ことばあそびうた の商品レビュー
私が声に出して読んでいると、3歳の子どもがケタケタ笑う。 大人の私が読んでいても、響きも意味もなんか滑稽で面白い。 子どもは、『かっぱ』と『いるか』がお気に入りのよう。『いるか』の挿絵が、本当にイルカ居るか?居ないかイルカ?って感じで、それも面白い笑
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2024.11.19市立図書館 ぐっとひえこんでいよいよ冬だなという早朝、谷川俊太郎の訃報に接する。詩人・翻訳者として幅広い仕事があったが、私がいちばんさいしょにであった谷川俊太郎はたぶんマザーグーズの翻訳(堀内誠一の絵の)とこどものともやかがくのともの月刊絵本で、これは高校生ぐ...
2024.11.19市立図書館 ぐっとひえこんでいよいよ冬だなという早朝、谷川俊太郎の訃報に接する。詩人・翻訳者として幅広い仕事があったが、私がいちばんさいしょにであった谷川俊太郎はたぶんマザーグーズの翻訳(堀内誠一の絵の)とこどものともやかがくのともの月刊絵本で、これは高校生ぐらいになってから図書館で手にとった気がする。R.I.P. 早朝に訃報を聞いて、夕方図書館によったらもう追悼コーナーができていたので、二三借りてきてみた。 マザーグースの翻訳を手掛けるかたわら日本語のナンセンス詩の可能性を探ってうまれた本(と後のインタビューなどからわかっている)。ひらがなだけで、音やリズムのおもしろさを追求した作品15篇(「ののはな」「やんま」「き」「かっぱ」「うそつき きつつき」「ばか」「いるか」「だって」「さる」「ことこ」「うとてとこ」「すり」「十ぴきのねずみ」「たそがれ」「かぞえうた」)。瀬川康男さんの挿絵がすてきで、この挿絵のせいで現代の創作なのに伝承のわらべ唄のように感じられる。 子どもでもすぐにイメージがうかび楽しく諳んじられる「かっぱ」や「いるか」しかすぐには思い出せなかったが、今読めば「だって」「ばか」の音のあそびもおもしろい。「十ぴきのねずみ」で鶴見、近江、相模⋯と「◯◯み」の地名をつらねているのも印象深い。 これを見て、日本語の音でこんなふうにあそんでいいんだ、と発奮した人は多かったのではないだろうか、と思う。「さる・るるる」など五味太郎の言葉遊びも和田誠の言葉遊びもたぶんこのあたりが源流なのではないかしら?
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今の子どもに合うかどうかは置いておいて、瀬川康男の類稀な絵と天才的なことばあそび。一絵本として秀作。
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第105回アワヒニビブリオバトル まるごと1日茶源郷!抹茶アートとビブリオバトル テーマ「大人もこどもも楽しめる本」で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2023.10.29
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図書館本。小学一年生の息子の音読の宿題用に借りました。意外にウケた。慣れてくると自然とスピードアップしてきて、早口言葉あそびとしても楽しんでいました。
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なつかしい絵本です。今は大人になってしまったゆかいな仲間たちが子供だった頃、大声で読んでいました。最近ゆかいな仲間に新しく加わったチビラ君たちも大声で読んでくれたらいいなと思います。 紹介をブログに書きました。覗いてみてくださいね(笑)。 https://plaza.ra...
なつかしい絵本です。今は大人になってしまったゆかいな仲間たちが子供だった頃、大声で読んでいました。最近ゆかいな仲間に新しく加わったチビラ君たちも大声で読んでくれたらいいなと思います。 紹介をブログに書きました。覗いてみてくださいね(笑)。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202005290000/
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ひらがなだけで、読むだけでも一苦労するところが逆に読み聞かせに楽しい。最後の方のねずみの詩は音読するほど読んだ。
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以前パパ's絵本プロジェクトという、パパ達の読み聞かせで本作を知りました。男性の読み聞かせってすごい!その場をぐっと持っていくというか(語彙力不足すみません)場を飲み込む力があるというか。女性とはまた違った魅力があると思います。家でも読んでみましたが、上手くいかず。こと...
以前パパ's絵本プロジェクトという、パパ達の読み聞かせで本作を知りました。男性の読み聞かせってすごい!その場をぐっと持っていくというか(語彙力不足すみません)場を飲み込む力があるというか。女性とはまた違った魅力があると思います。家でも読んでみましたが、上手くいかず。ことばって、日本語って、おもしろい!が楽しめる素敵な作品だと思います。
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ひらがなばかりで少々読みづらい。 声に出して読みたい本。 歳を追うごとに活舌が悪くなっている気がするので、読めば改善されるかな。
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商品説明(amazon) 「ののはな」「かっぱ」「うそつききつつき」「うとてとこ」など軽快でおもしろい「ことばあそびうた」が15編収められた絵本。1973年の出版以来、多くの子どもたちに愛されてきた1冊で、続編として『ことばあそびうた また』がある。 はなののののはな はな...
商品説明(amazon) 「ののはな」「かっぱ」「うそつききつつき」「うとてとこ」など軽快でおもしろい「ことばあそびうた」が15編収められた絵本。1973年の出版以来、多くの子どもたちに愛されてきた1冊で、続編として『ことばあそびうた また』がある。 はなののののはな はなのななあに なずななのはな なもないのばな かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた かっぱなっぱかった かっぱなっぱいっぱかった かってきってくった このひらがなだけで書かれた「ことばあそびうた」のおもしろさは、声にだしてこそ。「ことばあそび」を覚えはじめるくらいの子どもになったなら、きっと何も言わずとも声にだして大騒ぎをするだろう。声の高さを変えて、リズムを変えて、いろいろな方法で楽しみたい。瀬川康男による絵も、谷川俊太郎の詩の世界をより深く私たちに感じ取らせてくれる。子どもだけでなく、大人も一緒になって日本語の美しい響きを楽しんでみたくなる。(小山由絵)
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