養老さんの本はおもしろいでしょう、という信頼のもと、借りてみました。 概要: 第一部では、養老さんが「文武両道の意味わかってんのか?」「日本語読むと脳って活性してるんだぞ」などなど「読書にまつわるいろいろ論」を展開。 第二部では、早稲田大学教授の池田清彦さん、そして作家の吉岡忍さんとの対談形式で「勝手にノーベル文化賞」などなど、テーマに沿っておすすめの本を紹介していく。 感想: 養老さんはおもしろいです。でも「バカの壁」「死の壁」とか読んでからのが楽しめるのかもしれません。「よーし本読むぞー」とか思ってたけど、「ただ本だけ読む」んじゃつまんないなぁと思わされます。 第2部のインテリトークはおもしろいけど、たまに話が流れてる感もあり?紹介されている本の中でも、読んでみたくなる本と、”???”な本が見つかります。 ぶっちゃけ: なんでみんながみんなそんなに本読んでるんだ、このインテリ3人組。笑いのツボがインテリすぎるわ!

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2010/03/15

「読書」というものを1つのキーワードとして、年配3人が好き勝手しゃべっているという感じの内容です。 読書術というよりは、読書の効用とか、読書とはそもそも何なのかとか、そういった点の方に重点が置かれているような気がします。 少なくとも、題名と内容はだいぶ離れているような気がします...

「読書」というものを1つのキーワードとして、年配3人が好き勝手しゃべっているという感じの内容です。 読書術というよりは、読書の効用とか、読書とはそもそも何なのかとか、そういった点の方に重点が置かれているような気がします。 少なくとも、題名と内容はだいぶ離れているような気がします。 読書のノウハウを知りたい人にはあまりおすすめしませんが、決して無名ではない3人が、読書に対してどのような思いを持っているかを知りたい人にはおすすめです。 「こういう人は、こういう思考をしているんだな」と、気づくところがあるのではないかと思います。 「相手が直接口にはしていないけれど、本当はこういう思いでいるのではないか、本当はこれを言いたいのではないか、と推測して、自分が出すべき言葉を探すわけです。新聞を読んでいても、同じです。新聞が記事で書いていないことは何か、そしてそれはなぜか、を考える」(p63)

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