りゅうのめのなみだ の商品レビュー
引っ越しの準備で図書館に行けなくなり、これは良い機会かもしれないと、少しの間、私の家に眠る本を読もうと思います。 「日本のアンデルセン」とも呼ばれ、地元の山形県には記念館もある、浜田広介(1893~1973年)さんは、その生涯に於いて約千編もの作品を書いた日本の児童文学の...
引っ越しの準備で図書館に行けなくなり、これは良い機会かもしれないと、少しの間、私の家に眠る本を読もうと思います。 「日本のアンデルセン」とも呼ばれ、地元の山形県には記念館もある、浜田広介(1893~1973年)さんは、その生涯に於いて約千編もの作品を書いた日本の児童文学の先駆け的存在だそうで、教科書に掲載されているもので思い出したのは『泣いた赤鬼』であるが、本書もそれと共通した、偏見を超えて共に生きることの大切さを唱えることで、謂れのない孤独がいかに辛いものであるのかを切実に訴えた内容なのだと思う。 また本書の場合、子どもの方から竜の元を訪れる展開が印象的で、その信念は母親から「わるふざけの 子は、だいきらい」と言われようが変わらぬ強さが、優しさの裏返しでもあることは、寝床で子どもがしくしくと泣きながら『ね、おかあさん、どうして、だれも、あの りゅうを、かわいがって やらないの』と言う場面からも感じられた、大人の見ているものと子どもの見ているものが決定的に異なる事態は、わるふざけをするつもりなど全くない、子どもが本気で竜のことを心配している証でもある。 そして、改めて私が思い知ったことは、よく子どもに対するしつけと称して、「悪い子には~が来るぞ」というような言い方をするけれども、おそらく「~」に入れられたものにとっては、たまったものではない、本当にその存在には凶悪な一面しかないのか? ということであり、そうした根拠のない言い方をするのは空想上の存在だからであろうが、それも一歩間違えると人間の個性に置き換えることができそうな、世界を色眼鏡で見てしまうきっかけともなりかねない恐れがあるのではないか。 そうした点からも、本書の子どものようなフラットな視点で物事を見る大切さというのは、子どもの無知とは異なる無垢な一面の素晴らしさもあって、かつて子どもだった大人にとって、気付かされることもあるのだと思う。 そんな子どもの無垢な愛らしさを描いた、いわさきちひろさんの水彩画は、その表情や仕種から醸し出す雰囲気だけではなく、まるで竜自身の持つ様々な心模様であるようにも思われた、竜の体に彩られた様々な色も含めて、何とも優しくて穏やかな気持ちにさせられる世界観であった。 その中でも最も印象的な絵に、竜に会いに山に向かった子どもが一日で辿り着けずに木の下で眠る場面があって、おそらく夜が明けたばかりの頃合いだと思うのだが、あどけない寝顔を見せる子どもの側に、小鳥が数羽寄り添ってきては鳴いて起こしてあげていて、その後ろにある木の陰からは、一匹のきつねが心配そうに顔を覗かせていて、子どもの目の前には綺麗な花々が可憐に咲いている、こうしたひとりぼっちではない慈愛に満ちた世界こそが、世の中の偏見を無くす鍵となるのであろうと思わずにはいられなかった、それは浜田さんにとっても、ちひろさんにとっても理想的な世界のあり方として、絵本ならではのメッセージを伴った一場面なのだろうと、私には感じられた。
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はやくも今年もあと1か月。そういえば今年の干支の本を読んでいないかも、と焦って手に取った一冊。 懐かしい、母の好きだったちひろの絵本。 このお話ってむかし話のアニメのあれかな。 山のどこかに大きな龍が隠れていると昔からいわれている国。 子どもが良くなくことをすると「そら りゅうが くる。いたずらっ子や わるい子を、りゅうは ねらって いるんだぞ。」なんて言って、皆んなは龍を恐れていました。 そんな中、ひとりの子どもが自分の誕生日に龍を招待すると言い出して。 いわさきちひろの透明な絵が、純粋な子どものまっさらさにピッタリで、このお話にはこの絵だなーって改めて思う。幼い頃からの刷り込みもあるかもだけれど。 最後にこれからも彼らが一緒にいられる未来を感じるのもホッとする。
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りゅうはきらわれていたけれども男の子は勇気をもって、りゅうに会いに行った。わたしだったらすこしこわがっちゃうな
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龍は日本で言ったら鬼とかなまはげ?みたいな存在なのかな。 でも子供の純粋な優しさに触れて子供の喜びのために生きようと姿まで変えた。 ねじれた心に光をさすのは真っ直ぐな心なんだな。 語彙力がないからなんだか変な文章書いてる。 自覚はあるんだけど、上手くまとめられない。もどかしい。
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1/26 辰年にちなんで読み聞かせた。 二年生の児童は、10分程度の読み聞かせを静かに聞いていた。 龍が船に変わるところを、中国にルーツがある子は特によろこんでいた。 児童にとっては龍が怖いものという設定に違和感を感じているようにも感じた。ヒックとドラゴンやドラゴンボールの神龍や...
1/26 辰年にちなんで読み聞かせた。 二年生の児童は、10分程度の読み聞かせを静かに聞いていた。 龍が船に変わるところを、中国にルーツがある子は特によろこんでいた。 児童にとっては龍が怖いものという設定に違和感を感じているようにも感じた。ヒックとドラゴンやドラゴンボールの神龍や諸々のゲームで出てくる龍から、英雄や仲間であったり強さの象徴のように捉えていて怖がるものではないのであろう。 話はよく聞けていたのだけど、はじめの設定にはしっくりきていないようであった。
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大人は子ども達にいい子にしていないと龍がくるよ と何かにつけて口にしていました。 そんな中、不思議な子がいるという話が聞こえてきました。 なんと,龍を怖がらない子供がいるというのです。 その不思議な子は誕生日に龍を呼びたいと母親にいいました。 ところが母親は怒ってしまいます。 そ...
大人は子ども達にいい子にしていないと龍がくるよ と何かにつけて口にしていました。 そんな中、不思議な子がいるという話が聞こえてきました。 なんと,龍を怖がらない子供がいるというのです。 その不思議な子は誕生日に龍を呼びたいと母親にいいました。 ところが母親は怒ってしまいます。 その子は龍を呼ぶために,龍がいるという山に向かいました。 誕生日に来て欲しいという男の子に,龍は涙をこぼして喜びます。 読み聞かせ時間は11分ちょっとです。
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「ふねになって、やさしいこどもをたくさんたくさんのせてやろう」 にほんむかしばなしのオープンニングを思い出した。一つの善意が次々と広がっていく様子は、真実の愛だと思う。(12分)#絵本 #絵本が好きな人とつながりたい #りゅうのめのなみだ #浜田広介 #いわさきちひろ #偕成社
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人間と龍の話大好きなんですけど、これは買いたい…(図書館で読んだので) 龍の泣きそうな表情にこっちがしんどくなる。いわさきさんの淡いタッチの絵がよく合ってる。 こういう話を読んでいると、同じ種族同士じゃなくても絆って結べるよね…と改めて人外と人間の話が好きになる。
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りゅうという恐れられている存在でみなが避けている。そんなかたくなにこころを閉ざしている人は、思いやりと優しさをもって接すれば、心を開いてくれる、そんなことを言っているような気がした。優しさは時として大きな力となるんだなと。 見た目や外見でその人を判断するのではなく、ちゃんと中身...
りゅうという恐れられている存在でみなが避けている。そんなかたくなにこころを閉ざしている人は、思いやりと優しさをもって接すれば、心を開いてくれる、そんなことを言っているような気がした。優しさは時として大きな力となるんだなと。 見た目や外見でその人を判断するのではなく、ちゃんと中身をみてあげることって大切だなーと思った。見た目で9割とかいう本もあるけれど、見た目もある程度大事だけれど、中身だよね。ま、不細工な人ともつきあったけれど、やっぱり毎日みるなら、ある程度の人がいいかもとか最近思う。イケメンだけしか認めないというのも行き過ぎていると思うけど。
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『りゅうのめのなみだ』 画のすばらしさに引き込まれるでしょう。 不思議な物語にぴったりの水彩の淡いタッチ。 (ちひろワールドにいらっしゃい END)
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