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天下り酒場 の商品レビュー

3.6

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/08/01

昔、読んだことがあったもの。 人の欲や極端な部分にフォーカスした短編集。 フッと笑いたくなるけど、実際に起きると恐ろしくも感じる物語

Posted byブクログ

2024/05/03

かなり前に買って積読されていた本。 6篇の短編集。うち「ボランティア降臨」は世にも奇妙な物語で映像化されていたのを見た記憶がある(大竹しのぶが出てた)。 ゾッとするわけでもなく、ジーンとくるわけでもなく、全部「収まるところにおさまったな〜」的な感想になるわけだけど、話はすげえ面白...

かなり前に買って積読されていた本。 6篇の短編集。うち「ボランティア降臨」は世にも奇妙な物語で映像化されていたのを見た記憶がある(大竹しのぶが出てた)。 ゾッとするわけでもなく、ジーンとくるわけでもなく、全部「収まるところにおさまったな〜」的な感想になるわけだけど、話はすげえ面白い。良質のコント見てるような。25年ほど前の作品なので多少古さはあるけど、今ならまだ違和感なく読めるかな。好きなのは「ブラッシングエクスプレス」。

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2023/11/23

星をつける女、たわごとレジデンスの作者原宏一さんの短編集。現代の怖い話集。 今まで感じたことのないぞくっと感が味わえます。

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2023/11/22

原宏一先生が好きで読み漁ってます。 いろんなシチュエーションの使い回しで あらかた先が想像できてしまっていて少し物足りない感じがした。 テンポはいいのでスラスラ読めます 内容もわかりやすいです

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2023/06/04

ブラックユーモアを小気味よく効かせた短編小説。たまにはこういう暇つぶしに感覚で気軽によめる短編も良いですね。 短編内の構成は、ふとした縁で事業などを転換し、途中までうまくいくものの段々不穏な空気が漂い、失敗に終わるパターン。 他には最初から不穏なんだけど、それを深掘りしていくと以...

ブラックユーモアを小気味よく効かせた短編小説。たまにはこういう暇つぶしに感覚で気軽によめる短編も良いですね。 短編内の構成は、ふとした縁で事業などを転換し、途中までうまくいくものの段々不穏な空気が漂い、失敗に終わるパターン。 他には最初から不穏なんだけど、それを深掘りしていくと以外なことが判明して…というパターンなのかな。 いずれにせよ最後は、ちょっとホッとしたり「アレっ?」となったり、いろんな感覚が待っています。

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2023/03/30

本屋さんで平積みになっていたので読んでみた。 原宏一という作家、前に 「ヤッさん」って読んでたね。 印象に薄いので忘れてたけど。(^^;) ・天下り酒場 ・資格ファイター ・居間の盗聴器 ・ボランティア降臨 ・ブラッシング・エクスプレス ・ダンボール屋敷 の6話からなる短編集...

本屋さんで平積みになっていたので読んでみた。 原宏一という作家、前に 「ヤッさん」って読んでたね。 印象に薄いので忘れてたけど。(^^;) ・天下り酒場 ・資格ファイター ・居間の盗聴器 ・ボランティア降臨 ・ブラッシング・エクスプレス ・ダンボール屋敷 の6話からなる短編集。 風刺が効いてて、ブラックユーモア。 「世にも奇妙な物語」風で、気楽にサクッと読めちゃいます。 ただし、読了感も何もないですけどね。(^^;)

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2022/05/17

経営不振の割烹居酒屋『やすべえ』の店主ヤスは、 ある人物を雇って欲しいと常連客に頼まれた。 それはなんと、片倉という県庁の役人。居酒屋に 天下った片倉は元役人の事務能力を発揮、食材の 一元管理と仕入れの効率化で店を黒字に転じた。 勢いにのった片倉はヤスに店舗拡大を唱え始めるが…。

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2021/07/07

設定が秀逸! 天下り酒場が終わり、次の章に行った時点で?あれっと、、、。短編と知りませんでした。 次の展開を見たいと思いました。 一部展開が読める部分もありましたが、 ボランティア降臨の設定は、読み終えた後、なんとも言えず、、、、。何とも言えない感じが残り。すごいなと思いました。

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2021/04/26

なるほど奇想天外、社会風刺を込めた6編はいずれもユニークだ。各話の主人公たちは、突然すがってくる奇妙な他人あるいは家族に翻弄され痛い目に会う。もっとも、最初に受け入れること自体ありえんのだが、その強引さに読み手としても引き込まれる。あとがきによれば、どうやら書店員さんが発掘してP...

なるほど奇想天外、社会風刺を込めた6編はいずれもユニークだ。各話の主人公たちは、突然すがってくる奇妙な他人あるいは家族に翻弄され痛い目に会う。もっとも、最初に受け入れること自体ありえんのだが、その強引さに読み手としても引き込まれる。あとがきによれば、どうやら書店員さんが発掘してPOPで紹介し、世に評価された作家のようだ。こうした流れが本屋大賞の誕生へとつながったんだろう。ショートショートショートというには長めだし、作風は異なるんだけれど、この発想とうすらとぼけた結末は星新一を読み育った世代のものかもなぁ。

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2020/03/08

「床下仙人」を読んで、次が読みたくなった二作品目。社会風刺なのかなぁ、問題点をついた物語短編集だが、一つ一つが面白い。すべての作品が、思いつかない方向へむかう感じがよい。でもスパイスも効いている。

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