1,800円以上の注文で送料無料

そらいろのたね の商品レビュー

4.2

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/08

2y4m11d ひこうきと種を交換したゆうじ。 蒔いた種から水色の可愛いお家ができるメルヘンなお話。 息子はゆうじくーんと呼びかけていた。

Posted byブクログ

2024/04/03

 中川李枝子さんと大村(山脇)百合子さん姉妹による、1964年発表の本書は、爽やかなタイトルと結び付いた、夢のある楽しい展開の一方で、大人の私からは、中川さんの毅然とした、愛がある故の厳しさも感じられたことが、より印象深かった。  きつねの宝物である「そらいろのたね」と、彼が欲...

 中川李枝子さんと大村(山脇)百合子さん姉妹による、1964年発表の本書は、爽やかなタイトルと結び付いた、夢のある楽しい展開の一方で、大人の私からは、中川さんの毅然とした、愛がある故の厳しさも感じられたことが、より印象深かった。  きつねの宝物である「そらいろのたね」と、彼が欲しがった模型飛行機を交換してあげた男の子「ゆうじ」が、早速それを庭に埋めて、毎日水をあげていたら、土の中から出て来たのは、植物の芽ではなく家であり、しかもそれは次第に大きくなっていくにつれて、実際に住めるようになり、そこに様々な動物や鳥や子どもたちが遊びに来る中に、これまでの彼女らの作品、「いやいやえん」や「ぐりとぐら」のキャラクターも登場するといった、ファンならば大喜びするであろう、その大盤振る舞いの粋な計らいが、却って、この後に訪れる白けたムードを、より際立たせているのが、何とも私を切なくさせる。  おそらく、これが大人と大人が引き起こした物語であれば、実際に物は返しているし、本来は自分の物であるわけだから、世の中にはこのような人もいるんだという形を以て、このまま完結する可能性もあると思われるが、それを許さないのが、中川李枝子の持つ一つの作家性であり、人間性なのだと思った、それは「いやいやえん」でも感じられた、彼女が真剣に望む、子どもたちの未来像なのかもしれない。  勿論、単なる教訓ものとして、こういう人になってはいけませんよといった、やんわりとした意味合いもあるとは思われるが、私はそれだけとは思えなかった、そこに含まれていた思いは、人も動物も鳥も全てがありのままに共存していくための、ひとつの理想的世界の在り方を、その空色の家に託しているとともに、子どもたちにはそうした気持ちを持って大きくなってほしいといった、そんな願いが込められているような気がしてならず、それをゆうじの、どんな子どもも動物も鳥も分け隔てなく、変わらぬ気持ちで歓迎する姿に表していたのだと、私は思う。   そして、愛がある故の厳しさと書いたのは、そうした事をしてしまった者に対して、何かしらの罰則を与えるのではなく、現実をそっと教えてあげるだけの形にしているところにあり、こうした愛嬌のある「残念でした」的な終わり方には、中川さんの優しさを感じさせながらも、そこには彼女の望む世界の在り方に対して、決して妥協はしないといった揺るぎない強い意志も垣間見え、それが子どもたちへの温かい眼差しと重なって見えた、彼女の作家性に、私は何とも言えない、胸に迫るひしひしとしたものを感じられたのであった。

Posted byブクログ

2024/03/10

第一回読書会課題本 読んだ気になっていた本。 こんなに楽しい本だったんだ。企まない子ども心バンザイ。

Posted byブクログ

2024/01/21

こちらも懐かしい本(*^^*) 子ども向け「蜘蛛の糸」ような、なかなか教訓めいている内容ですが、とっても可愛くて登場人(動)物がいっぱいで楽しい絵本です♪

Posted byブクログ

2023/12/17

父親と交代読み。 娘は、たからものを交換できるゆうじくんがかっこいいなと言ってた。 絵の印象に比べ、教訓めいていて、愛が感じられない。逆にそこが興味深い。

Posted byブクログ

2023/08/21

チョッピり意地悪なきつねくんなんですが、 最後は、 チョッピりバチがあたって、目を回してのびちゃいます。そのあとどうなるのかなあ〜と考えるのも楽しいし、なんだか笑顔になれる一冊で、ずっと大好きな絵本です^ ^ ブックオフで、見つけると、ついつい買ってしまいます^ ^!!

Posted byブクログ

2023/09/15

これも「クッタラ」でこどものともの名作!と紹介されていたので購入。 ひこうきとたねを交換こと、いろんな動物やお兄さんお姉さんがお家に入ってるのが好きみたい。 あと、最後に大きな家が急に無くなっちゃうのが不思議で仕方ないみたい。 いずれその意味がわかるといいね。 https:...

これも「クッタラ」でこどものともの名作!と紹介されていたので購入。 ひこうきとたねを交換こと、いろんな動物やお兄さんお姉さんがお家に入ってるのが好きみたい。 あと、最後に大きな家が急に無くなっちゃうのが不思議で仕方ないみたい。 いずれその意味がわかるといいね。 https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=64

Posted byブクログ

2023/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2歳10ヶ月。 最後が少し悲しいというか教訓めいた感じがするが、子はこの絵本を気に入った様子。 よく見るとぐりとぐらがいたりするのが楽しいらしい。

Posted byブクログ

2023/06/05

5歳の娘が気に入った本。幼稚園でもオススメしていました。 図書館で借りて読みましたが、購入して手元に置いておこうと思いました。

Posted byブクログ

2023/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そらいろのたねから生まれたそらいろのいえが咲いて、どんどん大きくなって、動物や子供たちが集まってくる。 はじめにひよこ、次にねこが来たので、ドキッとしてしまった。ぐりとぐらまで…かわいい! 最後、きつねが欲を出したから、家は壊れてしまったのだろうか。

Posted byブクログ