だいくとおにろく の商品レビュー
これ、おにろくさん何にも悪くないのよね。 橋をかけて、代償を要求して、それでも支払わない人に、仕方ないから代わりの条件を提示して、待ってあげて。 挙句の果てに消されるなんて。 橋は消えてないようだし…おにろくさん踏んだり蹴ったりですよ。 とっても有名な、そしてちょうどいい長さ...
これ、おにろくさん何にも悪くないのよね。 橋をかけて、代償を要求して、それでも支払わない人に、仕方ないから代わりの条件を提示して、待ってあげて。 挙句の果てに消されるなんて。 橋は消えてないようだし…おにろくさん踏んだり蹴ったりですよ。 とっても有名な、そしてちょうどいい長さの昔話です。 どの学年での読み聞かせでも使えます。
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「鬼」というキーワードが特に気になる2月。 最近利用するようになった図書館で目にして、その場でよんだ。 流れの速い大きな川に橋を架けることになった、名高い大工。 どうしようか川へ行くと、大きな鬼が現れて、目玉と引き換えに橋を架けると言う。 鬼の登場シーンは、どきどきもの。 運も実力のうち、でも適当なことは言わない方がいい。 名前を知られることは、魂の一部を捕まれること? そして、やっぱりいいなぁと、思わせてくれる、赤羽末吉さんの絵。 一通り作品をよんだら、赤羽さんについての美術関連の本も読んでみよう。
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私のこどものころによく読んでもらって、すでに諳んじている絵本。 実家より持ってきて読み聞かせる。 M5はすっかり気に入って何度も持ってきて何度も読んでる。 だけど、いつもだんだんと怖くなるようで徐々に私のそばに寄ってきて、最後は腕につかまりながら聞く。 「はやく、はやく、知ってるから。言うから!」ってせかすし。 間違えている名前を、周囲の人で言うのが面白いのになあ。 そんな余裕はないらしい。
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日本の昔話絵本は、なかなか良いのが見つからないが、このコンビだともう、間違いない。絵本のサイズ以上に大きく見える絵。明快な話の進み。飽きない。
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昔話です。 大工は流れの速い川の橋をかけるよう頼まれます。川へ行ってみると、鬼は、大工の目玉をくれるなら橋をかけてもいいと言います。大工が適当な返事をすると、鬼は立派な橋を作りました。そして、鬼の名前をあてれば、目玉のことは許してやってもいいと言います。大工は逃げる途中で、子守歌を聞きます。あくる日大工は鬼の名前あてようとします――。 絵に迫力があっていきいきしています。 昔話風で、色彩がきれい。 お話に勢いがあって、楽しんで読めます。 鬼をおちょくる大工は大したものだな、と思いました。 鬼も怖いはずなのにコミカルで面白いお話でした。
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イギリスの昔ばなし「トム・ティット・トット」やグリム童話の「ルンぺルシュティルツヒェン」と同じような名前あての昔話です。 いくつか違う名前を言うところは、子どももいっしょになって答えます。鬼が出てくるけど、人をおそったり、物を壊したりする場面はないので、小さい子も安心して聞けるお話です。赤羽末吉さんの絵も、昔話の世界に入りやすいです。 (あらすじ) 流れのはやい大きな川に、橋かけをたのまれた大工。川の流れをみて考えていると、鬼が出てきて「おまえの目玉よこしたら、おれが橋かけてやってもいいぞ」と言ってきた。大工はいい加減な返事をしたのだが、橋は出来上がっていた。鬼は目玉をよこさないのなら、名前をあてたら許してやってもいいと言ってきた。大工は逃げる途中で鬼の名前を聞いたので、当てることができた。悔しがりながら鬼は消えてしまった。
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流れの急な川に橋をかけることを頼まれた大工。突然現れた鬼に、目玉をよこせば橋をかけてやると言われるがさてどうする?短いながら起承転結があり、年中頃から楽しめる昔話。おはなし会にも。
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昔話らしい渋い感じの絵だが、色彩の美しさがある絵本。 流れの速い大きな川に橋を架けることを頼まれただいくと、その川にいる鬼との絶妙なやりとりおもしろさと、怖いものに対する意識と感じ方の教えを感じたようにな気がしました。「鬼が怖い!」と思っている子どもと一緒に絵本の中の世界を楽しん...
昔話らしい渋い感じの絵だが、色彩の美しさがある絵本。 流れの速い大きな川に橋を架けることを頼まれただいくと、その川にいる鬼との絶妙なやりとりおもしろさと、怖いものに対する意識と感じ方の教えを感じたようにな気がしました。「鬼が怖い!」と思っている子どもと一緒に絵本の中の世界を楽しんで、元気よく鬼退治を!!【幼児向け】
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川に橋をかけたい大工が困っていると鬼が現れ、大工の目玉と引き換えに橋をかけると言うが…。横長の絵本いっぱいに迫力のある鬼の絵が描かれていて、鬼と大工の押し問答にハラハラドキドキさせられます。4歳くらいから
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福音館書店/1962・6.1 再話:松居 直 絵:赤羽 末吉 ・オニの名をあてればゆるす”おにろく”
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